前場コメント No.8 Welby、フジクラ、テラドローン、オンコリス、オプティマス、サンバイオ

2025/03/19(水) 11:30
★10:36  Welby-ストップ高買い気配 ノバルティスと降圧目標達成率向上に向け協業へ
 Welby<4438.T>がストップ高買い気配。同社は19日、ノバルティスファーマ(東京都港区)と高血圧治療ガイドラインにおける降圧目標達成率向上に向けた協業に合意したと発表した。

 今回の取り組みにより、パーソナル・ヘルス・レコード(PHR)を活用した血圧管理の向上と適切な高血圧治療が患者に届くことをめざすとしている。

★10:46  フジクラ-大幅反落 エヌビディア新製品発表も好感されず3%安 電線株にも売り
 フジクラ<5803.T>が大幅反落。エヌビディアをはじめとした米国のハイテク株安が嫌気されている。

 前日の米国市場では主要3指数とも3日ぶりに下落し、特にハイテク株の下落が目立った。エヌビディアのジェンスン・ファンCEOは18日に年次開発者会議「GTC」の基調講演で、AI半導体「ブラックウェル」の新型や次世代半導体「ルービン」などの計画を発表。ただ、株価は好感されず大引けでは3%安。ブロードコムなども大幅安だった。

 電線株はAI向けデータセンターの需要などを受けて買われてきたが、エヌビディアの下落などを受けて同社も売られる展開となっている。電線株では古河電気工業<5801.T>も安い。

★10:52  テラドローン-新高値 19日より増し担保金徴収措置を解除
 Terra Drone<278A.T>が新高値。日本証券金融(日証金)は18日、同社株について19日より増し担保金徴収措置を解除すると発表した。株価は規制措置の解除を受けて、上場来高値9680円を上回る10490円まで買われる場面が見られる。

★10:54  オンコリス-急騰 腫瘍溶解ウイルス「OBP-301」の先駆け総合評価相談を開始
 オンコリスバイオファーマ<4588.T>が急騰。同社は18日、腫瘍溶解ウイルス「OBP-301」事前相談を経て、PMDA(医薬品医療機器総合機構)と先駆け総合評価相談を開始したと発表した。

 先駆け総合評価相談は、承認申請に先駆けて「臨床」「品質」「非臨床」「GCTP(再生医療等製品の製造管理および品質管理の基準)」「信頼性」の評価を受けることで、円滑な優先審査の実現をめざすシステム。同社は従来、2025年上半期に先駆け総合評価相談を開始する計画だった。食道がんを最初の適応とする再生医療等製品としての承認申請は、25.12期に行う計画としている。

★10:54  オプティマスG-急騰 子会社がMcCarroll Motors Mudgeeの事業を譲り受け
 オプティマスグループ<9268.T>が急騰。同社は18日に、オーストラリア子会社であるAutopactの子会社であるWestern Plainsが、オーストラリアニューサウスウェールズ州の自動車販売会社McCarroll Motors Mudgeeの事業を譲り受けると発表した。
 
 今回の事業譲り受けは、同社グループの成長戦略の1つであるAutopactによる地場優良ディーラーのM&A(ロールアップ)推進の一環として実施するものであり、Autopactの地域およびブランド戦略と完全に合致したものだという。本件により、同州の域内での自動車販売とサービスネットワークの拡充をめざすとしている。

★11:01  サンバイオ-急騰 アクーゴの出荷、販売開始に向けた進ちょくを好感
 サンバイオ<4592.T>が急騰。同社が18日に公表した25.1期の決算説明会資料の内容が材料視されているようだ。これによると、今期の想定されるイベントとして、日本において、26.1期上期にアクーゴの出荷解除、同下期にはアクーゴの薬価収載、販売開始が想定されるとしている。
 
 同社では、従来、アクーゴが出荷可能となる時期については、26.1期2Q(2025年5~7月)を想定するとしていたが、計画が順調に進ちょくしていることが好感され、株価は大きく買われている。


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