後場コメント No.4 UEX、note、アルバック、キユーピー、小田急、長野計器

2025/03/21(金) 15:30
★14:13  UEX-後場急落 通期最終益を下方修正 一転減益へ 今期減配見込む
 UEX<9888.T>が後場急落。同社は21日14時、25.3期通期の連結純利益予想を従来の13.0億円~15.0億円(前期比0.3%増~15.7%増)から8.3億円(同36.0%減)に下方修正すると発表した。

 厳しい需要環境の下で競争が激しくなり、売上総利益率が計画を下回った。第三者委員会費用や東京配送センター建て替えに伴う費用などの特別損失を計上することも響く。未定だった期末配当予想は22円(前期末は45円)とする。年間配当予想は37円(前期は55円)となる。

★14:27  note-後場上げ幅拡大 Geminiを搭載したAIアシスタントに対話で文章作成できる機能追加
 note<5243.T>が後場上げ幅拡大。同社は21日13時に、Googleの生成AI Geminiを搭載したAIアシスタントに対話で文章作成できる機能を追加したと発表した。

 同社は、GoogleのAIモデル Geminiを搭載したAIアシスタントをアップデート。これにより、会話形式でより自然なやり取りができるようになったという。クリエイターは、アイデア出しや文章作成を対話するようにスムーズに行える。無料・回数無制限で使えるとしている。

★14:31  アルバック-みずほが目標株価引き下げ 来期も踊り場が続くリスク
 アルバック<6728.T>が続落。みずほ証券では、明確なアク抜けはなく来期も踊り場が続くリスクを指摘。投資判断は「買い」を継続し、目標株価は10500円→8400円に引き下げた。

 みずほでは25.6期2Q決算での下方修正が最後の悪材料と考えていたが、残念ながら会社計画の下方修正は中途半端な内容にとどまったとし、下期計画にはさらなる下振れリスクが残るとみている。受注下振れの中で来期業績の先食いに近い状況となるため、明確な業績底入れ/アク抜けとはならなさそうな点が悩ましいとコメント。目先の悪材料が出尽くすまでは様子見スタンス維持としている。

★14:44  キユーピー-もみ合い プラ再資源化技術を開発するアールプラスジャパンに出資
 キユーピー<2809.T>がもみ合い。同社は21日、使用済みプラスチックの再資源化技術を開発するアールプラスジャパン(東京都港区)に出資すると発表した。

 同社は環境ビジョン2050の一環として、プラスチックの削減・再利用に関しては容器の軽量化や再生プラスチック100%のドレッシングボトルの採用、また主力商品であるマヨネーズやドレッシングのボトルの資源循環に向けて他社と協働するなど、さまざまな取り組みを進めている。今回の出資を通じ、使用済みプラスチックの再資源化をさらに推進するとしている。

★14:56  小田急電鉄-みずほが目標株価引き下げ 26.3期営業利益は前期比微増益と予想
 小田急電鉄<9007.T>が4日続伸。みずほ証券では、26.3期営業利益は前期比微増益と予想。投資判断は「中立」を継続し、目標株価を1750円→1600円に引き下げた。

 みずほでは、26.3期営業利益は25.3期と同様に微増益にとどまると予想。本格的な企業価値向上ステージに入るためには、2029年度竣工予定の新宿駅西口地区開発計画後の開発パイプラインの充実が必要と考えている。それまでの期間は構造改革効果の出現による収益改善に注目としている。

★15:03  長野計器-後場上げ幅拡大 期末配当予想を増額 特別配当2円実施
 長野計器<7715.T>が後場上げ幅拡大。同社は21日15時、25.3期の期末配当予想を従来の22円から24円(前期末は22円)に引き上げると発表した。業績動向および財務状況などを踏まえ、特別配当2円を実施する。年間配当予想は48円(前期は40円)となる。


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