前場コメント No.1 ＮＥＣ、アドバンテ、キーエンス、ＡＮＡ、野村ＨＤ、フジテック
★9:00 ＮＥＣ－買い気配 1Q営業益7.8倍 ITサービスが堅調
ＮＥＣ<6701.T>が買い気配。同社は29日、26.3期1Q（4-6月）の連結営業利益（IFRS）は354億円（前年同期比7.8倍）だったと発表した。市場コンセンサスは136億円。
主力のITサービスでは、国内は、前年度の大幅な受注増を背景にパブリックが増収をけん引。BluStellarを中心とした売上増および収益性改善に加え、費用改善により増益となった。海外についても前年度の構造改革費用のはく落により増益となったとしている。
ＮＥＣ<6701.T>が買い気配。同社は29日、26.3期1Q（4-6月）の連結営業利益（IFRS）は354億円（前年同期比7.8倍）だったと発表した。市場コンセンサスは136億円。
主力のITサービスでは、国内は、前年度の大幅な受注増を背景にパブリックが増収をけん引。BluStellarを中心とした売上増および収益性改善に加え、費用改善により増益となった。海外についても前年度の構造改革費用のはく落により増益となったとしている。
★9:00 アドバンテスト－3日ぶり反発 通期営業益を上方修正 1Qは4.0倍
アドバンテスト<6857.T>が3日ぶり反発。同社は29日に、26.3期通期の連結営業利益（IFRS）予想を従来の2420億円から3000億円（前期比31.5％増）に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは2918億円。
AI関連向け半導体のさらなる複雑化、需要拡大などを背景に、高水準なテスタ需要は期初想定を上回るペースで増加している。また、AI関連半導体に参入する企業の増加も、さらなる需要に寄与するものと考える。これらの見通しと1Q実績を踏まえた。
併せて発表した26.3期1Q（4-6月）の連結営業利益は1240億円（前年同期比4.0倍）だった。
AI関連の高性能半導体向けテスタ需要が大幅に拡大した。前年度に引き続き、顧客からの製品納入の要請がいっそう強まるなか、顧客の要求納期に最大限応えるべく、部材調達および製品供給能力の拡大に努め、タイムリーな製品納入を実施した。この結果、増収に加え、高収益製品の販売比率も上昇したことなどにより、大幅な増益での着地となった。
アドバンテスト<6857.T>が3日ぶり反発。同社は29日に、26.3期通期の連結営業利益（IFRS）予想を従来の2420億円から3000億円（前期比31.5％増）に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは2918億円。
AI関連向け半導体のさらなる複雑化、需要拡大などを背景に、高水準なテスタ需要は期初想定を上回るペースで増加している。また、AI関連半導体に参入する企業の増加も、さらなる需要に寄与するものと考える。これらの見通しと1Q実績を踏まえた。
併せて発表した26.3期1Q（4-6月）の連結営業利益は1240億円（前年同期比4.0倍）だった。
AI関連の高性能半導体向けテスタ需要が大幅に拡大した。前年度に引き続き、顧客からの製品納入の要請がいっそう強まるなか、顧客の要求納期に最大限応えるべく、部材調達および製品供給能力の拡大に努め、タイムリーな製品納入を実施した。この結果、増収に加え、高収益製品の販売比率も上昇したことなどにより、大幅な増益での着地となった。
★9:00 キーエンス－売り気配 1Q営業益4.8％増 コンセンサス下回る
キーエンス<6861.T>が売り気配。同社は29日、26.3期1Q（4-6月）の連結営業利益は1293億円（前年同期比4.8％増）だったと発表した。市場コンセンサスは1326億円。
中長期的な成長を維持する観点から、企画開発面での充実や営業面での強化を図ったとしている。
株価はコンセンサスを下回る着地が嫌気されて、売りに押されている。
キーエンス<6861.T>が売り気配。同社は29日、26.3期1Q（4-6月）の連結営業利益は1293億円（前年同期比4.8％増）だったと発表した。市場コンセンサスは1326億円。
