前場コメント No.4 東海カーボ、リバーエレテク、ディスコ、Jフロンティア、Appier、ワカモト
★9:08 東海カーボン-大和が投資判断を引き上げ 構造改革効果を評価していく局面へ
東海カーボン<5301.T>が急伸。大和証券では、構造改革効果を評価していく局面を予想。投資判断は「2(アウトパフォーム)」→「1(買い)」に引き上げ、目標株価は1200円→1500円に引き上げた。
大和では、25/12期連結業績を売上高3430億円(前期比2%減)、営業利益245億円(同26%増)と前回予想を据え置いた。ただ、CB事業が想定よりも悪化しなかったことや、FC事業の業績に回復傾向がみられるなど、今後の業績改善の確度が高まりつつある点は変化点として捉えられるとコメントしている。黒鉛電極事業において欧州で黒鉛電極の製造・販売を手掛ける子会社株式を投資ファンドに売却することを発表。これにより業績改善が進展するとみている。黒鉛電極ならびにS&Lなど収益が厳しかった事業の構造改革の進展を考慮すると、株価の評価余地は高まったと考えている。
東海カーボン<5301.T>が急伸。大和証券では、構造改革効果を評価していく局面を予想。投資判断は「2(アウトパフォーム)」→「1(買い)」に引き上げ、目標株価は1200円→1500円に引き上げた。
大和では、25/12期連結業績を売上高3430億円(前期比2%減)、営業利益245億円(同26%増)と前回予想を据え置いた。ただ、CB事業が想定よりも悪化しなかったことや、FC事業の業績に回復傾向がみられるなど、今後の業績改善の確度が高まりつつある点は変化点として捉えられるとコメントしている。黒鉛電極事業において欧州で黒鉛電極の製造・販売を手掛ける子会社株式を投資ファンドに売却することを発表。これにより業績改善が進展するとみている。黒鉛電極ならびにS&Lなど収益が厳しかった事業の構造改革の進展を考慮すると、株価の評価余地は高まったと考えている。
★9:13 リバーエレテック-買い気配 低電圧水晶発振器「FCXO-07F」の出荷を開始
リバーエレテック<6666.T>が買い気配。同社は30日8時55分、業界トップクラスの低電圧駆動を実現する水晶発振器「FCXO-07F」を開発し、出荷を開始したと発表した。
同製品は、半導体微細プロセス技術に対応する水晶発振器としてわずか0.9Vから駆動可能という高度な省電力設計を実現したとしている。
リバーエレテック<6666.T>が買い気配。同社は30日8時55分、業界トップクラスの低電圧駆動を実現する水晶発振器「FCXO-07F」を開発し、出荷を開始したと発表した。
同製品は、半導体微細プロセス技術に対応する水晶発振器としてわずか0.9Vから駆動可能という高度な省電力設計を実現したとしている。
★9:16 ディスコ-急落 関税不透明感やディープシーク「R1」改良発表など嫌気か 半導体が軟調
ディスコ<6146.T>が急落。関税巡る不透明感などから売りが出ている。
前日はエヌビディアの好決算や、米裁判所が相互関税の差し止めを命じたことなどが好感され半導体株は買いが優勢だった。一方、その後にトランプ政権が控訴したことで二審は一審の差し止め判決を一時的に停止することを命じられたと伝わった。一転して不透明感が強まったことで、ドル円も円高に振れている。
また、中国のAI開発新興ディープシークが28日に、AIモデル「R1」を改良したことを発表。パフォーマンスは、米オープンAIの「o3」やグーグルの「Gemini-2.5-Pro」などほかの国際モデルに近いとしており、その後各メディアが報じた。
関税を巡る不透明感や、安価な生成AIの台頭による投資抑制への懸念などから、半導体関連に売りが出ている。東京エレクトロン<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>のほか、フジクラ<5803.T>などの電線株も安い。
ディスコ<6146.T>が急落。関税巡る不透明感などから売りが出ている。
前日はエヌビディアの好決算や、米裁判所が相互関税の差し止めを命じたことなどが好感され半導体株は買いが優勢だった。一方、その後にトランプ政権が控訴したことで二審は一審の差し止め判決を一時的に停止することを命じられたと伝わった。一転して不透明感が強まったことで、ドル円も円高に振れている。
また、中国のAI開発新興ディープシークが28日に、AIモデル「R1」を改良したことを発表。パフォーマンスは、米オープンAIの「o3」やグーグルの「Gemini-2.5-Pro」などほかの国際モデルに近いとしており、その後各メディアが報じた。
