後場コメント No.1  ファーストコポ、BCC、クックビズ、カワサキ、出前館、ZOZO

2024/10/15(火) 15:00
★12:37  ファーストコーポ-後場マイナス転換 1Q最終益2.7倍も材料出尽くし
 ファーストコーポレーション<1430.T>が後場マイナス転換。同社は15日12時、25.5期1Q(6-8月)の連結純利益は3.7億円(前年同期比2.7倍)だったと発表した。不動産事業において、分譲による共同事業収入が好調に推移したことなどが寄与した。

 しかし、株価は決算期待で上昇していたこともあり、材料出尽くしで売りが優勢となっている。

★12:40  BCC-安い 前期最終損益を下方修正 一転赤字へ
 BCC<7376.T>が安い。同社は15日12時、24.9期通期の純損益予想を従来の300万円の黒字から800万円の赤字(前期は4500万円の黒字)に下方修正すると発表した。

 投資などにおける追加の販売管理費としてデューデリジェンス費用500万円、特別損失として1000万円の計上があり、派遣計画の遅れにより、その負担分を取り戻せなかったことを踏まえた。

★12:49  クックビズ-急落 3Q累計営業益37%減 戦略投資の強化響く
 クックビズ<6558.T>が急落。同社は11日に、24.11期3Q累計(12-8月)の連結営業利益は1.2億円(前年同期比37.4%減)だったと発表した。人材採用をはじめとした戦略投資を強化したことによる費用増が響いた。通期の会社計画3.5億円に対する進ちょくは33.6%。

★13:02  カワサキ-急騰 今期営業益12%増見込む 前期は42%増
 カワサキ<3045.T>が急騰。同社は11日、25.8期通期の営業利益予想を4.5億円(前期比12.1%増)に、年間配当予想を50円(前期は50円)にすると発表した。

 大阪府泉北郡忠岡町および岸和田市に2023年4月に稼働した大型物流施設「カワサキテクノプラザ」と大阪府貝塚市において2024年1月に稼働した「カワサキ貝塚テクノプラザ」の業績貢献などにより、増収増益を見込む。

 24.8期通期の営業利益は1.0億円(前の期比41.7%増)だった。倉庫の稼働率が高く、2023年4月にカワサキテクノプラザが稼働したことに加え、2024年1月にカワサキ貝塚テクノプラザが稼働したことで、賃貸・倉庫事業が堅調に推移したことなどが寄与した。

 なお、同日発表された株主優待制度の再開も好感されている。

★13:02  カワサキ-急騰 株主優待制度を再開 25.8期の中間期より
 カワサキ<3045.T>が急騰。同社は11日、株主優待制度を再開すると発表した。

 同社は23.8期を最後に株主優待制度を廃止していたが、多くの株主から株主優待制度の再開に関する要望などがあったことを鑑み、同社株式への投資に対する魅力を高め中長期に渡り保有してもらうこと、株主の増加を図ることが同社企業価値の向上につながると判断し、25.8期の中間期より株主優待制度を再開する。
 
 2月末基準日および8月末基準日の同社株主名簿記載の株主を対象に、保有株数に応じて、ECサイト「直営オンラインショップ」利用クーポン1500円~5000円相当および「ホテルレイクアルスター アルザ泉大津」利用券1500円~4500円相当を贈呈する。
 
 なお、同日発表された決算も好感されている。

★13:03  出前館-4日続伸 今期営業黒字転換見込む 前期は赤字縮小
 出前館<2484.T>が4日続伸。同社は11日、25.8期通期の連結営業損益予想を100万円の黒字(前期は59億9100万円の赤字)にすると発表した。

 出前館のステークホルダーであるユーザー・加盟店・配達員、それぞれのデリバリー体験が向上するためのプロダクトやサービスの改修に注力するとともに、費用の適正化を図って収益面の改善も進めていくとしている。

 24.8期の連結営業損益は59.9億円の赤字(前年同期は122.6億円の赤字)だった。コスト面においては、売上原価の適正化は順調に進み、売上総利益率は23.0%(前の期は20.4%)と改善が進んだとしている。

★13:10  ZOZO-続伸 事業者向け計測業務効率化サービス「ZOZOMETRY」正式ローンチ
 ZOZO<3092.T>が続伸。同社は15日12時に、事業者向け計測業務効率化サービス「ZOZOMETRY(ゾゾメトリー)」を正式にローンチすると発表した。

 ZOZOMETRYは、3D計測用ボディースーツ「ZOZOSUIT」の計測テクノロジーを活用した事業者向けサービスで、ZOZOSUITを着用しておこなう計測とZOZOSUITを使用しない計測の2種類の身体計測方法を提供するという。
 専用のスマートフォンアプリを使って身体をスキャンして高精度な3Dデータを生成し、独自AIを用いて身体の計測数値を算出します。計測した身体データは管理ツールに自動的に連携され、一元管理が可能としている。

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