前場コメント No.6 創建エース、INPEX、三菱電、アサカ理研、アダストリア、プライムストラ

2025/05/07(水) 11:30
★9:51  創建エース-下落 25.3期決算発表を延期 特別調査委の作業に時間を要するため
 創建エース<1757.T>が下落。同社は2日、5月15日に予定している25.3期の決算発表を延期すると発表した。

 同社は子会社と特定取引先との取引の実在性および当該取引先に対する債権の資産性について疑義があることを、証券取引等監視委員会開示検査課から指摘されている。これについて特別調査委員会を組成し、是正すべき実態とのかい離額の算定作業を行っているが、相応の時間を要するためとしている。

★9:52  INPEX-3日ぶり反落 OPECプラス、日量41万バレルの大幅増産を決定 6月に=日経
 INPEX<1605.T>が3日ぶり反落。日本経済新聞電子版は3日20時39分、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟のロシアなどで構成する「OPECプラス」有志国は3日に開いたオンライン会合で、6月に生産を日量41万1000バレル増やすことを決めたと報じた。
 
 記事によると、有志国は4月の会合で、市場予想を上回る当初計画の3倍の規模の増産を決めており、今回も同様の規模の増産だとしている。
 
 需給の緩和による原油安が懸念され、同社のほかENEOSホールディングス<5020.T>、出光興産<5019.T>、コスモエネルギーホールディングス<5021.T>なども安い。

★10:06  三菱電機-SMBC日興が目標株価引き上げ 資本効率改善へのコミットが強まる局面へ
 三菱電機<6503.T>が続落。SMBC日興証券では、資本効率改善へのコミットが強まる局面と想定。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価を3300円→3500円に引き上げた。

 SMBC日興では、25.3期決算はインフラの大幅増益を中心に堅実だったと評価。今後の焦点は同社が強調した「ROE10%の早期達成」とし、具体的には利益率改善施策として特に需要低迷によって収益性が悪化したFAシステムと自動車機器の立て直し、インフラの伸長と収益性拡大、適切な自己資本比率水準を含めたバランスシート改善、の3点が焦点とみている。

★10:10  アサカ理研-急騰 レアアース急騰 1カ月で3倍、最高値=日経
 アサカ理研<5724.T>が急騰。3日付の日本経済新聞朝刊は、EVや風力発電所に不可欠なレアアース(希土類)の価格が急騰していると報じた。
 
 記事によると、高性能磁石などに使うジスプロシウムとテルビウムの価格は1カ月で3倍の水準に達し、最高値を更新したという。中国が米国との対立激化を受けて4月に輸出規制を発動したためとしている。
 
 同社は貴金属リサイクルを手掛けており、業績へ追い風とみた買いが入っている。松田産業<7456.T>も高い。

★10:19  アダストリア-4日続落 4月度の既存店売上高5%減
 アダストリア<2685.T>が4日続落。同社は2日、4月度の既存店売上高は速報値で前年同月比5.0%減だったと発表した。前月比では9.1ポイント低下した。月を通して昨年よりも気温が低く、夏物商品は主力のカットソーを中心に販売が低調となった。

★10:21  プライムストラテジー-大幅続伸 カンドウコーポレーションとパートナー契約締結
 プライム・ストラテジー<5250.T>が大幅続伸。同社は7日10時、ウェブサイト/アプリ企画・制作を提供するカンドウコーポレーション(広島県広島市)と官公庁を中心としたWebサイト構築支援を目的としたパートナーシップを締結したと発表した。
 
 カンドウコーポレーションは、同社の超高速CMS実行環境「KUSANAGI」および有償ライセンス、「KUSANAGIマネージドサービス」を同日より販売開始するとしている。


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