前場コメント No.7 クオンタムS、ローム、フジクラ、フィットイージ、ヤマトHD、フレクト
★10:17 クオンタムソリューションズ-4日続伸 Turbo AIと戦略的協力に関する覚書締結
クオンタムソリューションズ<2338.T>が4日続伸。同社は3日、GPUクラウドサービスおよびAIネイティブクラウドソリューションを提供するTurbo AI Solutions(シンガポール)と、同日に戦略的協力に関する非拘束的覚書を締結したと発表した。
この戦略的パートナーシップは、日本市場におけるAIクラスタを共同で構築し、AIインフラ、GPUクラウドクラスター、先進的なAI技術の革新を促進し、成長を促すことをめざしているとしている。
クオンタムソリューションズ<2338.T>が4日続伸。同社は3日、GPUクラウドサービスおよびAIネイティブクラウドソリューションを提供するTurbo AI Solutions(シンガポール)と、同日に戦略的協力に関する非拘束的覚書を締結したと発表した。
この戦略的パートナーシップは、日本市場におけるAIクラスタを共同で構築し、AIインフラ、GPUクラウドクラスター、先進的なAI技術の革新を促進し、成長を促すことをめざしているとしている。
★10:18 ローム-大和が目標株価引き下げ 想定以上の赤字に対し早期黒字化策が示せるか
ローム<6963.T>が反落。大和証券では、想定以上の赤字に対し早期黒字化策が示せるか注目。レーティングは「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価を2900円→2000円に引き下げた。
大和では、短期業績は想定を超える厳しさだったが、決算前の社長交代発表や決算後の構造改革意向などを受け株価は若干ボトムアウトしたとコメント。本決算までに早期黒字化のシナリオを示せるか、アナログ半導体市場の回復が見られるか、があれば、営業赤字が意識され始めた25.3期1Q決算より前の株価水準である2000円前後まで戻ることも可能と考えている。一方、満足な構造改革が示されなければ反落リスクもあることを指摘している。
ローム<6963.T>が反落。大和証券では、想定以上の赤字に対し早期黒字化策が示せるか注目。レーティングは「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価を2900円→2000円に引き下げた。
大和では、短期業績は想定を超える厳しさだったが、決算前の社長交代発表や決算後の構造改革意向などを受け株価は若干ボトムアウトしたとコメント。本決算までに早期黒字化のシナリオを示せるか、アナログ半導体市場の回復が見られるか、があれば、営業赤字が意識され始めた25.3期1Q決算より前の株価水準である2000円前後まで戻ることも可能と考えている。一方、満足な構造改革が示されなければ反落リスクもあることを指摘している。
★10:32 フジクラ-急落 米ハイテク株安を嫌気 エヌビディア9%近い下落で電線株にも売り
フジクラ<5803.T>が急落。米ハイテク株の下落が嫌気されている。
前日の米国市場では、エヌビディアが9%近い下げとなるなどハイテク株が軒並み下落。トランプ米大統領がメキシコとカナダからの輸入品に予定通り4日から25%の関税を発動すると表明したことなどを受け、リスクオフの様相が強まった。
電線株はAI向けデータセンターの需要などを受けて株価が大きく上昇してきた背景がある。AI関連の代表格であるエヌビディアが急落したことなどを受け、電線株にも売りが出ている。住友電気工業<5802.T>、SWCC<5805.T>も安い。外資系証券会社による目標株価の引き下げがあった古河電気工業<5801.T>は10%を超える下落となっている。
フジクラ<5803.T>が急落。米ハイテク株の下落が嫌気されている。
前日の米国市場では、エヌビディアが9%近い下げとなるなどハイテク株が軒並み下落。トランプ米大統領がメキシコとカナダからの輸入品に予定通り4日から25%の関税を発動すると表明したことなどを受け、リスクオフの様相が強まった。
電線株はAI向けデータセンターの需要などを受けて株価が大きく上昇してきた背景がある。AI関連の代表格であるエヌビディアが急落したことなどを受け、電線株にも売りが出ている。住友電気工業<5802.T>、SWCC<5805.T>も安い。外資系証券会社による目標株価の引き下げがあった古河電気工業<5801.T>は10%を超える下落となっている。
★10:35 フィットイージー-反落 2月度の会員数は前年同期比53%増
フィットイージー<212A.T>が反落。同社は3日、2月度の主要KPIを発表した。会員数は16万人(前年同期比53.2%増)、店舗数は191店舗(同2店舗増)となった。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
フィットイージー<212A.T>が反落。同社は3日、2月度の主要KPIを発表した。会員数は16万人(前年同期比53.2%増)、店舗数は191店舗(同2店舗増)となった。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
★10:42 ヤマトHD-SMBC日興が目標株価を引き上げ 単価・利益率重視への転換を期待したい
ヤマトホールディングス<9064.T>が続伸。SMBC日興証券では、単価・利益率重視への転換を期待したいと指摘。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は2100円→2200円に引き上げた。
SMBC日興では、25/3期3Q業績は8四半期ぶりに前年同期比営業増益となり、業績は下げ止まりに近づいたとコメント。他方で、宅配便市場の競争や提携戦略の難航など課題も残るという。業界首位のシェアと高品質のサービスを活かし、コスト上昇に対して適切な価格転嫁で利益を確保するとともに、ネットワーク・オペレーション構造改革を進めることで、業績をさらに回復できるか注目している。
ヤマトホールディングス<9064.T>が続伸。SMBC日興証券では、単価・利益率重視への転換を期待したいと指摘。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は2100円→2200円に引き上げた。
SMBC日興では、25/3期3Q業績は8四半期ぶりに前年同期比営業増益となり、業績は下げ止まりに近づいたとコメント。他方で、宅配便市場の競争や提携戦略の難航など課題も残るという。業界首位のシェアと高品質のサービスを活かし、コスト上昇に対して適切な価格転嫁で利益を確保するとともに、ネットワーク・オペレーション構造改革を進めることで、業績をさらに回復できるか注目している。
★10:47 フレクト-下げ幅縮小 NTTビジネスソリューションズのマンション向け営業システム開発を支援
フレクト<4414.T>が下げ幅縮小。同社は4日10時30分、NTT<9432.T>傘下のNTTビジネスソリューションズのマンション向け営業システムの開発を支援したと発表した。
変化の激しいマンション市場において、従来のシステムでは管理項目の自由度が低く、案件状況の把握が困難であったため、レポートや集計作成において時間を要し、効率化を妨げる要因となっていたという。
今回、Sales Force Automationを活用し、「商談発掘」「商談推進」「カスタマーサクセス」の各業務フェーズを一元的に管理することで、売り上げおよび利益の拡大をめざしたシステム構築をめざしたとしている。
フレクト<4414.T>が下げ幅縮小。同社は4日10時30分、NTT<9432.T>傘下のNTTビジネスソリューションズのマンション向け営業システムの開発を支援したと発表した。
変化の激しいマンション市場において、従来のシステムでは管理項目の自由度が低く、案件状況の把握が困難であったため、レポートや集計作成において時間を要し、効率化を妨げる要因となっていたという。
今回、Sales Force Automationを活用し、「商談発掘」「商談推進」「カスタマーサクセス」の各業務フェーズを一元的に管理することで、売り上げおよび利益の拡大をめざしたシステム構築をめざしたとしている。
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