後場コメント No.6 アルメディオ、KHネオケム、パレモHD、カノークス、一工薬、小糸製

2025/07/29(火) 15:30
★14:46  アルメディオ-後場急騰 カーボンナノファイバー含有組成物などに関する特許を取得
 アルメディオ<7859.T>が後場急騰。同社は29日14時、「カーボンナノファイバー含有組成物及び該カーボンナノファイバー含有組成物を含有する成型体」に関する特許を取得したと発表した。

 登録日は7月25日。同件による26.3期の連結業績に与える影響は軽微としている。

★14:51  KHネオケム-みずほが目標株価引き上げ 冷凍機油原料は年率2ケタ成長を予想
 KHネオケム<4189.T>が4日続伸。みずほ証券では、気候変動影響やDC向け需要を受け、冷凍機油原料は年率2ケタ成長を予想。投資判断「買い」を継続、目標株価を3200円→3300円と引き上げた。

 みずほでは、気候変動の影響やデータセンター(DC)向け需要の拡大などを追い風に、27.12期までの3カ年の冷凍機油原料の売上高を年率12%増と予想している。同社の製品は温暖化係数(GWP)の低い冷媒(R32)に加え、次世代冷媒として有力視されているR454B(R32+R1234yf)に対応。2024年7月に完工したイソノナン酸の増強設備がフル寄与する見通しで、合成油市場(年率7%増)を上回る成長が見込まれるとしている。

★14:54  パレモHD-3日ぶり反発 7月度の既存店売上高2%増
 パレモ・ホールディングス<2778.T>が3日ぶり反発。同社は28日、7月度(6月21日-7月20日)の既存店売上高は速報値で前年同月比2.4%増だったと発表した。客数は同4.6%減、客単価は同7.4%上昇となった。

★14:56  カノークス-反落 1Q営業益7.4%減 新中計を策定
 カノークス<8076.T>が反落。同社は29日14時30分、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は5.4億円(前年同期比7.4%減)だったと発表した。減収などが響いた。

 併せて、26.3期から28.3期を計画期間とする中期経営計画を策定した。数値目標として28.3期の経常利益は32.0億円(25.3期は実績値で28.5億円)、ROEは7.0%(同6.5%)をめざすとしている。
 

★15:05  第一工業製薬-後場急騰 通期営業益を上方修正 1Qは63%増
 第一工業製薬<4461.T>が後場急騰。同社は29日15時に、26.3期通期の連結営業利益を従来の60.0億円から68.0億円(前期比27.1%増)に上方修正すると発表した。

 「電子・情報」セグメントの電子材料の低誘電樹脂や前期末に立ち上がった「環境・エネルギー」セグメントの電池用材料などの高付加価値品が大幅に伸長したことなどを踏まえた。

 併せて発表した26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は17.2億円(前年同期比62.8%増)だった。「電子・情報」セグメントの売上高が伸長したことが寄与した。

★15:06  小糸製作所-後場急騰 通期最終益を上方修正 1Qは39%増
 小糸製作所<7276.T>が後場急騰。同社は29日15時、26.3期通期の連結純利益予想を従来の220億円から225億円(前期比51.3%減)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは243億円。

 米国関税や各OEMの新車開発延期の影響、中国における生産体制見直しに係る費用などを織り込んだ。この結果、営業利益、経常利益は期初計画を下回るものの、純利益の見通しは引き上げた。

 26.3期1Q(4-6月)の連結純利益は101億円(前年同期比38.7%増)だった。国内や米州における受注車種の増産に加え、為替換算などによる売上高の増加が寄与した。市場コンセンサスは45億円。

 併せて、中国における生産体制の見直しも発表した。


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