後場コメント No.6 リクルートHD、クミアイ化、メディ総研、豊田織機

2025/06/06(金) 15:32
★14:58  リクルートHD-みずほが目標株価引き下げ バリュエーションプレミアムは織り込み済みとみる
 リクルートホールディングス<6098.T>がもみ合い。みずほ証券では、AI活用などで業績成長を予想も、バリュエーションプレミアムは株価に織り込み済みと想定。投資判断は「中立」を継続し、目標株価を10000円→8500円に引き下げた。

 みずほでは、AI活用によるIndeedの応募者単価の上昇期待や自己株式取得期待などからバリュエーションにプレミアムを付与するが、現在の株価は同プレミアムを織り込んだ水準と考えている。前回予想に対しては、Indeedの業績予想を見直したほか、マーケティング・マッチング・テクノロジーの人材領域が26.3期よりHRTに移管される影響を織り込んだとしている。

★15:04  クミアイ化学-後場下げ幅拡大 上期最終益33%減 為替差損計上が響く
 クミアイ化学工業<4996.T>が後場下げ幅拡大。同社は6日15時、25.10期上期(11-4月)の連結純利益は62.7億円(前年同期比32.7%減)だったと発表した。

 農薬や生成AIサーバー向け電子材料分野が好調に推移した。一方、為替差損の計上により最終減益となった。

★15:08  メディア総研-後場マイナス転換 3Q累計営業益23%増も3Q赤字を嫌気
 メディア総研<9242.T>が後場マイナス転換。同社は6日15時に、25.7期3Q累計(8-4月)の連結営業利益は3.6億円(前年同期比23.0%増)だったと発表した。キャリア支援事業が、学生イベントの単価見直しおよび連結子会社メディア総研イノベーションズの取引拡大などにより、増益となったことが寄与した。

 通期の会社計画2.9億円を3Qで超過しているものの、上期の営業利益は4.9億円だったので3Qは赤字だった。

 併せて、25.7期の期末配当予想を0円→20円(前期は0円)にすることも発表した。年間配当も同額で、初配となる。

★15:10  豊田自動織機-後場上げ幅拡大 オアシスが同社株保有 「TOB価格は不公正」と伝わる
 豊田自動織機<6201.T>が後場上げ幅拡大。ブルームバーグは6日14時55分、香港のヘッジファンドであるオアシス・マネジメントのセス・フィッシャー最高投資責任者(CIO)が同日、インタビューで同社やトヨタ自動車<7203.T>の株式保有を明かしたと報じた。

 記事によれば、同社への株式公開買い付け(TOB)価格引き上げを求め、経営陣と対話していく方針を示したようだ。フィッシャー氏はTOB価格を「まったく公正とは考えていない」と批判したとしている。


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