関税を巡る不透明感や、安価な生成AIの台頭による投資抑制への懸念などから、半導体関連に売りが出ている。東京エレクトロン<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>のほか、フジクラ<5803.T>などの電線株も安い。
★9:26 ジェイフロンティア-3日ぶり反発 Sushi AIと業務資本提携
ジェイフロンティア<2934.T>が3日ぶり反発。同社は30日9時、Sushi AI(東京都港区)と、資本参加を含む業務提携契約を締結すると発表した。
Sushi AIは、 「自国の未来に希望を創る」ために、AI領域に特化したスタートアップの立ち上げを支援するAI特化型インキュベーション支援と、特定領域におけるニーズを共通化・再構築し、自社SaaSとして汎用化したプロダクトの提供、企業ごとのニーズや業務課題に合わせた、フルスクラッチのAI開発から継続的な改善サポートまでを行っているという。
同提携は、Sushi AIが有するAI領域における知見と開発力を活用することで、同社の成長戦略を一層強化するものだという。また、同社単独でのサービス提供やシステム開発に加え、アライアンスを通じて経営資源を補完し、事業スピードのさらなる向上を図ることを目的としているという。
ジェイフロンティア<2934.T>が3日ぶり反発。同社は30日9時、Sushi AI(東京都港区)と、資本参加を含む業務提携契約を締結すると発表した。
Sushi AIは、 「自国の未来に希望を創る」ために、AI領域に特化したスタートアップの立ち上げを支援するAI特化型インキュベーション支援と、特定領域におけるニーズを共通化・再構築し、自社SaaSとして汎用化したプロダクトの提供、企業ごとのニーズや業務課題に合わせた、フルスクラッチのAI開発から継続的な改善サポートまでを行っているという。
同提携は、Sushi AIが有するAI領域における知見と開発力を活用することで、同社の成長戦略を一層強化するものだという。また、同社単独でのサービス提供やシステム開発に加え、アライアンスを通じて経営資源を補完し、事業スピードのさらなる向上を図ることを目的としているという。
★9:32 Appier-大幅続伸 ディープシーク「R1」改良発表を材料視か AI関連が高い
Appier Group<4180.T>が大幅続伸。中国のAI開発新興ディープシークが28日に、AIモデル「R1」を改良したと発表したことが材料視されているもよう。
更新されたR1モデルでは、複数のベンチマークテストにおいて、現在のすべての国内モデルの中で優れた結果を達成したとし、パフォーマンスは米オープンAIの「o3」やグーグルの「Gemini-2.5-Pro」などほかの国際モデルに近いとしている。
上記発表が各メディアで報じられ、日本経済新聞電子版が30日6時4分に同発表を取り上げている。リリースが幅広い投資家に伝わり、AI開発の加速やコスト低下などの期待から関連銘柄に買いが入っているようだ。ブレインパッド<3655.T>、ABEJA<5574.T>、Ridge-i<5572.T>なども高い。
Appier Group<4180.T>が大幅続伸。中国のAI開発新興ディープシークが28日に、AIモデル「R1」を改良したと発表したことが材料視されているもよう。
更新されたR1モデルでは、複数のベンチマークテストにおいて、現在のすべての国内モデルの中で優れた結果を達成したとし、パフォーマンスは米オープンAIの「o3」やグーグルの「Gemini-2.5-Pro」などほかの国際モデルに近いとしている。
上記発表が各メディアで報じられ、日本経済新聞電子版が30日6時4分に同発表を取り上げている。リリースが幅広い投資家に伝わり、AI開発の加速やコスト低下などの期待から関連銘柄に買いが入っているようだ。ブレインパッド<3655.T>、ABEJA<5574.T>、Ridge-i<5572.T>なども高い。
★9:33 わかもと製薬-急騰 アセットバリューインベスターズが同社株買い増し 保有割合8.54%→9.58%
わかもと製薬<4512.T>が急騰。同社について、アセットバリューインベスターズが保有株を買い増した。5月29日受付分の変更報告書(5%ルール)で判明した。保有割合は8.54%→9.58%となっている。
わかもと製薬<4512.T>が急騰。同社について、アセットバリューインベスターズが保有株を買い増した。5月29日受付分の変更報告書(5%ルール)で判明した。保有割合は8.54%→9.58%となっている。
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