後場コメント No.1 力の源HD、すかいHD、戸田建、富士紡HD、AeroEdge、MSOL

2025/05/15(木) 15:30
★12:30  力の源HD-後場買い気配 今期営業益13%増見込む 前期は15%減
 力の源ホールディングス<3561.T>が後場買い気配。同社は15日11時30分、26.3期通期の連結営業利益予想を31.7億円(前期比12.7%増)に、年間配当予想を20円(前期は18円)にすると発表した。

 国内は引き続きコストコントロールや、インバウンドの取り込みによる客単価増により増益の見通し。海外は遅延していた新店の出店に加え、新たな戦略的アプローチによる商圏拡大や各種DX施策の推進などにより増益を見込む。

 25.3期通期の連結営業利益は28.1億円(前の期比14.8%減)だった。海外店舗運営セグメントにおける各国の景気の冷え込みや高度のインフレ、新店の遅延などが響いた。

★12:30  力の源HD-後場買い気配 日本食フードコート運営の米国企業と資本業務提携
 力の源ホールディングス<3561.T>が後場買い気配。同社は15日11時30分、連結子会社であるCHIKARANOMOTO GLOBAL HOLDINGSが、日本食のフードコンサート・フードコート運営などを行うCABIN 3 RESTAURANT(米国 商号Bentoville)と資本業務提携すると発表した。

 Bentovilleはアメリカ合衆国アーカンソー州の西部にある小都市ベントンビルに拠点を持つ。今回の提携により、中西部エリアにおける新たな商圏エリアへの店舗展開、新たなビジネス機会の創出などが期待できるとしている。

★12:30  すかいらーくHD-後場上げ幅拡大 1Q営業益25%増 既存店好調、店舗の生産性向上も寄与
 すかいらーくホールディングス<3197.T>が後場上げ幅拡大。同社は15日11時30分に、25.12期1Q(1-3月)の連結営業利益(IFRS)は76.3億円(前年同期比25.1%増)だったと発表した。事前の日経観測報道数値70億円超から上振れた。

 平日限定の「ガストフィットメニュー」などお値打ち施策が奏功し、既存店売上高は前年同期比109.7%と好調。全社レベルのプロジェクトである収益改善プロジェクトに取り組み、店舗の生産性向上により人件費が抑制され、販管費の売上収益に対する比率を大幅に低減できたことも寄与した。

★12:31  戸田建設-後場下げ幅拡大 今期営業益10%減見込む 前期は49%増
 戸田建設<1860.T>が後場下げ幅拡大。同社は15日、11時40分、26.3期通期の連結営業利益予想を240億円(前期比9.9%減)に、年間配当予想を40円(前期は30円)にすると発表した。

 同時に発表した中期経営計画(26.3期~28.3期)では、最終年度の数値目標として英G超利益435億円以上、ROE10.0%以上(25.3期は7.3%)以上をめざす。営業・作業所における提供価値を高める「タテ展開」と、建設事業と戦略事業の連携を深める「ヨコ展開」を推進し、高収益化に取り組む。

 25.3期通期の連結営業利益は266億円(前の期比48.8%増)だった。建築事業において採算性が向上したことや、国内投資開発事業において販売用不動産の売上総利益が増加したことなどが寄与した。期末配当は従来予想の14.5円に対し15.5円に決定した。

 併せて、配当方針を変更することも発表した。26.3期より還元指標をDOE(株主資本配当率)3.5%以上、総還元性向70%程度とする。従来はDOE2.5%以上、総還元性向40%以上としていた。

★12:31  富士紡HD-後場売り気配 今期営業益8%増見込むコンセンサス下回る
 富士紡ホールディングス<3104.T>が後場売り気配。同社は15日11時30分に、26.3期通期の連結営業利益予想を70.0億円(前期比8.1%増)に、年間配当予想を150円(前期は130円)にすると発表した。市場コンセンサスは76.5億円。

 主力の研磨材事業については、半導体市場はAI関連投資の増加により、最先端ロジックなどの需要拡大が予測され、今後も業績は堅調に推移すると見込んでいる。化学工業品事業については、電子材料市況の好転により、概ね堅調に推移する見込み。また、生活衣料事業については、厳しい事業環境が継続するものの、概ね堅調に推移すると見込んでいる。

 25.3期通期の連結営業利益は64.8億円(前の期比2.3倍)だった。事業の柱である研磨材事業は、半導体市場の緩やかな回復を背景に、特にAI関連向け先端半導体の需要増加に支えられ増加基調を維持した。また、化学工業品事業において、一部の機能性材料が堅調に推移したことに加え、電子材料を中心とした厳しい市況が底を打ち、回復傾向を示したことも寄与した。

 併せて、配当方針の変更も発表した。従来の方針に「具体的には、連結配当性向35%を目標とするとともに、株主資本配当率(DOE)3.5%を下限とする」という文言を追加した。

★12:31  富士紡HD-後場売り気配 15万株・5億円を上限に自社株買い 割合1.32%
 富士紡ホールディングス<3104.T>が後場売り気配。同社は5月15日11時30分に、15万株・5億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年5月16日~2025年7月31日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.32%となる。

★12:31  AeroEdge-後場買い気配 通期営業益を上方修正 3Q累計は32%増
 AeroEdge<7409.T>が後場買い気配。同社は15日11時30分、25.6期通期の営業利益予想を従来の5.0億円から6.5億円(前期比7.9%減)に上方修正すると発表した。

 同社は米ボーイングのストライキを受けて2月14日に通期見通しの下方修正を発表した。一方、為替が円安水準で推移していること、収益率の高い受託開発売上を計上したこと、新規案件の量産開始時期が変更となったことによる減価償却費の減少を踏まえて、今回は見通しを引き上げた。
 
 25.6期3Q累計(7-3月)の営業利益は6.0億円(前年同期比31.9%増)だった。

★12:32  MSOL-後場買い気配 60万株・10億円を上限に自社株買い 割合3.7%
 マネジメントソリューションズ<7033.T>が後場買い気配。同社は5月15日12時20分に、60万株・10億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年5月16日~2026年5月15日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は3.7%となる。

★12:32  MSOL-後場買い気配 1Q営業益8.4億円 粗利率改善が寄与
  マネジメントソリューションズ<7033.T>が後場買い気配。同社は15日12時20分に、25.12期1Q(1-3月)の営業利益は8.4億円だったと発表した。24.12期は決算期変更の経過期間となり、2023年11月1日から2024年12月31日までの14カ月間となっていることから、前年同期比較はできない。

 原価改善により粗利率改善や販管費の効率化が寄与した。


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