前場コメント No.4 ABCマート、TDK、トヨタ、郵船、サイゼリヤ、AeroEdge

2024/10/03(木) 11:30
★9:05  ABCマート-もみ合い 9月度の既存店売上高6%増 前月比では伸び率鈍化
 エービーシー・マート<2670.T>がもみ合い。同社は2日、9月度の既存店売上高は前年同月比6.1%増だったと発表した。前月比では4.9ポイント低下した。

 天候不良の日が多かったものの、売り上げは好調だった。月後半から気温が低下し始めたため、秋物の新作スニーカーやロングスリーブのアパレルが好調だったとしている。

★9:05  TDK-買い気配 スピントロニクス技術を用いたニューロモルフィック素子を開発
 TDK<6762.T>が買い気配。同社は2日、スピントロニクス技術を用いた超低消費電力のニューロモルフィック素子、スピンメモリスタを開発したと発表した。従来の記録素子は0もしくは1のデータを記録するデジタル記録に対し、同社のスピントロニクス技術を用いて開発したスピンメモリスタは、脳と同じようにアナログで記録できることが特徴だという。
 
 スピンメモリスタがニューロモルフィックデバイスの基本素子として機能することをフランスの原子力・代替エネルギー庁の協力を得て実証し、今後は実用化に向けて東北大学の国際集積エレクトロニクス研究開発センターと連携していくという。消費電力を100分の1に低減できるニューロモルフィックデバイスの実用化をめざし、産学官の国際連携で開発を推進するとしている。

★9:05  トヨタ自動車-反発 北米でEV生産を延期 保護主義政策が招く不況=日経
 トヨタ自動車<7203.T>が反発。日本経済新聞電子版は3日5時に、同社が北米でEVの生産計画を見直すと報じた。北米初となるEV工場の生産開始時期を、当初の2025年から26年前半に延期するという。北米で現地生産する車種も減らし、一部を日本からの輸出に切り替える。
 
 記事によると、EVで突出する中国に対する保護主義政策が、EVの販売価格が高く、販売価格が下がらなければ、量も増えないという消費を冷え込ませる悪循環に陥らせているとしている。
 
 なお、株価は足もとの円安進行が好感され、買いが優勢となっている。

★9:06  日本郵船-大幅反発 インドネシア国営海運とLNG船を共同保有へ=日経
 日本郵船<9101.T>が大幅反発。3日付の日本経済新聞朝刊は、同社がインドネシア国営石油プルタミナ傘下の海運会社プルタミナ国際物流(PIS)と共同で液化天然ガス(LNG)船事業に乗り出すと報じた。
 
 記事によると、PISは早ければ年内にもLNG船を同社と共同保有する合弁会社を設立したい方針だという。英BPと三菱商事<8058.T>などがインドネシアで開発するLNG事業「タングー」向けにLNG船を投入するとしている。

★9:06  サイゼリヤ-反発 9月度の国内既存店売上高25%増 全店は23%増
 サイゼリヤ<7581.T>が反発。同社は2日、9月度の国内既存店売上高は前年同月比25.0%増だったと発表した。全店は同23.1%増となった。

★9:07  AeroEdge-反発 英国ケンブリッジ大学発のスタートアップと脱炭素検証開始
 AeroEdge<7409.T>が反発。同社は2日、英国のケンブリッジ大学発のスタートアップNeutreenoと、脱炭素に向けた科学的アプローチによる検証を開始したと発表した。Neutreenoは脱炭素に向けた先進的なデジタルシステムを提供しているという。
 
 Neutreenoの科学的根拠に基づいたアプローチにより、温室効果ガス排出量計算の精度を高め、サプライチェーンにおけるデータの質、透明性、可視性の定量化することを目的に、同システムを用いた温室効果ガス排出量の初期検証を実施したとしている。


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