前場コメント No.7 トプコン、ゴールドクレ、アストロスケール、ソフトバンク、ブルーイノベ、ダイナミクマ

2025/07/29(火) 11:30
★10:02  トプコン-4日ぶり反発 KKR系によるTOB開始 1株3300円
 トプコン<7732.T>が4日ぶり反発。同社は28日、マネジメント・バイアウト(MBO)の一環として行われる、KKR系のTK(東京都千代田区)による同社株の公開買い付け(TOB)を開始すると発表した。

 買い付け期間は7月29日~9月9日。TOB価格は1株につき3300円。買い付け予定数は1億0551万2012株。下限は5286万1519株。上限は設けない。TOB完了後は一連の手続きを経て、同社株は上場廃止となる見込み。

 なお、株価はTOB価格にサヤ寄せする動きとなっている。

★10:14  ゴールドクレスト-5日ぶり大幅反落 1Q最終益2.1倍も利益確定の売り
 ゴールドクレスト<8871.T>が5日ぶり大幅反落。同社は28日、26.3期1Q(4-6月)の連結純利益は25.0億円(前年同期比2.1倍)だったと発表した。

 主力の不動産分譲事業が大幅増益となったことなどが寄与した。利益の見込める用地を選別して取得することに努め、都心部を中心に高品質で競争力の高い新築分譲マンションを供給したとしている。
 
 なお、株価は、決算発表前に期待買いが入っていたことから、利益確定の売りが優勢となっている。
 

★10:15  アストロスケール-続落 米国特許「複数デブリ除去の方法とシステム」を取得
 アストロスケールホールディングス<186A.T>が続落。同社は29日9時、米国特許「複数デブリ除去の方法とシステム」を取得したと発表した。
 
 老朽化した衛星や断片化したデブリで低軌道がますます混雑し、新しい衛星が加速的に打ち上げられる中、同特許技術は、複数デブリの除去と制御再突入を可能とする既存デブリ除去(ADR、Active Debris Removal)の新たな基盤となり、コスト削減を追求することも可能になるとしている。
 
 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★10:20  ソフトバンク-SBIが目標株価引き上げ 業績予想とバリュエーションを見直し
 ソフトバンク<9434.T>が3日続落。SBI証券では、業績予想とバリュエーションを見直し。投資判断は「買い」を継続し、目標株価を238円→252円に引き上げた。

 SBIでは、業績予想とバリュエーションを見直し、目標株価を修正した。今期会社計画ベースの配当利回りが大手通信キャリア3社間で最も高い中、株主還元拡充の可能性もあり、利益成長も伴う同社の魅力度は高いとみている。カタリストはスマートフォン加入者の獲得加速、PayPayのIPO期待の高まり、AI実装の進展とした。

★10:22  ブルーイノベーション-大幅に5日続伸 下水道展で共創の取り組みを展示
 ブルーイノベーション<5597.T>が大幅に5日続伸。同社は29日10時、フソウ(東京都中央区)と、同日よりインテックス大阪で開催される「下水道展’25 大阪」で、下水道点検の効率化と安全性向上に向けた新たな取り組みを共同展示すると発表した。
 
 同展示は、2025年1月に埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故を受け、国土交通省が全国の自治体に対して要請した「下水道管路の全国特別重点調査」を背景に、老朽化する下水道インフラにおける、点検・調査・診断へのデジタル技術の活用が期待される中、両社の有する技術を組み合わせたソリューションを紹介するとしている。
 

★10:22  ダイナマップ-3日続伸 経産省の補助事業として同社の国際標準化事業が採択
 ダイナミックマッププラットフォーム<336A.T>が3日続伸。同社は29日8時30分、経済産業省の補助事業「令和7年度国際ルール形成・市場創造型標準化推進事業費補助金」の補助対象事業者に採択されたと発表した。
 
 同事業では、公共エリアで利用するダイナミックマップを協調領域として国際標準化することで、グローバルな実装拡大を図る。また、同事業で得られる実装ノウハウを狭域エリアにも広く展開することで、公共エリアのみならず、狭域エリアにおいても課題解決に寄与するとしている。


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