前場コメント No.9 OLC、巴工業、フルヤ金属、カラダノート、ispace、大盛工業

2024/09/13(金) 11:30
★10:48  OLC-野村が目標株価引き下げ 舞浜駅の動向考慮し予想を下方修正
 オリエンタルランド<4661.T>が反落。野村証券では、舞浜駅の動向を考慮し予想引き下げ。レーティングは「Neutral」を継続し、目標株価を5100円→4600円に引き下げた。

 野村では、8月までの舞浜駅の動向を踏まえ業績予想を下方修正。同社の入園者数は舞浜駅の改札収入に近いトレンドとなる傾向があるが、改札収入は7月が前年同月比3%増、8月が同8%減と弱いと指摘。6月にファンタジースプリングスを開業したものの、猛暑や台風の影響が入園者数の下押しに寄与したとみている。猛暑影響は来年以降も想定されることから、中長期見通しを引き下げるとしている。

★10:56  巴工業-底堅い 3Q累計営業益34%増 各種事業が堅調
 巴工業<6309.T>が底堅い。同社は12日、24.10期3Q累計(11-7月)の連結営業利益は38.7億円(前年同期比34.0%増)だったと発表した。機械製造販売事業、化学工業製品販売事業がともに売上高が伸長したことが寄与した。

★10:56  フルヤ金属-野村が目標株価を引き上げ 需要拡大見通しで設備増強
 フルヤ金属<7826.T>が小幅高。野村証券では、需要拡大見通しで設備増強と指摘。投資評価は「Buy」を継続し、目標株価は5267円→5300円に引き上げた。

 野村では、需要拡大見通しを受けて26.6期にかけて各分野で設備増強予定である点に注目。25.6期末に向けては、(1)水電解装置向け触媒、(2)リフレクター製造設備増強が、26.6期末にかけては、(3)半導体向け熱電体と、(4)各種スパッタリング用粉末の製造設備増強が予定されているという。24.6期4Qの各セグメント動向を踏まえ、25.6期以降OLED向けイリジウム化合物やHD向けルテニウムターゲットの回復基調、シンチレータ向けイリジウムるつぼも好調が続くとみて野村予想を増額修正している。

★11:00  カラダノート-大幅続伸 住宅マッチングサイト運営の新大陸と業務提携
 カラダノート<4014.T>が大幅続伸。同社は12日、住宅マッチングサイトの運営などを行う新大陸(静岡県浜松市)と業務提携したと発表した。

 今回の提携では、新大陸を通じて全国の工務店・住宅会社に向け、子育て世代の家づくりをサポートする同社サービス「かぞくのおうち」を紹介する。同社のライフイベントデータに基づいたユーザーと住宅会社とのマッチング支援という両社の強みを生かし、住宅会社への支援をさらに強化するとしている。

★11:04  ispace-大幅反発 ミッション2の打ち上げを「最速2024年12月」と発表
 ispace<9348.T>が大幅反発。同社は12日、民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション2の打ち上げを最速2024年12月に予定していると発表した。
 
 ミッション2の目的は、ミッション1で得た成果を踏まえた、ランダーの設計・技術、および月面輸送サービス・月面データサービスの提供という事業モデルのさらなる検証と強化だという。同社が中長期的にめざすシスルナ経済圏の構築を推進する上で重要施策となる、資源探査の初期的な取り組みを、自社開発のTENACIOUS(テネシアス)ローバー(月面探査車)を用いて実施するとしている。

★11:06  大盛工業-反落 今期営業益26%減見込む 前期は38%増
 大盛工業<1844.T>が反落。同社は13日11時、25.7期通期の連結営業利益予想を4.6億円(前期比26.3%減)に、年間配当予想を10円(前期は10円)にすると発表した。

 主力の建設事業において、前期に続き受注工事の施工日数の短縮、工事コスト削減などの工事利益増加に向けた取り組みを継続する。収益基盤の拡大に向けた新たな土木事業分野における受注にも取り組むとしている。

 24.7期通期の連結営業利益は6.2億円(前の期比37.7%増)だった。完成工事総利益増加に向けた工事施工日数の短縮、工事コスト削減などの徹底を継続した。この結果、小幅な減収となったものの、各利益は増加した。


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