前場コメント No.7 ジーエヌアイ、三協立山、太陽HD、ユナイテッドU、タビオ、Uアローズ

2024/10/09(水) 11:31
★10:01  ジーエヌアイ-大幅反発 開発薬CG009301、中国での臨床試験許可申請が承認
 ジーエヌアイグループ<2160.T>が大幅反発。同社は9日9時30分、連結子会社のCullgenが中国の国家薬品監督管理局(NMPA)に臨床試験許可申請(IND)を行った白血病治療薬である注射用「CG009301」について、8日付で承認されたと発表した。

 Cullgen のパイプラインにおいて、IND承認はTRK分解剤に次ぐ2事例目になるとしている。

★10:06  三協立山-反発 1Q営業益17%減も悪材料出尽くし
 三協立山<5932.T>が反発。同社は9日、25.5期1Q(6-8月)の連結営業利益は5.4億円(前年同期16.9%減)だったと発表した。資材価格などには落ち着きがみられたが、販管費などコストの増加が響いた。

 なお、株価は悪材料出尽くしで買いが入っている。

★10:08  太陽HD-大和が目標株価引き上げ エレキと医薬の2本柱で好業績が続こう
 太陽ホールディングス<4626.T>が大幅に4日続伸。大和証券では、エレキと医薬の2本柱で好業績が続くと判断。投資判断「2(Outperform)」を継続、目標株価を3800円→4600円と引き上げた。

 大和では、エレキと医薬の両輪で過去最高益更新が続くこと、GPUのパッケージ基板(PKG)向けで同社製SRが新規に採用される可能性が従来よりもやや高まってきたこと、などを勘案した。また、同社は31.3期にROE18%を目標としており、目標達成の確度が高まればさらなる評価余地があるとみている。27.3期でもROEは13%台に留まると大和では予想しており、目標達成に向けては自社株買いを含む株主還元の拡充に期待するとしている。

★10:14  ユナイテッドU-SMBC日興が投資評価引き上げ 割安感浮上
 ユナイテッド・アーバン投資法人<8960.T>が続伸。SMBC日興証券では、収益改善や物件入れ替えでの分配金上積み期待。割安感浮上と判断。投資評価を「2(中立)」→「1(アウトパフォーム)」、目標株価を16万2000円→17万2000円と引き上げた。

 SMBC日興では、業績予想変更で標準化ベースの年間1口当たり分配金を7370円(従来想定:6,800 円)に修正したなどにより目標投資口価格を変更。「川崎東芝ビル」の一棟借りテナントが2024年6月で解約することとなっていたが、同物件の売却は実現した。今後もホテル等の収益改善や同物件売却資金活用による物件取得、自己投資口取得などによる収益性改善が期待できるとみている。
 他方、同社の投資口価格は2024年3月末~9月末の6カ月間で東証REIT指数を6.0pptアンダーパフォームしたことにより、分配金利回りやNAV倍率なのバリュエーション指標で他の複合・総合型との比較で割安感が出てきたと判断している。

★10:16  タビオ-6日ぶり反落 上期最終益8.1%減 役員特別功労金計上などが響く
 タビオ<2668.T>が6日ぶり反落。同社は8日、25.2期2Q(3-8月)の連結純利益は1.8億円(前年同期比8.1%減)だったと発表した。役員特別功労金を計上したことなどが響いた。

★10:17  ユナイテッドアローズ-SMBC日興が目標株価引き上げ 売り上げの持続的回復に期待
 ユナイテッドアローズ<7606.T>が反発。SMBC日興証券では、売り上げの持続的回復に期待。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価を2500円→2700円に引き上げた。

 同社では残暑が厳しかった8月から秋物が動き出し、既存店増収率は8月、9月ともに前年同月比で増収となった。SMBC日興では、かつて景況感が良い時に見られた現象であると指摘。外部環境の良さにも起因しているだろうが、同社自体の秋冬商戦に向けてや端境期での仕掛け(35周年企画、BEAUTY&YOUTHでのタレント起用、春に続きgreen label relaxingでのTVコマーシャル、タレント起用のリブランディングなど)を強化していることを評価した。攻めの施策による増収効果を引き続き期待としている。


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