前場コメント No.8 クレセゾン、日立建、伊藤忠、ポーラオルHD、バンダイナム、アルファポリス
★10:20 クレディセゾン-SMBC日興が目標株価を引き上げ ROE改善の着実な成果を評価
クレディセゾン<8253.T>が堅調。SMBC日興証券では、ROE改善の着実な成果を評価。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は4200円→4800円に引き上げた。
SMBC日興では、主な変更点として、(1)バリュエーション基準年度の変更、(2)ペイメント事業の収益性改善やファイナンス事業、グローバル事業の業績予想の上方修正、(3)自社株買いによる資本効率の改善であるという。利益拡大や自己株取得の実施によって、ROEは中計で掲げる27/3期9.5%以上に向けて着実に進捗していると考えている。また、不動産の含み益や、インド事業のIPO、などを前提にしたSOTPモデルでは1株当たり株式価値は約6000円と算出され、これらを顕在化させるイベントがあれば、株価のアップサイドはさらに大きいという。
クレディセゾン<8253.T>が堅調。SMBC日興証券では、ROE改善の着実な成果を評価。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は4200円→4800円に引き上げた。
SMBC日興では、主な変更点として、(1)バリュエーション基準年度の変更、(2)ペイメント事業の収益性改善やファイナンス事業、グローバル事業の業績予想の上方修正、(3)自社株買いによる資本効率の改善であるという。利益拡大や自己株取得の実施によって、ROEは中計で掲げる27/3期9.5%以上に向けて着実に進捗していると考えている。また、不動産の含み益や、インド事業のIPO、などを前提にしたSOTPモデルでは1株当たり株式価値は約6000円と算出され、これらを顕在化させるイベントがあれば、株価のアップサイドはさらに大きいという。
★10:22 日立建機-大和が目標株価引き上げ 関税影響を除けば今期増益は可能と想定
日立建機<6305.T>が4日ぶり反発。大和証券では、関税影響を除けば今期増益は可能と想定。投資判断は「3(中立)」を継続し、目標株価を3700円→4400円に引き上げた。
大和では、今期も部品事業を中心としたバリューチェーン事業の伸長は期待できるとし、同時にマイニングの販売増を見込むことで円高影響を吸収して増益転換が可能と考えている。また、伊藤忠商事<8001.T>グループから変更報告書が提出されており、当面は株主構成変化に伴う需給要因への思惑が株価の支えになると想定している。
日立建機<6305.T>が4日ぶり反発。大和証券では、関税影響を除けば今期増益は可能と想定。投資判断は「3(中立)」を継続し、目標株価を3700円→4400円に引き上げた。
大和では、今期も部品事業を中心としたバリューチェーン事業の伸長は期待できるとし、同時にマイニングの販売増を見込むことで円高影響を吸収して増益転換が可能と考えている。また、伊藤忠商事<8001.T>グループから変更報告書が提出されており、当面は株主構成変化に伴う需給要因への思惑が株価の支えになると想定している。
★10:40 伊藤忠商事-底堅い 同社が海外製薬企業の日本参入を支援と伝わる
伊藤忠商事<8001.T>が底堅い。ブルームバーグ通信は5日、同社が海外の製薬企業の日本市場参入を後押しする事業に乗り出すと報じた。
記事によると、治験の支援事業を行う子会社エイツーヘルスケアが薬事申請や臨床試験に関する知見を生かしてコンサルティングや開発資金の支援を行うという。治験に求められる要件や申請時に省略できる手続きなど、医薬品の種類に応じて最適な日本への導入方法を提案できるとしている。
伊藤忠商事<8001.T>が底堅い。ブルームバーグ通信は5日、同社が海外の製薬企業の日本市場参入を後押しする事業に乗り出すと報じた。
記事によると、治験の支援事業を行う子会社エイツーヘルスケアが薬事申請や臨床試験に関する知見を生かしてコンサルティングや開発資金の支援を行うという。治験に求められる要件や申請時に省略できる手続きなど、医薬品の種類に応じて最適な日本への導入方法を提案できるとしている。
