前場コメント No.5 JEH、菊池製作、スペースマーケ、TKP、ラクスル、クラレ、旭化成
★9:29 JEH-急落 上期最終益89%増 買い先行も手じまい売りに押される
Japan Eyewear Holdings<5889.T>が急落。同社は12日、25.1期上期(2-7月)の連結純利益は16.8億円(前年同期比89.2%増)だったと発表した。
金子眼鏡、フォーナインズともに、国内個人消費の回復やインバウンド需要の拡大により、店舗販売が引き続き堅調だった。
なお、株価は買いが先行したものの、手じまい売りに押され急落する展開となっている。
Japan Eyewear Holdings<5889.T>が急落。同社は12日、25.1期上期(2-7月)の連結純利益は16.8億円(前年同期比89.2%増)だったと発表した。
金子眼鏡、フォーナインズともに、国内個人消費の回復やインバウンド需要の拡大により、店舗販売が引き続き堅調だった。
なお、株価は買いが先行したものの、手じまい売りに押され急落する展開となっている。
★9:32 菊池製作所-急落 1Q最終赤字拡大 減損損失計上が響く
菊池製作所<3444.T>が急落。同社は12日、25.4期1Q(5-7月)の連結純損益は3.2億円の赤字(前年同期は1.7億円の赤字)だったと発表した。
連結子会社であるイームズロボティクスならびにWALK-MATE LABが保有する固定資産について、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、将来の回収可能性を検討した結果、帳簿価額を回収可能価額まで減損処理することとし、特別損失に減損損失3200万円を計上したことなどが響いた。
菊池製作所<3444.T>が急落。同社は12日、25.4期1Q(5-7月)の連結純損益は3.2億円の赤字(前年同期は1.7億円の赤字)だったと発表した。
連結子会社であるイームズロボティクスならびにWALK-MATE LABが保有する固定資産について、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、将来の回収可能性を検討した結果、帳簿価額を回収可能価額まで減損処理することとし、特別損失に減損損失3200万円を計上したことなどが響いた。
★9:32 スペースマーケット-ストップ高 TKPが大株主に浮上 保有割合は21.22%
スペースマーケット<4487.T>がストップ高。同社について、ティーケーピー<3479.T>が大株主に浮上した。9月12日受付分の大量保有報告書(5%ルール)で判明した。保有割合は21.22%となっている。
同日配信された日本経済新聞電子版の記事によれば、同社はTKPの持ち分法適用会社になったもよう。TKPはスペースマーケットのシステムを使い、小規模の貸会議室の予約から決済までをオンラインで完結できるようにするほか、小規模レンタルスペースの運営をスペースマーケットに委託することも視野に入れるとしている。
株価はシナジーに期待した買いが優勢となっている。
スペースマーケット<4487.T>がストップ高。同社について、ティーケーピー<3479.T>が大株主に浮上した。9月12日受付分の大量保有報告書(5%ルール)で判明した。保有割合は21.22%となっている。
同日配信された日本経済新聞電子版の記事によれば、同社はTKPの持ち分法適用会社になったもよう。TKPはスペースマーケットのシステムを使い、小規模の貸会議室の予約から決済までをオンラインで完結できるようにするほか、小規模レンタルスペースの運営をスペースマーケットに委託することも視野に入れるとしている。
株価はシナジーに期待した買いが優勢となっている。
★9:35 ラクスル-急落 今期最終益は下限16%減見込む 前期は59%増
ラクスル<4384.T>が急落。同社は12日、25.7期通期の連結純利益予想を17.8億円(前期比16.0%減)から22.8億円(同7.6%増)のレンジに、年間配当予想を2.3円(前期は1.7円)にすると発表した。
総利益率や販管費率といった収益性を維持・改善しつつ、投資機会を見極め効率的な投資を連続的に行うことで、企業価値の最大化を図る方針だとしている。
