後場コメント No.6 シャープ、応化工、マツダ、西華産、秋田銀、渋沢倉
★14:04 シャープ-5日続伸 亀山第2工場を鴻海に売却 液晶パネル採算悪化で事業縮小=日経
シャープ<6753.T>が5日続伸。日本経済新聞電子版は12日14時に、同社が液晶パネルを生産する亀山工場(三重県亀山市)のうち第2工場を、親会社である台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業に売却することが12日、わかったと報じた。
記事によれば、第2工場は第1工場と比べて稼働率が低く、24年6月には生産能力を従来の約8割に引き下げていたという。低稼働な生産棟を手放すことで液晶パネル事業の損益改善を図り、黒字化をめざすとしている。
シャープ<6753.T>が5日続伸。日本経済新聞電子版は12日14時に、同社が液晶パネルを生産する亀山工場(三重県亀山市)のうち第2工場を、親会社である台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業に売却することが12日、わかったと報じた。
記事によれば、第2工場は第1工場と比べて稼働率が低く、24年6月には生産能力を従来の約8割に引き下げていたという。低稼働な生産棟を手放すことで液晶パネル事業の損益改善を図り、黒字化をめざすとしている。
★14:07 東京応化工業-後場急騰 1Q営業益69%増 生成AI関連向け需要などが好調
東京応化工業<4186.T>が後場急騰。同社は12日14時、25.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は98.0億円(前年同期比69.2%増)だったと発表した。
生成AI関連向け需要が好調に推移したことに加え、パソコンやスマートフォンの需要が堅調に推移したことにより。エレクトロニクス機能材料・高純度化学薬品ともに大幅増収となったことなどが寄与した。
東京応化工業<4186.T>が後場急騰。同社は12日14時、25.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は98.0億円(前年同期比69.2%増)だったと発表した。
生成AI関連向け需要が好調に推移したことに加え、パソコンやスマートフォンの需要が堅調に推移したことにより。エレクトロニクス機能材料・高純度化学薬品ともに大幅増収となったことなどが寄与した。
★14:09 マツダ-乱高下 前期最終益45%減 今期予想は非開示
マツダ<7261.T>が乱高下。同社は12日14時、25.3期通期の連結純利益は1141億円(前の期比45.1%減)だったと発表した。会社計画は1400億円。
グローバル販売台数は前の期比5%増の130万3000台となり、米国・メキシコ市場の年間販売台数が過去最高を更新するなど、北米市場での販売が好調に推移した。一方、販売奨励金や原材料・物流費の増加などにより減益となった。
26.3期通期の連結業績予想は未定とした。米国政府の関税政策の動向など、同社グループを取り巻く事業環境は先行き不透明な状況が続くと見込まれる。現時点で合理的な業績予想を算定することが困難としている。
マツダ<7261.T>が乱高下。同社は12日14時、25.3期通期の連結純利益は1141億円(前の期比45.1%減)だったと発表した。会社計画は1400億円。
グローバル販売台数は前の期比5%増の130万3000台となり、米国・メキシコ市場の年間販売台数が過去最高を更新するなど、北米市場での販売が好調に推移した。一方、販売奨励金や原材料・物流費の増加などにより減益となった。
26.3期通期の連結業績予想は未定とした。米国政府の関税政策の動向など、同社グループを取り巻く事業環境は先行き不透明な状況が続くと見込まれる。現時点で合理的な業績予想を算定することが困難としている。
★14:14 西華産業-後場急落 今期最終益22%減見込む 前期は74%増
西華産業<8061.T>が後場急落。同社は12日14時、26.3期通期の連結純利益予想を60.5億円(前期比22.4%減)に、年間配当予想を220円(前期は220円)にすると発表した。
エネルギー事業およびプロダクト事業は引き続き堅調に推移し、産業機械事業も好調な受注状況により赤字体質からの改善が進む見通し。また、上期に政策保有株式の売却に伴う特別利益約13億円を計上見込みとしている。
