後場コメント No.2 パンパシHD、ゲンキードラ、プラスアルファ、東京海上、丸善CHI、TOPPANHD

2025/06/09(月) 15:31
★13:10  パンパシHD-東海東京が目標株価引き上げ アジア事業に改善の兆しがみえてきた
 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532.T>が反落。東海東京インテリジェンス・ラボでは、アジア事業に改善の兆しがみえてきたと判断。レーティング「Outperform」を継続、目標株価を5200円→5300円と引き上げた。

 東海東京では、25.6期売上高は前年比7.4%増の2兆2,497億円、営業利益は同16.1%増の1,627億円と予想。北米・アジア事業が当初想定より早期に改善すると見込み、業績予想を若干引き上げた。
 26.6期売上高は前年比5.4%増の2兆3713億円、営業利益は同9.2%増の1776億円と予想。北米・アジア事業の業績改善、国内DS事業の独自性に裏付けられた商品力により業績成長は続くと東海東京では考える。国内は従来のディスカウント販売に加えて、PB/OEM商品での独自性発揮による売上総利益率の改善に期待している。

★13:21  Genky-東海東京が目標株価引き上げ 出店拡大に基づく業績成長が期待できよう
 Genky DrugStores<9267.T>が続伸。東海東京インテリジェンス・ラボでは、出店拡大に基づく業績成長が期待できると判断。レーティング「Outperform」を継続、目標株価を4700円→4800円と引き上げた。

 東海東京では、出店数増加による業績成長スピードの高まりから、株価バリュエーションは高まる余地があると考えている。出店グロースを背景とした業績成長継続を見込み、レーティング「Outperform」を再確認したとしている。

★13:29  プラスアルファ-東海東京がレーティング引き下げ HRソリューションで競争激化を予想
 プラスアルファ・コンサルティング<4071.T>が3日ぶり反落。東海東京インテリジェンス・ラボでは、HRソリューションで競争激化を予想。レーティングを「Outperform」→「Neutral」、目標株価を3800円→2200円と引き下げた。

 26.9期の東海東京業績予想は、売上高が前年比15.8%増の200.7億円、営業利益は同17.4%増の70.1億円。HRソリューションは広告宣伝費が横ばい圏でもタレントパレットの顧客獲得ペースは60社/四半期程で安定とみるが、競争激化でARPU上昇は難しいと東海東京では考えている。MS事業は顧客の純減が25.9期末で底打ちと東海東京では見込むが、市場が成熟しているため、新規獲得ペースは緩やかと予想している。

★13:32  東京海上HD-みずほが目標株価を引き上げ 株主還元や事業投資の安定性への評価は変わらず
 東京海上ホールディングス<8766.T>が続伸。みずほ証券は、株主還元や事業投資の安定性への評価は変わらずと指摘。投資判断は「買い」を継続し、目標株価は6680円→7040円に引き上げた。

 みずほでは、利益見通しや株主還元への見方に大きな変化はないとしながらも、株主還元の安定感が高く短期的には選好されやすいと考えている。政策株式売却に伴う追加の事業投資は必要だが、これまでの投資規律を踏まえると目先は大型M&Aではなく、日常的なボルトオンM&Aや資産運用でのクレジット運用の拡大が中心となると予想。25/3期は新規投資の機会に恵まれなかったが、市場環境の変化を捉えた投資実行により利益成長が加速することを注目点とした。

★13:32  丸善CHI-3日ぶり反発 インプレスHD傘下と技術書籍読み放題サービスの合弁設立
 丸善CHIホールディングス<3159.T>が3日ぶり反発。同社は6日、インプレスホールディングス<9479.T>傘下でIT関連メディア事業を展開するインプレスと、ITエンジニア向けの技術書籍読み放題サービスの企画運営を行う合弁会社「テックリブ」を設立したと発表した。
 
 「できるシリーズ」「徹底攻略」など幅広いPC・IT関連書籍を発行するインプレスと、全国に約100店舗を展開する丸善ジュンク堂書店を傘下に持ち、書籍の販売や図書館運営を手掛ける同社が、両社のノウハウを生かし、ITエンジニアのスキル習得を後押しする読み放題サービスを推進するとしている。
 

★13:44  TOPPAN-みずほが目標株価を引き上げ FC-BGAを中心に成長目線は不変
 TOPPANホールディングス<7911.T>が反発。みずほ証券は、FC-BGAを中心に成長目線は不変、会社としての改善余地も引き続き大きいと指摘。投資判断は「買い」を継続し、目標株価は5050円→5150円に引き上げた。

 みずほでは、決算後の押し目はエントリーの機会と考えている。1QもM&A一時費用計上と円高で4Qに続き「見た目がイマイチ」な状況が続きそうだが、FC-BGAの回復と生活産業の価格転嫁進展を中心に実質増益と予想。今後のカタリストはFC-BGA新ライン稼働開始やIRデー(今年度はセグメント別に3回開催)、SONOCO社とのシナジー(バリアフィルムや原反など比較的収益性の高い上流側の数量増)などを想定、道半ばの事業ポートフォリオ改革やB/S改革の進展と合わせてアップサイドは大きいとの見方を維持した。


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