後場コメント No.2 フルッタフルッタ、VIS、クオリプス、伊藤忠、東宝、ENEOS
★12:48 フルッタフルッタ-後場売り気配 通期営業益を上方修正も小幅な黒字にとどまり失望売り
フルッタフルッタ<2586.T>が後場売り気配。同社は13日12時に、25.3期通期の営業損益予想を従来の1億円の赤字から2000万円の黒字(前期は2億6300万円の赤字)に引き上げると発表した。アサイー関連商品の好調を踏まえた。
併せて発表した、25.3期上期(4-9月)の営業損益は6700万円の黒字(前年同期は1億4400万円の赤字)だった。Z世代の間でアサイーブームが起きていることを加味し、渋谷を開催地にオープンイベントを開催したところ、さらに多くの注目を集めるきっかけとなったことなどが寄与した。
しかし、株価は決算期待から大きく上昇しており、今回黒字転換予想としたものの修正後の営業利益が小幅な黒字にとどまったことから、失望売りが出ている。
フルッタフルッタ<2586.T>が後場売り気配。同社は13日12時に、25.3期通期の営業損益予想を従来の1億円の赤字から2000万円の黒字(前期は2億6300万円の赤字)に引き上げると発表した。アサイー関連商品の好調を踏まえた。
併せて発表した、25.3期上期(4-9月)の営業損益は6700万円の黒字(前年同期は1億4400万円の赤字)だった。Z世代の間でアサイーブームが起きていることを加味し、渋谷を開催地にオープンイベントを開催したところ、さらに多くの注目を集めるきっかけとなったことなどが寄与した。
しかし、株価は決算期待から大きく上昇しており、今回黒字転換予想としたものの修正後の営業利益が小幅な黒字にとどまったことから、失望売りが出ている。
★12:52 VIS-後場急落 3Q累計営業赤字転落 事業収入減少などが響く
Veritas In Silico<130A.T>が後場急落。同社は13日12時、24.12期3Q累計(1-9月)の営業損益は1億2100万円の赤字(前年同期は3900万円の黒字)だったと発表した。
共同創薬研究契約に基づき定期的に受け取る研究支援金や、スポット的に発生するマイルストーン収入などによる事業収入が減少した一方で、研究開発費などの事業費用が増加したことが響いた。
Veritas In Silico<130A.T>が後場急落。同社は13日12時、24.12期3Q累計(1-9月)の営業損益は1億2100万円の赤字(前年同期は3900万円の黒字)だったと発表した。
共同創薬研究契約に基づき定期的に受け取る研究支援金や、スポット的に発生するマイルストーン収入などによる事業収入が減少した一方で、研究開発費などの事業費用が増加したことが響いた。
★12:58 クオリプス-後場プラス転換 複合施設に研究用培養上清試薬の提供を開始
クオリプス<4894.T>が後場プラス転換。同社は13日12時30分、ソルト・グループ(東京都港区)が開業した「THE HUNDRED ロンジェビティハウス」に、研究用培養上清試薬の提供を開始したと発表した。
同施設は「先端的な再生医療×古来の伝統医学×伝統的な日本の食文化」を融合させたラグジュアリーな複合施設だという。同社は今後も培養上清事業の拡大をめざし、提供先の開拓に注力するとしている。
クオリプス<4894.T>が後場プラス転換。同社は13日12時30分、ソルト・グループ(東京都港区)が開業した「THE HUNDRED ロンジェビティハウス」に、研究用培養上清試薬の提供を開始したと発表した。
同施設は「先端的な再生医療×古来の伝統医学×伝統的な日本の食文化」を融合させたラグジュアリーな複合施設だという。同社は今後も培養上清事業の拡大をめざし、提供先の開拓に注力するとしている。
★13:00 伊藤忠商事-後場下げ幅拡大 セブン&アイへの出資観測報道受け財務負担を懸念
伊藤忠商事<8001.T>が後場下げ幅拡大。ブルームバーグ通信が13日11時30分、セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>がMBO(経営陣が参加する買収)による非公開化を検討していることが分かったと報じたことが材料。
記事によれば、創業家である伊藤家に加えて同社などが出資し、銀行融資と合わせて総額9兆円規模で全株式を買い取るとしている。
なお、時事通信は同日12時51分、報道に対し同社が「報道は承知しているが、当社が発表したものではない」とコメントしたと報じた。
