前場コメント No.8 一工薬、ブルーイノベ、ヒュウガプラ、TOPPANHD、イタミアート、三菱自

2024/10/02(水) 11:30
★10:13  第一工業製薬-底堅い セルロースナノファイバー複合磁性粒子の開発に成功
 第一工業製薬<4461.T>が底堅い。同社は2日10時、広島大学との共同研究により、セルロースナノファイバー複合磁性粒子の開発に成功したと発表した。

 従来の合成高分子を用いずにセルロースナノファイバーと磁性体粒子の複合化を行い、「セルロースナノファイバー複合磁性粒子」を開発した。従来品よりも多くのタンパク質を回収できるため、動物や人への負担を軽減し、今後の診断薬分野への貢献が期待できるとしている。

★10:15  ブルーイノベーション-反落 東京都初の物流施設併設型ドローン実証実験施設開設
 ブルーイノベーション<5597.T>が反落。同社は2日10時、同日竣工した街づくり型物流施設「MFLP・LOGIFRONT 東京板橋」内に、「板橋ドローンフィールド(以下板橋DF)」が開設されたと発表した。板橋DFは、東京都では初となる物流施設併設型のドローン実証実験施設で、同社は施設監修・運営を担うとしている。

 なお、軟調な地合いの中、株価への好影響は限定的となっている。

★10:27  ヒュウガプラ-4日ぶり反発 アルフレッサ系介護支援会社とアドバイザリー契約締結
 HYUGA PRIMARY CARE<7133.T>が4日ぶり反発。同社は2日、アルフレッサ ホールディングス<2784.T>傘下のアポロケアと高齢者施設運営モデル(定期巡回・随時対応型訪問介護看護サービス)に関するアドバイザリー契約を締結したと発表した。

 同社は今期より高齢者施設運営を行うプライマリケアホーム事業のノウハウを提供するリージョンプライムサービスを開始している。今後も同社の医療・介護に関わるノウハウの提供を進めるとしている。

★10:29  TOPPANHD-続伸 環境省「ネイチャー開示実践事業」に採択
 TOPPANホールディングス<7911.T>が続伸。同社は2日10時13分、環境省が実施する「気候関連財務情報開示を活かした自然関連財務情報開示支援モデル事業」における「目標設定」支援対象企業に採択されたと発表した。
 
 同事業の採択企業3社のうち、「目標設定」支援対象としては唯一の採択企業だという。同社は今後、本事業の期間(2024年9月~2025年1月)において環境省の伴走支援を受けながら、自然関連の情報開示における「目標設定」を実施し、その成果をTNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)フレームワークに沿った情報開示のさらなる質的向上・量的拡大につなげていくとしている。

★10:33  イタミアート-マイナス転換 選挙関連として一時ストップ高も利益確定売りに押される
 イタミアート<168A.T>がマイナス転換。自民党の石破新総裁が、27日にも解散総選挙を行う方針だと各社報道で伝わっていることが引き続き材料視されている。

 同社は運営するECサイト「のぼりキング」において、のぼり旗やたすきなどの選挙ツールを取り扱っており、選挙関連銘柄として9月30日、10月1日と続けてストップ高となっていた。きょうも一時ストップ高となる1744円を付ける場面もあったが、その後は利益確定売りに押され、前日比マイナスに転じる場面がみられる。

★10:40  三菱自動車-大幅続伸 アウトランダーPHEVモデル大幅改良 25年春に欧州で発売
 三菱自動車工業<7211.T>が大幅続伸。同社は2日、クロスオーバーSUV「アウトランダー」のプラグインハイブリッドEVモデル(PHEVモデル)を大幅改良し、国内では今秋から発売を開始する予定と発表した。
 
 欧州市場には2025年春より20カ国で順次販売を開始する。また、PHEVモデルとともにガソリンモデルも大幅改良を予定しており、北米、豪州・ニュージーランドなどへ2025年に投入を予定している。欧州仕様では、EV航続距離を80キロメートル超(WLTPモード)とし、最高出力も約20%向上させたとしている。


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