前場コメント No.3 サクサ、西松屋チェ、ダイナミクマ、岩塚菓、LTS、日本紙

2025/05/22(木) 11:31
★9:04  サクサ-売り気配 未定だった今期営業益は32%減見込む 特別配当実施へ
 サクサ<6675.T>が売り気配。同社は21日、未定としていた26.3期の連結営業利益予想を22.0億円(前期比32.2%減)に、年間配当予想は240円(うち特別配当105円、前期は165円)にすると発表した。

 M&A実施に伴う通期業績への寄与はあるものの、連結子会社における一部事業譲渡によるトップラインの減少、アミューズメントの商流変更、映像ソリューションの特需が一巡したことにより、減収見込み。積極的な成長投資に伴い、営業利益も減益を見込む。

 併せて、固定資産の譲渡により27.3期に特別利益約230億円の計上を予定しており、26.3期から30.3期の5期にわたり、特別配当(総額約30億円)として株主還元を実施すると発表した。各期に特別配当105円を実施予定とした。

★9:05  西松屋チェーン-4日ぶり反発 5月度の既存店売上高0.6%減 全店は3.0%増
 西松屋チェーン<7545.T>が4日ぶり反発。同社は21日、5月度の国内既存店売上高は前年同月比0.6%減だったと発表した。全店は同3.0%増だった。

 同月は、期間を通じて春物衣料の売上高が好調に推移。気温の上昇に伴い、夏物衣料の売上高も伸長したとしている。

★9:06  ダイナマップ-売り気配 Terrasolidと提携に関する覚書締結
 ダイナミックマッププラットフォーム<336A.T>が売り気配。同社は22日8時30分、Terrasolid(フィンランド)と提携に関する覚書(MOU)を締結したと発表した。

 精確な高精度3次元データの利用を容易にし、さまざまな業界におけるイノベーションを促進するという共通のビジョンを実現することを目的とする。今回の提携により、Terrasolidのグローバルなユーザー基盤と同社の広範な道路網の高精度3次元データを融合させることで、道路アセットマネジメント、道路設計、BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)などの分野において、より高度かつ効率的に業務を進めることが可能としている。

 なお、株価は前日までに8営業日連続で上昇していたこともあり、軟調な地合いを受けて利益確定売りが優勢となっている。

★9:07  岩塚製菓-3日ぶり反発 立会外で15万株・4億4265万円を上限に自社株買い 割合1.44%
 岩塚製菓<2221.T>が3日ぶり反発。同社は21日、15万株・4億4265万円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。2025年5月21日の終値2951円で、22日8時45分の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)において買い付けの委託を行う。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合1.44%となる。

★9:07  LTS-底堅い ITファイナンスの高度化支援サービスを本格開始
 エル・ティー・エス<6560.T>が底堅い。同社は21日、5月からITファイナンス高度化のための支援サービスを本格的に提供すると発表した。
 
 同社の実務知見を適用し、顧客の検討論点を早期に明確化。ITコストに関わる業務プロセスやデータ管理方法を把握し、ローコストなITコスト可視化と分析などを提供し、企業のIT投資を可視化し効果を最大化するとしている。

★9:08  日本製紙-底堅い 8月1日出荷分よりコート白ボール、特殊板紙を価格改定 15%以上
 日本製紙<3863.T>が底堅い。同社は21日、2025年8月1日出荷分より、コート白ボール、特殊板紙の価格改定を実施すると発表した。
 
 値上げ幅は15%以上。原燃料価格の高止まりに加え、物流費の上昇、人員確保の為の労務費増加などの各種コストアップにより、徹底したコストダウンを継続しているものの、再生産可能な収益確保が困難であることから、価格改定に至ったとしている。


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