後場コメント No.1  シンカ、オイラ大地、シンクロフード、Schoo、ネットスターズ

2024/11/15(金) 15:30
★12:31  シンカ-一時ストップ安 通期営業益を下方修正 3Q累計は47%減
 シンカ<149A.T>が一時ストップ安。同社は14日、24.12期通期の営業利益予想を従来の1億7100円から7300万円(前期比27.0%減)に下方修正すると発表した。

 新規に獲得した販売パートナーとの協業の立ち上がりについて、2次代理店の活用に関し、契約締結や業務フローの構築に想定以上の時間を要し当初想定よりも遅延していること、OEM事業者側のシステム開発計画の変更に伴い販売開始が遅れた案件や、OEM事業者側の経営計画の変更により一部のOEM提供がとん挫した案件が発生した影響などで計画どおりに進まず、アクティブユーザー拠点数を当初の予想どおりに増やすことができなかったことなどを踏まえた。

 24.12期3Q累計(1-9月)の営業利益は5400万円(前年同期比46.9%減)だった。

★12:35  オイシックス-急騰 上期営業益61%増 原価率の改善や物流関連費の固定的費用の圧縮が寄与
 オイシックス・ラ・大地<3182.T>が急騰。同社は14日に、25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は33.3億円(前年同期比60.9%増)だったと発表した。

 BtoCサブスク事業が、「Purple Carrot」における新規会員獲得費用の積極的な投下を行った一方、「Oisix」における自社製造品での原価率の改善や、購買単価の増加により物流関連費の固定的費用が圧縮されたことから、増益となったことが寄与した。

★12:39  シンクロフード-急落 上期営業益24%増も材料出尽くし
 シンクロ・フード<3963.T>が急落。同社は14日、25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は5.9億円(前年同期比24.4%増)だったと発表した。

 主力のメディアプラットフォーム事業が、「飲食店ドットコム」における出店開業、改装、業態変更などの動きが堅調に推移しことなどにより、増益となった。M&A仲介事業が子黒字転換したことも寄与した。

 しかし、株価は決算期待で上昇していたこともあり、材料出尽くしで売りが優勢となっている。

★12:46  Schoo-ストップ高買い気配 今期営業益5.6倍 前期は営業黒字転換
 Schoo<264A.T>がストップ高買い気配。同社は14日に、25.9期通期の営業利益予想は6.5億円(前期比5.6倍)と発表した。

 法人向けサービスには人事課題に寄り添う伴走支援(カスタマーサクセス)を連動させることで、持続的な競争優位性を実現する。また、継続的な成長のために、営業や開発等における優秀な人材の採用・育成を計画的に行うとともに、投資対効果及び市場環境を踏まえて、知名度と信頼度の向上のための広報・PR活動、顧客獲得のためのマーケティングコスト投下などを進め、売上高拡大および収益性改善に向けた取り組みを行うとしている。

 24.9期通期の営業損益は1.2億円の黒字(前の期は6.2億円の赤字)だった。通期の会社計画は3600万円の黒字だったので、着地は上振れた。採用進ちょくの影響や費用の未消化などにより販管費が業績予想を下回った。外注費の予実差などにより売上原価も業績予想を下回ったことが寄与した。

★12:48  ネットスターズ-急落 通期営業損益を下方修正 一転赤字へ
 ネットスターズ<5590.T>が急落。同社は14日、24.12期通期の連結営業損益予想を従来の1.0億円の黒字から1.7億円の赤字(前期は3.2億円の赤字)に下方修正すると発表した。

 上期において、DX関連サービスの大型案件に係る売上高が下期にずれ込んでいたが、計画していた一部案件について、ローンチ時期を含む詳細が確定しておらず、当期中に売上高を計上する蓋然性が確保できないことに加え、失注した案件があったこと、他の案件の受注および進ちょく状況を精査した結果、これを補う売上高を確保することが難しい見込みとなったことなどを踏まえた。

 24.12期3Q累計(1-9月)の連結営業損益は2.1億円の赤字(前年同期は1.6億円の赤字)だった。


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