後場コメント No.1 松屋R&D、モダリス、長瀬産、プロジェクH、東和フード、ファーストリテイ

2025/01/06(月) 15:31
★12:31  松屋R&D-続伸 南米向けに縫製自動機を受注
 松屋アールアンドディ<7317.T>が続伸。同社は6日11時30分、初めて南米向けでの自動縫製ラインの開発製造を受注したと発表した。

 受注金額は5300万円。同社のセイフティシステム事業における縫製自動機について、エアバッグ用自動縫製ラインを大手エアバッグメーカーより受注した。2025年4月以降に完成納品の予定としている。

★12:40  モダリス-後場急騰 JCRファーマと新規遺伝子治療の開発に向けた次フェーズの共同研究契約を締結
 モダリス<4883.T>が後場急騰。同社は6日12時、JCRファーマ<4552.T>と、中枢神経系疾患を対象とする新規遺伝子治療の開発に向けた共同研究として初期の技術コンセプトの検証を達成したため、次のフェーズに進めることを合意し、新たな共同研究契約を締結したと発表した。
 
 同契約に基づき、両社は前臨床試験を共同で実施する。両社共同で開発する新規遺伝子治療は、静脈内注射により低侵襲かつ脳の広範な部位に効率良く革新的な遺伝子治療薬を届けることを可能にし、患者への負担が少ない新たな治療を提供することをめざすとしている。
 
 JCRファーマにも買いが向かっており、後場上げ幅を拡大している。

★12:41  長瀬産業-岩井コスモが目標株価引き上げ 生成AI普及を追い風に上振れ余地
 長瀬産業<8012.T>が続落。岩井コスモ証券では、生成AI普及を追い風に上振れ余地があると想定。投資判断は「A」を継続し、目標株価を3650円→3750円に引き上げた。

 同社は25.3期通期予想を据え置いたが、セグメント別利益では「機能素材」「加工材料」「電子・エネルギー」「モビリティ」を上方修正する一方、「生活関連」を下方修正。岩井コスモでは、今期は「生活関連」の低迷が重荷としているが、生成AIの及を追い風に、ハイエンドサーバー用半導体向け変性エポキシ樹脂の販売が想定超、業績の上振れ余地があると見込んでいる。

★12:42  プロジェクトHD-反落 子会社がAIコンサルティング本部新設
 プロジェクトホールディングス<9246.T>が反落。同社は6日11時30分、子会社のプロジェクトカンパニーが、AI分野での事業拡大を目的に、2025年1月6日付で「AIコンサルティング本部」を新設したと発表した。
 
 同本部では、AIコンサルタントによるコンサルティングサービスおよびソリューション提供を通じ、クライアント企業の課題解決と持続可能な成長を支援するとしている。

 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★12:46  東和フード-3日続伸 12月度の既存店売上高3.4%増
 東和フードサービス<3329.T>が3日続伸。同社は6日12時40分、12月度の既存店売上高は速報値で前年同月比3.4%増だったと発表した。全社は同0.5%増となった。

★12:46  ファストリ-続落 日本相撲協会とオフィシャルスポンサー契約締結
 ファーストリテイリング<9983.T>が続落。同社傘下のユニクロは6日、日本相撲協会とオフィシャルスポンサー契約を締結したと発表した。

 この契約は2025年12月に財団法人設立100周年を迎える日本相撲協会の記念事業の一環として新たに結ぶものとなる。ユニクロは親方や職員が着用するオフィシャルジャケットを提供するほか、Tシャツブランド「UT」においてコラボレーション商品を今春に発売する予定としている。

 なお、株価は軟調な地合いから売りが優勢となっている。


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