25.3期通期の連結純利益は78.0億円(前の期比73.7%増)だった。投資有価証券売却益の計上などが寄与した。
西華産業<8061.T>が後場急落。同社は12日14時、26.3期通期の連結純利益予想を60.5億円(前期比22.4%減)に、年間配当予想を220円(前期は220円)にすると発表した。
エネルギー事業およびプロダクト事業は引き続き堅調に推移し、産業機械事業も好調な受注状況により赤字体質からの改善が進む見通し。また、上期に政策保有株式の売却に伴う特別利益約13億円を計上見込みとしている。
25.3期通期の連結純利益は78.0億円(前の期比73.7%増)だった。投資有価証券売却益の計上などが寄与した。
★14:16 秋田銀行-後場ストップ高買い気配 今期最終益15%増見込む 配当性向引き上げも発表
秋田銀行<8343.T>が後場ストップ高買い気配。同社は12日14時、26.3期通期の連結純利益予想を65.0億円(前期比14.8%増)に、年間配当予想を150円(前期は105円)にすると発表した。
25.3期通期の連結純利益は56.6億円(前の期比24.6%増)だった。資金運用収益の増加や株式等売却益の増加などが寄与した。
併せて、株主還元方針を変更することも発表した。累進的な配当をめざす姿勢を明確にするとともに、配当性向目標の40%以上(従来は30%以上)へ引き上げる。自己株式の取得は、資本の十分性の確保を前提として、資本効率の改善効果や中長期的な成長に向けた投資機会、市場環境等を踏まえたうえ機動的に実施するとしている。
秋田銀行<8343.T>が後場ストップ高買い気配。同社は12日14時、26.3期通期の連結純利益予想を65.0億円(前期比14.8%増)に、年間配当予想を150円(前期は105円)にすると発表した。
25.3期通期の連結純利益は56.6億円(前の期比24.6%増)だった。資金運用収益の増加や株式等売却益の増加などが寄与した。
併せて、株主還元方針を変更することも発表した。累進的な配当をめざす姿勢を明確にするとともに、配当性向目標の40%以上(従来は30%以上)へ引き上げる。自己株式の取得は、資本の十分性の確保を前提として、資本効率の改善効果や中長期的な成長に向けた投資機会、市場環境等を踏まえたうえ機動的に実施するとしている。
★14:28 渋沢倉庫-後場急騰 今期営業益10%減見込む 配当性向50%以上に引き上げ
渋沢倉庫<9304.T>が後場急騰。同社は12日14時、26.3期通期の連結営業利益予想を42.0億円(前期比10.0%減)に、年間配当予想を180円(前期は140円)にすると発表した。
物流の新設拠点や不動産事業の安定推移などにより増収を見込む。一方、システム・DX関連などの先行投資費用や、人件費や作業費の増加もあり減益の見通し。
25.3期通期の連結営業利益は46.7億円(前の期比9.3%増)だった。新たに取り扱いを開始した倉庫業務や陸上運送業務が営業収益に寄与した。コスト上昇に見合う適正料金の収受なども寄与した。期末配当は従来予想の70円に対し80円に決定した。
併せて、配当方針を変更することも発表した。変更後は配当性向50%以上(従来は40%以上を目安)を基準に、年間配当金140円を下限(同100円を下限)とした累進的な配当を実施する。
渋沢倉庫<9304.T>が後場急騰。同社は12日14時、26.3期通期の連結営業利益予想を42.0億円(前期比10.0%減)に、年間配当予想を180円(前期は140円)にすると発表した。
物流の新設拠点や不動産事業の安定推移などにより増収を見込む。一方、システム・DX関連などの先行投資費用や、人件費や作業費の増加もあり減益の見通し。
25.3期通期の連結営業利益は46.7億円(前の期比9.3%増)だった。新たに取り扱いを開始した倉庫業務や陸上運送業務が営業収益に寄与した。コスト上昇に見合う適正料金の収受なども寄与した。期末配当は従来予想の70円に対し80円に決定した。
併せて、配当方針を変更することも発表した。変更後は配当性向50%以上(従来は40%以上を目安)を基準に、年間配当金140円を下限(同100円を下限)とした累進的な配当を実施する。
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