前場コメント No.4 APLIX、アドバンテ、KG情報、イオンディライ、イオンモール、イオンFS

2024/10/09(水) 11:31
★9:07  アプリックス-買い気配 配当性向の目標水準を30%に設定 初配実施へ
 アプリックス<3727.T>が買い気配。同社は8日、目標とする配当性向の水準を30%と定めたと発表した。
 
 また、来年3月に開催予定の当期に係る定時株主総会の決議をもって剰余金の配当を実施する予定であり、配当性向の目標水準を具体的に設定したことから、24.12期の配当予想を従来の無配から未定へ変更するとしている。

★9:08  アドバンテスト-新高値 米ハイテク株高を好感 エヌビディア4%高
 アドバンテスト<6857.T>が新高値。米ハイテク株の上昇が好感されている。

 前日の米国市場は主要3指数ともに上昇。原油相場や米10年債利回りの上昇が一服したことで、センチメントがやや改善した。特にハイテク株の上昇が目立ち、エヌビディアは4%高、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は1.3%高となった。

 この流れを受けて国内の半導体株も買いが優勢となっている。東京エレクトロン<8035.T>、ディスコ<6146.T>、レーザーテック<6920.T>なども高い。

★9:12  KG情報-10日続伸 3Q累計営業益18%減も7-9月は好調
 KG情報<2408.T>が変わらず挟み10日続伸。同社は8日、24.11期3Q累計(12-9月)の営業利益は1.8億円(前年同期比17.5%減)だったと発表した。

 生活関連情報の賃貸物件検索サービスにおいて、昨年末に実施された検索エンジンのアルゴリズム変更の影響が現在も続いており、表示順位が下落しユーザーの流入数が減少したことなどが響いた。

 なお、営業利益の推移を見ると、1Qは5800万円、上期は1億1700万円(5900万円の積み増し)、3Q累計は1億8200万円(6500万円の積み増し)となっている。前年同期比では減益も四半期でみれば7-9月は好調で、株価は買いが優勢となっている。

★9:13  イオンディライト-大幅続伸 上期営業益4.8%増 主力の設備管理が堅調
 イオンディライト<9787.T>が大幅続伸。同社は8日、25.2期上期(3-8月)の連結営業利益は76.2億円(前年同期比4.8%増)だったと発表した。主力の設備管理はローコストオペレーション体制を敷きながら売り上げを拡大したことで増益となった。資材関連も売上拡大と収益性の改善が寄与し、増益となった。

★9:13  イオンモール-続落 上期営業益9.9%増もコンセンサス下回る
 イオンモール<8905.T>が続落。同社は8日、25.2期上期(3-8月)の連結営業利益は268億円(前年同期比9.9%増)だったと発表した。会社計画の260億円から上振れて着地した。市場コンセンサスは276億円。

 国内事業が既存モールにおける積極的な活性化に加えて、猛暑下におけるクールシェアスポットとしての集客施策の実施やインバウンド消費の拡大などの効果で既存モールの収益力が回復し、業績をけん引したとしている。

 なお、株価はコンセンサス予想を下回る結果となったことで、売りが優勢となっている。

★9:14  イオンFS-続落 上期最終益41%増もコンセンサス下回る
 イオンフィナンシャルサービス<8570.T>が続落。同社は8日、25.2期上期(3-8月)の連結純利益は102億円(前年同期比41.2%増)だったと発表した。市場コンセンサスは128億円。

 クレジットカードおよびコード決済の顧客基盤拡充および加盟店規模の拡大に取り組んだほか、引き続き費用効率の高い販促施策を実施したことにより、国内・ソリューション事業が大幅増益となったことなどが寄与した。

 なお、株価はコンセンサス予想を下回る結果となったことで、売りが優勢となっている。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 39,350.89 +413.35
TOPIX 2,710.86 +11.71
グロース250 647.04 +6.12
NYダウ 42,080.37 +126.13
ナスダック総合 18,182.92 +259.01
ドル/円 148.27 +0.07
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