報道を受けて、同社株は財務負担を懸念した売りが優勢となっている。
伊藤忠商事<8001.T>が後場下げ幅拡大。ブルームバーグ通信が13日11時30分、セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>がMBO(経営陣が参加する買収)による非公開化を検討していることが分かったと報じたことが材料。
記事によれば、創業家である伊藤家に加えて同社などが出資し、銀行融資と合わせて総額9兆円規模で全株式を買い取るとしている。
なお、時事通信は同日12時51分、報道に対し同社が「報道は承知しているが、当社が発表したものではない」とコメントしたと報じた。
報道を受けて、同社株は財務負担を懸念した売りが優勢となっている。
★13:04 東宝-MSMUFGが目標株価を引き上げ アニメ収益拡大と自社映画作品の売上好調
東宝<9602.T>が小幅安。モルガン・スタンレーMUFG証券では、アニメ収益拡大と自社映画作品の売上好調を指摘。投資判断は「Equal-weight」を継続し、目標株価を5900円から6500円に引き上げた。
モルガン・スタンレーでは、1H収益好調から利益予想を増額。主因は、映像(作品積み上げ効果からアニメ収益拡大)と映画営業(自社配給及び自社製映画作品の売上拡大)の売上高予想を増額するためという。人気漫画のアニメ化権獲得及び積み上げ、二次利用ビジネス拡大の効果からアニメ収益は安定成長局面へ向かうと予想。ただ、中期の安定的な利益成長は、株価にほぼ織り込んだ水準とみている。
東宝<9602.T>が小幅安。モルガン・スタンレーMUFG証券では、アニメ収益拡大と自社映画作品の売上好調を指摘。投資判断は「Equal-weight」を継続し、目標株価を5900円から6500円に引き上げた。
モルガン・スタンレーでは、1H収益好調から利益予想を増額。主因は、映像(作品積み上げ効果からアニメ収益拡大)と映画営業(自社配給及び自社製映画作品の売上拡大)の売上高予想を増額するためという。人気漫画のアニメ化権獲得及び積み上げ、二次利用ビジネス拡大の効果からアニメ収益は安定成長局面へ向かうと予想。ただ、中期の安定的な利益成長は、株価にほぼ織り込んだ水準とみている。
★13:07 ENEOS-後場上げ幅拡大 通期営業益を上方修正 上期は50%減
ENEOSホールディングス<5020.T>が後場上げ幅拡大。同社は13日13時に、25.3期通期の連結営業利益予想(IFRS)を従来の4000億円から4200億円(前期比9.7%減)に引き上げると発表した。円の対ドル相場および銅価格が前回予想の前提より高水準で推移していることを踏まえた。市場コンセンサスは4355億円。
25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は1460億円(前年同期比49.9%減)だった。円高・油価下落局面に伴う在庫影響の悪化に加え、マイナスタイムラグや金属事業で23年度に計上した一過性利益のはく落が響いた。
併せて25.3期の中間配当を従来予想の11円に対し13円(前期は11円)に決定するとともに、期末配当予想を11円→13円(前期は11円)に修正することも発表した。年間配当は22円→26円(前期は22円)となる。
ENEOSホールディングス<5020.T>が後場上げ幅拡大。同社は13日13時に、25.3期通期の連結営業利益予想(IFRS)を従来の4000億円から4200億円(前期比9.7%減)に引き上げると発表した。円の対ドル相場および銅価格が前回予想の前提より高水準で推移していることを踏まえた。市場コンセンサスは4355億円。
25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は1460億円(前年同期比49.9%減)だった。円高・油価下落局面に伴う在庫影響の悪化に加え、マイナスタイムラグや金属事業で23年度に計上した一過性利益のはく落が響いた。
併せて25.3期の中間配当を従来予想の11円に対し13円(前期は11円)に決定するとともに、期末配当予想を11円→13円(前期は11円)に修正することも発表した。年間配当は22円→26円(前期は22円)となる。
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