前場コメント No.5 電算、パイオラックス、イズミ、セルシス、三機S、マニー

2024/09/19(木) 11:30
★9:12  電算-反発 上期営業損益を上方修正 一転黒字へ
 電算<3640.T>が反発。同社は18日、25.3期上期(4-9月)の連結営業損益予想を従来の2.1億円の赤字から2.0億円の黒字(前年同期比2.1倍)に上方修正すると発表した。
 
 公共、産業分野ともに下期に売り上げ予定であった案件で前倒しになったものがあることや、公共分野において、定額減税補足給付金(調整給付)への対応を新たに受注したことなどを踏まえた。

 なお、国が定める標準仕様に準拠した総合行政情報システム「Reams」の研究開発を継続するとともに、下期よりこのシステムへの移行に向けた対応が集中することなど、今後の見通しについて、不確定な状況であることから、通期の業績予想は据え置くとしている。

★9:12  パイオラックス-3日続伸 シティインデックスイレブンスが同社株買い増し 保有割合6.21%→7.36%
 パイオラックス<5988.T>が3日続伸。同社について、シティインデックスイレブンスが保有株を買い増した。9月18日受付分の変更報告書(5%ルール)で判明した。保有割合は6.21%→7.36%となっている。

★9:23  イズミ-大和が投資判断を引き下げ 消費の2極化への対応の成果がみられていくか否かに注目
 イズミ<8273.T>が軟調。大和証券では、消費の2極化への対応の成果がみられていくか否かに注目。投資判断を「1(買い)」→「2(アウトパフォーム)」に引き下げ、目標株価は4700円→4500円に引き下げた。

 大和では、24年度1Q決算(システム障害の影響で延期)などを踏まえ、業績予想を減額した。システム障害影響や西友の九州事業の寄与を反映。24年度はシステム障害影響が大きいとしながらも、営業利益は会社計画超過すると見込む。25年度以降の利益水準は従来予想比で低下するも増益が続くと見込んでいる。今後は課題としていた消費の2極化(特に節約志向)への対応の成果がみられていくか否かに注目。下期の回復動向を注視する必要があるも、今後は25年度の利益成長が意識されるとみている。中期的には九州西友サニー承継に伴う、連結全体のスーパー事業の業績改善にも注目している。

★9:24  セルシス-急騰 9月25日付で東証プライムに市場変更
 セルシス<3663.T>が急騰。同社は18日、東京証券取引所の承認を受け、9月25日付けで、現行の東証スタンダード市場から同プライム市場へ上場区分を変更すると発表した。

★9:25  三機サービス-4日ぶり反発 医療機器および付帯設備に関するメンテナンス事業に参入
 三機サービス<6044.T>が4日ぶり反発。同社は18日、同社が保有する機器メンテナンスの技術と経験を生かし、新たに「医療機器および付帯設備に関するメンテナンス事業」に参入すると発表した。
 
 同事業は、健康寿命の増進および高齢化が進む日本国において、安定的かつ拡大余地の大きな市場であると認識しているという。同事業は、介護や理美容といった業界とも親和性が高いほか、将来的に多様な収益構造のもとでの事業展開も見込むことができ、同社の事業基盤拡大と企業価値の向上、そして社会的な貢献に資するものと考えているとしている。

★9:40  マニー-SMBC日興が投資評価を引き下げ 巡航速度入する中、新製品販売に遅れ
 マニー<7730.T>が小幅安。SMBC日興証券では、巡航速度入する中、新製品販売に遅れと指摘。投資評価は「1(アウトパフォーム)」→「2(中立)」に引き下げ、目標株価は2800円→2100円に引き下げた。

 症例回復によるアイレス針の好調な需要増が業績を牽引した局面から、成長が巡航速度入りする局面に移行しつつあると指摘。5ヵ年営業利益成長率は旧12%(23/8~28/8 期)→新 8%(24/8~29/8期)と予想。新製品販売の遅れ、唐突なマネジメント変更はプレミアム剥落リスクであり、中長期の事業ポテンシャルは依然大きいが、今後の成長率、エクゼキューション力への不透明感などが要因という。


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