中長期的な成長を維持する観点から、企画開発面での充実や営業面での強化を図ったとしている。
株価はコンセンサスを下回る着地が嫌気されて、売りに押されている。
★9:00 ＡＮＡＨＤ－売り気配 1Q最終益7.1％減 前年同期の為替差益がはく落
ＡＮＡホールディングス<9202.T>が売り気配。同社は29日、26.3期1Q（4-6月）の連結営業利益は230億円（前年同期比7.1％減）だったと発表した。市場コンセンサスは235億円。
航空事業を中心に増収となり、営業増益となったものの、前年同期に計上した為替差益のはく落などが響き最終減益となったとしている。
ＡＮＡホールディングス<9202.T>が売り気配。同社は29日、26.3期1Q（4-6月）の連結営業利益は230億円（前年同期比7.1％減）だったと発表した。市場コンセンサスは235億円。
航空事業を中心に増収となり、営業増益となったものの、前年同期に計上した為替差益のはく落などが響き最終減益となったとしている。
★9:01 野村ＨＤ－続伸 1Q最終益52％増 コンセンサス上回る
野村ホールディングス<8604.T>が続伸。同社は29日、26.3期1Q（4-6月）の連結純利益（米国基準）は1046億円（前年同期比51.7％増）だったと発表した。市場コンセンサスは821億円。
主要4部門すべてで増収増益となった。主力のホールセール部門では、ボラティリティの上昇と顧客アクティビティの増加を的確に捉え、グローバル・マーケッツが増収。インベストメント・バンキングは日本ビジネスがけん引し、1Qとしては比較可能な17.3期以降最高の四半期収益となったとしている。
野村ホールディングス<8604.T>が続伸。同社は29日、26.3期1Q（4-6月）の連結純利益（米国基準）は1046億円（前年同期比51.7％増）だったと発表した。市場コンセンサスは821億円。
主要4部門すべてで増収増益となった。主力のホールセール部門では、ボラティリティの上昇と顧客アクティビティの増加を的確に捉え、グローバル・マーケッツが増収。インベストメント・バンキングは日本ビジネスがけん引し、1Qとしては比較可能な17.3期以降最高の四半期収益となったとしている。
★9:01 フジテック－売買停止 ＥＱＴ系が1株5700円でTOB 上場廃止へ
フジテック<6406.T>が売買停止。欧州系投資ファンドＥＱＴの傘下であるＢｏｓｐｏｌｄｅｒ１は30日8時45分、同社に対して公開買い付け（TOB）を実施すると発表した。
TOBの買付価格（普通株式）は1株につき5700円。2026年1月下旬をめどにTOB開始をめざす。買い付け予定数は7154万7486株。下限は4552万0881株。上限は設けない。TOB成立後、一連の手続きを経て同社株は上場廃止となる見通し。
同社は同日、TOBについて賛同の意見を表明し、応募するか否かについては株主の判断に委ねるとコメントした。
なお、同社株は8時20分から売買停止となっており、9時11分より売買が再開される予定。29日終値6205円に対してディスカウントTOBとなることから、寄り前の気配値は大幅安となっていた。
フジテック<6406.T>が売買停止。欧州系投資ファンドＥＱＴの傘下であるＢｏｓｐｏｌｄｅｒ１は30日8時45分、同社に対して公開買い付け（TOB）を実施すると発表した。
TOBの買付価格（普通株式）は1株につき5700円。2026年1月下旬をめどにTOB開始をめざす。買い付け予定数は7154万7486株。下限は4552万0881株。上限は設けない。TOB成立後、一連の手続きを経て同社株は上場廃止となる見通し。
同社は同日、TOBについて賛同の意見を表明し、応募するか否かについては株主の判断に委ねるとコメントした。
なお、同社株は8時20分から売買停止となっており、9時11分より売買が再開される予定。29日終値6205円に対してディスカウントTOBとなることから、寄り前の気配値は大幅安となっていた。
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