前場コメント No.9 ACSL、LTS、住友化、ウイングアーク、SMC、PSS

2024/09/20(金) 11:30
★10:25  ACSL-続伸 愛媛県西条市と災害時の支援活動などに関する協定締結
 ACSL<6232.T>が続伸。同社は20日10時、19日に愛媛県西条市とドローンを活用した災害時などにおける支援活動などに関する協定を締結したと発表した。
 
 同協定に基づき、災害発生時におけるドローンを活用した被災現場などの状況把握や捜索、物資運搬のほか、平時における防災活動やドローン活用のための人材育成について、支援を行うしている。

★10:27  LTS-6日続伸 「大学発スタートアップにおける経営人材確保支援事業」の事業開始
 エル・ティー・エス<6560.T>が6日続伸。同社は20日10時、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が実施する、2024年度「大学発スタートアップにおける経営人材確保支援事業」に採択され、同日から事業を開始したと発表した。
 
 同社は中四国地方の大学の技術シーズと全国の経営人材をマッチングし、大学発スタートアップの創出・成長をめざすとしている。

★10:33  住友化学-SMBC日興証券が目標株価引き上げ 経営施策の進展加速を評価
 住友化学<4005.T>が続伸。SMBC日興証券では、経営施策の進展加速を評価。投資評価は「2(中立)」を継続し、目標株価を320円→420円に引き上げた。

 大和は業績予想を更新。25.3期1Q決算では、ディスプレイ材料を中心に、想定以上の業績の回復が示され好印象とした。決算以降に公表されたペトロ・ラービグ株の一部売却、MMA(メタクリル酸メチル)の生産能力削減、住友ベークライト株の一部売却から、経営施策の進展が加速していると感じている。このような変化を踏まえ、目標株価を引き上げたとしている。

★10:46  ウイングアーク-4日続伸 AIプラットフォーム「dejiren」を提供開始
 ウイングアーク1st<4432.T>が4日続伸。同社は19日、同社が開発する主要製品全てに生成AIを適応すると発表した。併せて、これまでコミュニケーションプラットフォームとして提供してきた「dejiren(デジレン)」について、AIプラットフォームとして大幅に機能を刷新し、大規模言語モデル(LLM)のインターフェースとして提供を開始することも発表した。

 定型・非定型帳票のOCR処理や、各種サービスとの連携を皮切りに、さまざまなSaaSとの連携を図りながら、データ処理ごと(OCR・画像・音声解析)に最適な生成AIモデルを組み込んだ機能を2024年11月より順次提供するという。
 
 ユーザーは各プロジェクトや業務内容に応じて適切なLLMを個別に選択・契約する必要が不要になり、「dejiren」を通じて自動的に最適なLLMを組み合わせた業務のデジタル化・DXを実現できるようになるとしている。

★10:52  SMC-急騰 冷却装置の売上高倍増へ 先端半導体に照準=日経
 SMC<6273.T>が急騰。日本経済新聞電子版は20日、同社が半導体の製造などで使う冷却装置「チラー」事業を伸ばすと報じた。

 記事によれば、アジアや欧州で生産を増やし営業攻勢をかけ、27.3期の事業売上高を1000億円と24.3期の2倍に増やすもよう。全体の売上高に占める比率は約1割に上がるようだ。チラーは回路の微細化が進む先端半導体で需要が高まる。駆動部品である主力の空気圧機器とともに旺盛な半導体の設備投資需要を取り込み、成長につなげるとしている。

★11:09  PSS-急騰 愛知県でエムポックス感染者1名確認 全国での累積報告数は15件
 プレシジョン・システム・サイエンス<7707.T>が急騰。愛知県感染症情報センターは19日、2024年37週(2024年9月9日~9月15日)の愛知県感染症情報を公開し、県内でエムポックス感染者が1名確認されたと発表した。なお、全国の2024年36週までの累積報告数は15件だとしている。
 
 国内でのエムポックス感染者の増加を受け、エムポックス検査キットを取り扱う同社に買いが殺到している。医療用衛生材料を取り扱う川本産業<3604.T>、防護服専門商社のアゼアス<3161.T>なども高い。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,874.71 +719.38
TOPIX 2,656.59 +39.72
グロース250 667.21 +5.15
NYダウ 42,025.19 +522.09
ナスダック総合 18,013.98 +440.68
ドル/円 142.48 -0.15
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