前場コメント No.8 大ガス、三住建設、綿半HD、ネットプロHD、セレス、相鉄HD

2024/10/23(水) 11:30
★10:59  大阪ガス-4日ぶり反発 CO2を直接回収 独自吸着剤で試験機完成=日経
 大阪ガス<9532.T>が4日ぶり反発。23日付の日本経済新聞朝刊は、同社が大気中からCO2を直接回収する「ダイレクト・エア・キャプチャー(DAC)」技術を開発すると報じた。
 
 記事によると、微細な穴で表面積を大きくして、効率よくCO2を吸着できる素材を使った試験機を完成させたもよう。CO2の削減につながるDAC技術の実用化をめざすとしている。

★11:00  三井住友建設-もみ合い タワマン部材をDXで一元管理 工期を短縮=日経
 三井住友建設<1821.T>がもみ合い。23日付の日本経済新聞朝刊は、同社が超高層マンションの工期短縮につながる仕組みを開発したと報じた。
 
 記事によれば、柱やはりに使うコンクリート部材をデジタルトランスフォーメーション(DX)で一元管理し、工事現場に効率よく運搬するようだ。工期短縮により、建設費高騰の緩和を狙うとしている。

★11:06  綿半HD-プラス転換 100ヘクタール超の森林一括管理で収益アップへ=日経
 綿半ホールディングス<3199.T>がプラス転換。日本経済新聞電子版は23日11時、同社子会社の綿半建材が林業経営の収益アップに乗り出すと報じた。
 
 記事によれば、2025年をめどに100ヘクタール以上の森林を取得すると同時に、複数の森林組合や森林所有者からも管理を受託するようだ。税控除や補助金などを受けられる「森林経営計画」を策定し、林地の管理や木材生産の効率化を図るとしている。

★11:12  ネットプロHD-小動き 「NPハンディレンディング」を提供開始
 ネットプロテクションズホールディングス<7383.T>が小動き。同社は23日10時30分、連結子会社のNPファイナンスにおいて、事業運営にあたって必要なライセンスの取得が完了したため、同日付でオンラインレンディングサービス「NPハンディレンディング」を提供開始すると発表した。
 
 「NPハンディレンディング」は、オンラインで資金の借り入れができる新しい融資サービス。紙の書類提出は不要で、オンラインのみで申込が完結し、最短3営業日で入金が完了するという。簡単でスピーディーな資金調達が可能となり、事業者のビジネス成長に貢献するとしている。

★11:14  セレス-続落 子会社がユーシーカードと「labolカード払い」で業務提携
 セレス<3696.T>が続落。同社は23日11時、子会社のラボルが、ユーシーカードと業務提携し、ラボルが提供する事業費用カード決済サービス「labol(ラボル)カード払い」の機能を拡充したと発表した。「labolカード払い」では、カード決済を行いたい事業者と、カード決済を受け付けていない取引先(カード非加盟店)の橋渡しを行う金融サービスだという。
 
 従来は法人である取引先への支払い用途に利用できたが、銀行系カード会社であるユーシーカードとの契約により、個人事業主である取引先への支払いにも対応可能となったもよう。この結果、より幅広い目的で事業費用の支払いに活用できることとなり、利用者は資金繰りが解決されることでより強力に事業拡大を推進することが可能となるとしている。

 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★11:20  相鉄HD-反発 相鉄バスが運賃値上げを申請
 相鉄ホールディングス<9003.T>が反発。同社グループの相鉄バスは22日、関東運輸局に一般乗合旅客自動車運送事業の上限運賃変更(横浜市内均一制の運賃の改定)の認可申請、および実施運賃変更(対キロ区間制の運賃の変更)の届け出を行ったと発表した。

 京浜ブロック(均一性運賃)は現行の220円から240円に、武相ブロック(初乗り運賃)は200円から220円にそれぞれ引き上げることを申請する。定期券も引き上げる。移動を伴わない新しい生活様式が定着したことによる通勤・外出需要の回復が見込めない中、脱炭素社会への取り組み、乗務員の確保のための労働条件向上などが急務となっている。路線バスの本数維持のため運賃改定が必要としている。


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