後場コメント No.2 任天堂、DIC、日水コン、ファーストA、エーザイ、リベロ

2025/05/15(木) 15:30
★12:32  任天堂-岡三が目標株価引き上げ Nintendo Switch 2で新たな成長ストーリーへ
 任天堂<7974.T>が軟調。岡三証券では、Nintendo Switch 2で新たな成長ストーリーを予想。レーティングは「強気」を継続、目標株価は13000円→16100円に引き上げた。

 岡三では、Nintendo Switch 2(以下、NS 2)の発売時は、供給が需要に追い付かない状況になるとみている。中期的には、NS 2の累計販売台数はNintendo Switchの約1.5億台を上回ると予想。また、Nintendo Switch Onlineと追加コンテンツ、IP関連収入が成長をけん引する収益源になると考えている。このため、28/3期に過去最高営業利益を更新すると予想。この新たな成長ストーリーを株価が織り込む余地は大きいとみている。

★12:33  DIC-後場買い気配 1Q営業益54%増 海外が黒字転換
 DIC<4631.T>が後場買い気配。同社は15日12時、25.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は131億円(前年同期比54.0%増)だったと発表した。市場コンセンサスは107億円。

 カラー&ディスプレイにおいて、市況の回復に伴い増収となったことに加え、以前から進めてきた欧米顔料事業の構造改革によるコスト削減効果の発現により、赤字であった海外が黒字に転換したことも寄与した。

★12:35  日水コン-後場プラス転換 1Q営業益は13.5億円 建設コンサルが堅調
 日水コン<261A.T>が後場プラス転換。同社は15日12時、25.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は13.5億円だったと発表した。前年同期は四半期連結財務諸表を作成していないため、比較はできない。

 建設コンサルティング事業は、防災・減災対策や老朽化した社会インフラの維持・管理などの国土強靭化の必要性から公共事業関係費が安定的に推移しているという。DXの推進やカーボンニュートラルなど、新たな時代に向けた取り組みも話題となっており、事業環境は堅調に推移しているとした。

★12:37  ファーストアカウンティング-後場上げ幅拡大 1Q営業益25%増 導入社数が順調に推移
 ファーストアカウンティング<5588.T>が後場上げ幅拡大。同社は15日12時、25.12期1Q(1-3月)の営業利益は6900万円(前年同期比24.7%増)だったと発表した。

 従来のAPIソリューションサービスである「Robota」シリーズに加え、会計帳票の入力業務および確認作業を効率的に実施できるクラウド型AIプラットフォームである「Remota」が引き続き好調に推移。導入社数は前期末の140件に対して148件と順調に推移したとしている。

★12:40  エーザイ-後場急落 今期最終益11%減見込む 前期は10%増
 エーザイ<4523.T>が後場急落。同社は15日12時30分、26.3期通期の連結純利益予想(IFRS)を415億円(前期比10.6%減)に、年間配当予想を160円(前期は160円)にすると発表した。市場コンセンサスは528億円。

 米国・日本・中国におけるアルツハイマー病治療薬「レケンビ」の拡大や、不眠症治療薬「デエビゴ」の成長などを見込む。一方、ジェネリック品や競合製品の台頭に加え、各国での価格抑制策や為替による影響から収益はほぼ横ばいを見込む。売上原価の増加や金融損益などの変動により純利益は減少する見通し。

 25.3期通期の連結純利益は464億円(前の期比9.5%増)だった。「レケンビ」への積極的な費用投入があったものの、がん治療薬「レンビマ」、「デエビゴ」の増収などにより増益となった。

★12:47  リベロ-後場急落 1Q営業益10%減 販管費が増加響く
 リベロ<9245.T>が後場急落。同社は15日12時、25.12期1Q(1-3月)の営業利益は2.8億万円(前年同期比9.9%減)だったと発表した。営業の採用が順調に進み、前倒しで費用を計上したことにより販管費が増加したことなどが響いた。


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