24.7期通期の連結純利益は21.2億円(前の期比59.4%増)だった。主力のラクスルセグメントにおいて、ラクスルエンタープライズが導入企業社数2000社を突破するなど既存事業が好調だったほか、連続的なM&Aによる拡張も実現したとしている。
なお、株価は減益含みのレンジ見通しが嫌気されて、売りが優勢となっている。
ラクスル<4384.T>が急落。同社は12日、25.7期通期の連結純利益予想を17.8億円(前期比16.0%減)から22.8億円(同7.6%増)のレンジに、年間配当予想を2.3円(前期は1.7円)にすると発表した。
総利益率や販管費率といった収益性を維持・改善しつつ、投資機会を見極め効率的な投資を連続的に行うことで、企業価値の最大化を図る方針だとしている。
24.7期通期の連結純利益は21.2億円(前の期比59.4%増)だった。主力のラクスルセグメントにおいて、ラクスルエンタープライズが導入企業社数2000社を突破するなど既存事業が好調だったほか、連続的なM&Aによる拡張も実現したとしている。
なお、株価は減益含みのレンジ見通しが嫌気されて、売りが優勢となっている。
★9:37 クラレ-大和が目標株価を引き上げ 来期は営業利益1000億円の大台乗せを予想
クラレ<3405.T>が続伸。大和証券では、来期は営業利益1000億円の大台乗せを予想。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は1800円→2200円に引き上げた。
大和では、通期の営業利益を910億円(Y/Y21%増、同155億円増)と過去最高益を予想。増益の主因は機能材料とイソプレンと指摘。前者はメディカルや活性炭の増販効果、メタアクリルの赤字縮小が見込まれるという。後者はタイ製品拡販による赤字縮小を想定。ビニアセは通期でY/Y微増益を予想。下期は光学フィルムが上期比で減速しようが、EVOHの販売が持ち直す見通し。来25/12期は営業利益1020億円(Y/Y12%増)と1000億円の大台乗せを予想している。
クラレ<3405.T>が続伸。大和証券では、来期は営業利益1000億円の大台乗せを予想。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は1800円→2200円に引き上げた。
大和では、通期の営業利益を910億円(Y/Y21%増、同155億円増)と過去最高益を予想。増益の主因は機能材料とイソプレンと指摘。前者はメディカルや活性炭の増販効果、メタアクリルの赤字縮小が見込まれるという。後者はタイ製品拡販による赤字縮小を想定。ビニアセは通期でY/Y微増益を予想。下期は光学フィルムが上期比で減速しようが、EVOHの販売が持ち直す見通し。来25/12期は営業利益1020億円(Y/Y12%増)と1000億円の大台乗せを予想している。
★9:37 旭化成-MSMUFGが目標株価を引き上げ 中期的にはLiBセパレータの積極投資が重し
旭化成<3407.T>が反落。モルガン・スタンレーMUFG証券では、中期的にはLiBセパレータの積極投資が重しと指摘。投資判断は「Equal-weight」を継続、目標株価を1150円から1200円に引き上げた。
モルガン・スタンレーでは、24-26年度OP予想を増額するが、25・26年度はコンセンサスを下回ると考えている。LiB用セパレータの中期利益成長シナリオに対する確度高まりが必要という。25年度予想ベースのP/Eは12倍程度、同P/Bは0.7倍程度(ROEは6%程度)と割安感に欠けると指摘している。
旭化成<3407.T>が反落。モルガン・スタンレーMUFG証券では、中期的にはLiBセパレータの積極投資が重しと指摘。投資判断は「Equal-weight」を継続、目標株価を1150円から1200円に引き上げた。
モルガン・スタンレーでは、24-26年度OP予想を増額するが、25・26年度はコンセンサスを下回ると考えている。LiB用セパレータの中期利益成長シナリオに対する確度高まりが必要という。25年度予想ベースのP/Eは12倍程度、同P/Bは0.7倍程度(ROEは6%程度)と割安感に欠けると指摘している。
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