前場コメント No.6 トヨタ、住友林、三菱ガス、レゾナックＨＤ、東京海上、任天堂
★9:42 トヨタ－急騰 1ドル143円台まで円安進行 自動車株に買い
トヨタ自動車<7203.T>が急騰。為替市場における円安の進行が好感されている。
米連邦準備理事会（FRB）が18日まで開いた米連邦公開市場委員会（FOMC）で0.5％の利下げを決定した。発表およびその後のパウエルFRB議長の会見を受けて、為替相場は乱高下したものの、事前の報道などから大幅利下げをある程度織り込んでいたこともあり、足もとでドル円は143円台まで円安方向に振れている。
円安を受け、同社のほか、日産自動車<7201.T>、三菱自動車<7211.T>、ＳＵＢＡＲＵ<7270.T>など自動車株に買いが入っている。
トヨタ自動車<7203.T>が急騰。為替市場における円安の進行が好感されている。
米連邦準備理事会（FRB）が18日まで開いた米連邦公開市場委員会（FOMC）で0.5％の利下げを決定した。発表およびその後のパウエルFRB議長の会見を受けて、為替相場は乱高下したものの、事前の報道などから大幅利下げをある程度織り込んでいたこともあり、足もとでドル円は143円台まで円安方向に振れている。
円安を受け、同社のほか、日産自動車<7201.T>、三菱自動車<7211.T>、ＳＵＢＡＲＵ<7270.T>など自動車株に買いが入っている。
★9:49 住友林業－3日続伸 米8月住宅着工件数が市場予想上回る 米住宅関連に買い
住友林業<1911.T>が3日続伸。8月の住宅着工件数が前月比9.6％増の135万6000件（季節調整済み、年率換算）と、市場予想を上回ったことが好感されている。
19日の日本経済新聞電子版報道によれば、4月以来、4カ月ぶりの高水準に上昇したようだ。ローン金利低下に加え、前月のハリケーン「ベリル」からの回復によるものとみられている。
同社は米国の住宅事業に注力しており、好調な住宅動向を受けて買いが優勢となっている。住宅向け塩化ビニル樹脂を手がける信越化学工業<4063.T>は、本日付けの日本経済新聞朝刊に社長インタビューが掲載されたことも材料視されて大幅高となっている。積水ハウス<1928.T>も高い。
住友林業<1911.T>が3日続伸。8月の住宅着工件数が前月比9.6％増の135万6000件（季節調整済み、年率換算）と、市場予想を上回ったことが好感されている。
19日の日本経済新聞電子版報道によれば、4月以来、4カ月ぶりの高水準に上昇したようだ。ローン金利低下に加え、前月のハリケーン「ベリル」からの回復によるものとみられている。
同社は米国の住宅事業に注力しており、好調な住宅動向を受けて買いが優勢となっている。住宅向け塩化ビニル樹脂を手がける信越化学工業<4063.T>は、本日付けの日本経済新聞朝刊に社長インタビューが掲載されたことも材料視されて大幅高となっている。積水ハウス<1928.T>も高い。
★9:50 三菱ガス化学－ＭＳＭＵＦＧが目標株価を引き上げ 半導体材料の中期的な成長に期待
三菱ガス化学<4182.T>が堅調。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、半導体パッケージ基板材料や、半導体洗浄用ICケミカルの中期的な成長に期待。投資判断は「Overweight」を継続し、目標株価を3600円から3800円に引き上げた。
モルガン・スタンレーでは、25/3期以降の営業利益予想を増額。機能化学品セグメント内では、半導体パッケージ基板材料、半導体洗浄用ICケミカル、スマートフォンのカメラレンズ材料が好調と指摘している。追加の株主還元にも期待している。費用処理方法の変更により、25/3期は26/3期以降の定期修理費用の引当を含んでいることで、26/3期以降の営業利益は増加しやすい点を指摘している。
三菱ガス化学<4182.T>が堅調。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、半導体パッケージ基板材料や、半導体洗浄用ICケミカルの中期的な成長に期待。投資判断は「Overweight」を継続し、目標株価を3600円から3800円に引き上げた。
モルガン・スタンレーでは、25/3期以降の営業利益予想を増額。機能化学品セグメント内では、半導体パッケージ基板材料、半導体洗浄用ICケミカル、スマートフォンのカメラレンズ材料が好調と指摘している。追加の株主還元にも期待している。費用処理方法の変更により、25/3期は26/3期以降の定期修理費用の引当を含んでいることで、26/3期以降の営業利益は増加しやすい点を指摘している。
