後場コメント No.2 レゾナックHD、エクサウィザー、楽天G、豊田合、ジモティー、マクドナルド

2024/09/19(木) 15:01
★12:55  レゾナックHD-大幅続伸 先端半導体パッケージ向け仮固定フィルムと剥離プロセスを開発
 レゾナック・ホールディングス<4004.T>が大幅続伸。同社は19日、傘下のレゾナックが、半導体デバイスの製造工程(前工程)や半導体パッケージング工程(後工程)において、ウエハなどをガラスなどのキャリアに一時的に固定するための仮固定フィルム、およびその剥離プロセスを新たに開発したと発表した。
 
 同技術は、一般的なレーザー照射に比べ、短時間、かつ「すす」のような異物を出さずに剥離できるクリーンな技術であり、日本、米国、韓国、中国、台湾地域で、特許を取得しているという。同社は、新規仮固定プロセスの構築をともに進めていける開発パートナーを探すとともに、新規仮固定フィルム、およびその剥離プロセスの市場展開をめざすとしている。

★12:58  エクサウィザーズ-急騰 関電系に提供したAIモデルが本格稼働 系統用蓄電池の運用で
 エクサウィザーズ<4259.T>が急騰。同社は18日、関西電力<9503.T>グループのE-Flow合同会社に提供したAIモデルが本格稼働したと発表した。

 このAIモデルは、系統用蓄電池の電力を最適に取引する条件を算出する。今回、E-Flowのシステムが複数の電力市場を対象とする運用を開始し、最終的に3つの電力市場での運用を計画している。多種多様なビッグデータを考慮したうえで日々の市場への入札案を作成し、最適な条件で取引できることが期待されるとしている。

★13:03  楽天G-SBIが目標株価引き下げ モバイル事業の改善に期待
 楽天グループ<4755.T>が続伸。SBI証券では、モバイル事業の改善に期待。投資判断「買い」を継続、目標株価を1600円→1363円と引き下げた。

 SBIでは、参照企業バリュエーションの変化などにより目標株価を修正するが、投資判断は「買い」を継続。楽天モバイルの業績改善への信認が高まればさらなる株価上昇も期待されるとみている。カタリストは楽天モバイルのARPU上昇と赤字縮小の加速。ダウンサイドリスクは、楽天モバイルの失速、フィンテック事業の減速などと指摘している。

★13:10  豊田合成-続伸 インド南部でセーフティシステム製品・内外装部品の工場を新設
 豊田合成<7282.T>が続伸。同社は19日13時、インドにおける自動車生産の拡大に対応するため、カルナタカ州ハロハリに工場を新設すると発表した。投資額は約35億円。
 
 新工場は、主要顧客である日系カーメーカーの生産能力の拡大に伴い、需要が伸びるエアバッグやハンドルなどのセーフティシステム製品とコンソールボックスなどの内外装部品の生産を2026年から開始する予定だとしている。

★13:11  ジモティー-反発 兵庫県猪名川町とリユースに関する協定締結
 ジモティー<7082.T>が反発。同社は19日13時、兵庫県猪名川町とリユースに関する協定を締結し、ごみ減量に向けたリユース啓発を実施すると発表した。

 同社は全国で183カ所の自治体とリユースに関する協定を締結しており、今回の取り組みは兵庫県内での事例としては11例目になるとしている。

★13:17  マクドナルド-岩井コスモが新規「A」 成長を続ける同社に注目
 日本マクドナルドホールディングス<2702.T>がもみ合い。岩井コスモ証券では、成長を続ける同社に注目。投資判断を新規「A」、目標株価を7550円でカバレッジを開始した。

 岩井コスモでは、原材料価格をはじめエネルギーコスト、人件費などが上昇する厳しい事業環境においても、圧倒的なブランド力、様々な食事シーンに対応したメニュー提案、店舗・デジタル・人への積極的な投資により成長を続ける同社に注目。業績についても今期過去最高益の更新に期待するとしている。


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