前場コメント No.7 銚子丸、GameWith、パレモHD、イトーキ、ダイケン、ギフトHD

2024/09/30(月) 11:32
★10:49  銚子丸-反発 1Q営業益17%減も上期の上方修正を好感
 銚子丸<3075.T>が反発。同社は27日、25.2期1Q(5月16日-8月15日)の連結営業利益は4.9億円(前年同期比16.6%減)だったと発表した。採用およびリテンション強化による人件費の増加、DX推進に係る外注費の増加などが響いた。

 併せて、上期(5月16日-8月15日)の連結営業利益予想を4.5億円から6.7億円に上方修正すると発表した。「縁アプリ」を活用したダイレクトマーケティングなどの販促効果が当初の想定を上回ったことから、広告宣伝費を含む営業費用が大幅に抑えられ、引き続き同様の傾向が続くと想定されることを踏まえた。

 また、25.2期通期の連結業績予想を修正することも発表した。営業利益は12.5億円から10.6億円に修正する。決算期を毎年5月15日から翌年2月末に変更するため、今期予想を9カ月13日(従来は12カ月)の数値とする。
 
 なお株価は、上期業績の上方修正が好感され、買いが優勢となっている。

★10:49  GameWith-大幅安 品貸料の最高料率10倍適用
 GameWith<6552.T>が大幅安。日本証券金融(日証金)は27日、同社株について30日申し込み分から当分の間、貸借取引品貸し申し込みにおける品貸料の最高料率を10倍とする臨時措置を講じると発表した。貸し付け株券の調達が極めて困難であるためとしている。

 本日は高く始まったものの、ここ数日で株価が急上昇していたことから、臨時措置をきっかけに手じまい売りが出ているようだ。

★11:00  パレモHD-3日ぶり反落 上期営業益42%減 節約志向などにより既存店軟調
 パレモ・ホールディングス<2778.T>が3日ぶり反落。同社は27日、25.2期上期(2月21日-8月20日)の連結営業利益は2.6億円(前年同期比42.2%減)だったと発表した。
 
 消費者の節約志向の高まりや、前年の新型コロナ感染症5類移行後の外出需要拡大の反動もあり、既存店売上高が前年を下回った。この結果、減収減益となった。

 併せて、25.2期上期において、「継続企業の前提に関する重要事象等」の記載を解消したことも発表した。財務状況改善のためとしている。

★11:03  イトーキ-下げ幅縮小 地下シェルター向け特殊扉を開発 防災・防衛などを想定
 イトーキ<7972.T>が下げ幅縮小。同社は30日11時、防災・防衛などを想定し、地下シェルター向け特殊扉を開発したと発表した。
 
 同社は民間防衛用地下シェルター向け特殊扉「BOUNCEBACK(バウンスバック)」を開発し、日本核シェルター協会(茨城県つくば市)のモデルルームに設置した。部品調達および組み立てを全て日本国内で完結しており、世界基準をリードする耐衝撃・気密水密・放射線遮蔽性能を実現したとしている。

★11:04  ダイケン-反落 上期営業益を下方修正 通期は据え置き
 ダイケン<5900.T>が反落。同社は27日、25.2期上期(3-8月)の営業利益予想を従来の1億7500万円から5100万円(前期比68.3%減)に下方修正すると発表した。設備投資などによる減価償却費の増加や物流コストなどの上昇もあり、製造コストが抑えきれなかったことが響いた。
 
 なお、通期の業績予想は、同社の収益のウエートが下期の後半にあることや、今後実施予定の一部製品の価格改定によるプラスの効果も勘案し、据え置くとしている。

★11:11  ギフトHD-4日続伸 町田商店の中国本土1号店がグランドオープン
 ギフトホールディングス<9279.T>が4日続伸。同社は30日11時、上海のロンズーモンモールに町田商店上海首店を9月30日にグランドオープンすると発表した。
 
 同社は、海外では現在、直営店を3店舗、プロデュース店14店舗、FC店8店舗を展開しているという。同社グループが国内外で培ってきたラーメン店運営に関するノウハウの活用により、アメリカに続き、海外直営店として、同新店をオープンするとしている。


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