★10:04 レゾナックＨＤ－ＭＳＭＵＦＧが目標株価を引き上げ 先端半導体材料の 中期的な成長に期待
レゾナック・ホールディングス<4004.T>が大幅続伸。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、先端半導体パッケージ材料の 中期的な成長に期待。投資判断は「Overweight」を継続し、目標株価を4300円から4600円に引き上げた。
モルガン・スタンレーでは、2Q営業利益は190億円と予想120億円を大きく上回って着地した点に注目。3Q以降の為替前提を150円/ドルから145円/ドルに修正した。1円/ドルの円高は、年間営業利益10億円の減益要因という。一方、半導体・電子材料セグメントが従来想定以上に好調であり、24/12期営業利益500億円から670億円に増額した。
レゾナック・ホールディングス<4004.T>が大幅続伸。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、先端半導体パッケージ材料の 中期的な成長に期待。投資判断は「Overweight」を継続し、目標株価を4300円から4600円に引き上げた。
モルガン・スタンレーでは、2Q営業利益は190億円と予想120億円を大きく上回って着地した点に注目。3Q以降の為替前提を150円/ドルから145円/ドルに修正した。1円/ドルの円高は、年間営業利益10億円の減益要因という。一方、半導体・電子材料セグメントが従来想定以上に好調であり、24/12期営業利益500億円から670億円に増額した。
★10:04 東京海上ＨＤ－大幅続伸 米長期金利が3.7％台に上昇 銀行・保険が高い
東京海上ホールディングス<8766.T>が大幅続伸。米長期金利の上昇などが好感されている。
きのうの米国市場では、米連邦準備理事会（FRB）が米連邦公開市場委員会（FOMC）で0.5％の利下げ決定し、その後にパウエルFRB議長による会見が開かれた。この間に、為替や長期金利が乱高下したものの、今後の利下げペースは緩やかになるとの見方が拡大。最終的に米10年債利回りは上昇し、3.7113％（前日比+0.069％）で終えた。本日の国内債券市場においても、10年債利回りは足元0.845％（前日+0.025％）となっている。
日米の長期金利上昇による収益増加の期待から、銀行・保険株が買われている。三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ<8306.T>、コンコルディア・フィナンシャルグループ<7186.T>、ＭＳ＆ＡＤインシュアランスグループホールディングス<8725.T>なども高い。
東京海上ホールディングス<8766.T>が大幅続伸。米長期金利の上昇などが好感されている。
きのうの米国市場では、米連邦準備理事会（FRB）が米連邦公開市場委員会（FOMC）で0.5％の利下げ決定し、その後にパウエルFRB議長による会見が開かれた。この間に、為替や長期金利が乱高下したものの、今後の利下げペースは緩やかになるとの見方が拡大。最終的に米10年債利回りは上昇し、3.7113％（前日比+0.069％）で終えた。本日の国内債券市場においても、10年債利回りは足元0.845％（前日+0.025％）となっている。
日米の長期金利上昇による収益増加の期待から、銀行・保険株が買われている。三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ<8306.T>、コンコルディア・フィナンシャルグループ<7186.T>、ＭＳ＆ＡＤインシュアランスグループホールディングス<8725.T>なども高い。
★10:07 任天堂－続伸 「パルワールド」開発のポケットペアを特許権侵害で提訴
任天堂<7974.T>が続伸。同社は19日、ポケモンと共同で、18日に、ポケットペア（東京都品川区）に対する特許権の侵害訴訟を東京地方裁判所に提起したと発表した。
同訴訟は、ポケットペアが開発・販売するゲーム「Palworld/パルワールド」が複数の特許権を侵害しているとして、侵害行為の差止および損害賠償を求めるものだとしている。
任天堂<7974.T>が続伸。同社は19日、ポケモンと共同で、18日に、ポケットペア（東京都品川区）に対する特許権の侵害訴訟を東京地方裁判所に提起したと発表した。
同訴訟は、ポケットペアが開発・販売するゲーム「Palworld/パルワールド」が複数の特許権を侵害しているとして、侵害行為の差止および損害賠償を求めるものだとしている。
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