★10:43 ポーラオルビス-野村が目標株価引き上げ 今後のポーラの改革に期待
ポーラ・オルビスホールディングス<4927.T>が4日ぶり反発。野村証券では、今後のポーラの改革に期待。投資判断は「Neutral」を継続し、目標株価を1310円→1340円に引き上げた。
野村では主力ブランドのコスト削減効果を見込み、25.12期以降の営業利益予想を若干上方修正した。海外エクスポージャーが低いため、中国消費減速や米国関税などの影響はセクター内で軽微とみている。また、同社は6月23日にポーラの社長ミーティングを開催予定。野村では改革には時間を要すると考えているが、委託販売の立て直しなどの施策に注目している。
ポーラ・オルビスホールディングス<4927.T>が4日ぶり反発。野村証券では、今後のポーラの改革に期待。投資判断は「Neutral」を継続し、目標株価を1310円→1340円に引き上げた。
野村では主力ブランドのコスト削減効果を見込み、25.12期以降の営業利益予想を若干上方修正した。海外エクスポージャーが低いため、中国消費減速や米国関税などの影響はセクター内で軽微とみている。また、同社は6月23日にポーラの社長ミーティングを開催予定。野村では改革には時間を要すると考えているが、委託販売の立て直しなどの施策に注目している。
★10:45 バンダイナムコ-東海東京が目標株価を引き上げ 映像展開と同期する主力IPのゲーム展開の成否に注目
バンダイナムコホールディングス<7832.T>が反落。東海東京インテリジェンス・ラボでは、映像展開と同期する主力IPのゲーム展開の成否に注目。投資判断は「Neutral」を継続し、目標株価は4680円→4780円に引き上げた。
東海東京では、ポイントとして、(1)「ELDEN RING」開発元のフロム・ソフトウェアは自社で海外販売も行うタイトルの投入を予定、27/3期からは暫時同社開発タイトルの投入を見込めないと考える、(2)一方、グローバルでの日本アニメ人気の浸透と軌を一にして、トイホビー事業の継続的な営業増益が期待される、(3)主力IPである「ドラゴンボール」、「ワンピース」、「NARUTO」映像の逐次展開が期待され、映像と同期してコンソールゲーム投入が期待される、ことなどを挙げた。
バンダイナムコホールディングス<7832.T>が反落。東海東京インテリジェンス・ラボでは、映像展開と同期する主力IPのゲーム展開の成否に注目。投資判断は「Neutral」を継続し、目標株価は4680円→4780円に引き上げた。
東海東京では、ポイントとして、(1)「ELDEN RING」開発元のフロム・ソフトウェアは自社で海外販売も行うタイトルの投入を予定、27/3期からは暫時同社開発タイトルの投入を見込めないと考える、(2)一方、グローバルでの日本アニメ人気の浸透と軌を一にして、トイホビー事業の継続的な営業増益が期待される、(3)主力IPである「ドラゴンボール」、「ワンピース」、「NARUTO」映像の逐次展開が期待され、映像と同期してコンソールゲーム投入が期待される、ことなどを挙げた。
★10:49 アルファポリス-SBIが目標株価引き上げ 26.3期も施策を粛々と進め収益拡大傾向
アルファポリス<9467.T>が大幅続伸。SBI証券では、26.3期もこれまでの施策を粛々と進め収益は拡大傾向と評価。投資判断は「買い」を継続し、目標株価を1610円→1790円に引き上げた。
SBIでは、25.3期営業利益の好調な着地について、拡販施策の強化や価格改定の実施に加え、アニメ化や人気シリーズが好調に推移していることが貢献したとみている。今期(26.3機)については各施策が奏功し、漫画を中心に好調に推移すると予想している。
アルファポリス<9467.T>が大幅続伸。SBI証券では、26.3期もこれまでの施策を粛々と進め収益は拡大傾向と評価。投資判断は「買い」を継続し、目標株価を1610円→1790円に引き上げた。
SBIでは、25.3期営業利益の好調な着地について、拡販施策の強化や価格改定の実施に加え、アニメ化や人気シリーズが好調に推移していることが貢献したとみている。今期(26.3機)については各施策が奏功し、漫画を中心に好調に推移すると予想している。
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