前場コメント No.7 ゼンリン、不動テトラ、インターライフ、ニッキ、川崎地質、タムラ製

2025/07/30(水) 11:30
★9:51  ゼンリン-大幅に3日続伸 1Q経常赤字縮小 受取配当金の増加が寄与
 ゼンリン<9474.T>が大幅に3日続伸。同社は7月29日、26.3期1Q(4-6月)の連結経常損益は0.6億円の赤字(前年同期は2.6億円の赤字)だったと発表した。人件費の増加などはあったが、受取配当金の増加が寄与した。

★9:58  不動テトラー急騰 露・カムチャツカ半島付近でM8.7地震 太平洋沿岸に津波警報
 不動テトラ<1813.T>が急騰。8時25分ごろにロシアのカムチャッカ半島付近を震源とするマグニチュード8.7の地震が発生し、太平洋沿岸に津波警報が発令されていることが材料視されている。

 最新の情報では、北海道太平洋沿岸東部や岩手県、千葉県九十九里・外房など、太平洋沿岸に最大3メートルの津波が予想されている。報道を受け、消波ブロックを手掛ける同社に買いが入っている。地盤解析を行う地盤ネットホールディングス<6072.T>、水災害対策向けコンクリート製品などを手掛けるベルテクスコーポレーション<5290.T>も高い。

★10:07  インターライフHD-3日ぶりに大幅反発 50万株・2億円を上限に自社株買い 割合3.22%
 インターライフホールディングス<1418.T>が3日ぶりに大幅反発。同社は29日、50万株・2億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年8月1日~2025年12月30日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は3.22%となる。

★10:16  ニッキ-急騰 通期営業益を上方修正 想定よりも円安基調など踏まえる
 ニッキ<6042.T>が急騰。同社は29日、26.3期通期の連結営業利益予想を従来の4.0億円から6.0億円(前期比32.2%減)に上方修正すると発表した。

 想定よりも売上高が増加していること、為替相場が円安基調で推移していることなどが寄与する。決算発表は7月31日の予定。

★10:18  川崎地質-大幅高 通期営業益を上方修正 下期も堅調な見通しから一転増益
 川崎地質<4673.T>が大幅高。同社は30日10時10分、25.11期通期の連結営業利益予想を従来の4.0億円から4.5億円(前期比4.4%増)に引き上げると発表した。期初の減益予想から一転増益見込みとなる。

 7月11日に好調な上期決算を発表。下期も同様の傾向が続くとの見通しから、前回予想を上方修正するとしている。

★10:30  タムラ製作所-MSMUFGが投資判断引き下げ 本格的な利益成長織り込むには時間必要
 タムラ製作所<6768.T>が大幅安。モルガン・スタンレーMUFG証券では、本格的な利益成長を織り込むには今しばらく時間が必要と判断。投資判断を「Overweight」→「Equal-weight」に、目標株価を620円→500円へそれぞれ引き下げた。

 MSMUFGでは、米関税政策の行末は見えつつあるが、インフレ影響などから車載や産機、スマホPCなど幅広い分野の部品需要に懸念は残ると指摘した。同社については本格的な利益成長を織り込むには今しばらく時間が必要と判断。26.3期はインフレ影響、景況感の悪化などによる需要減などを勘案し、売上高および利益想定を下方修正するとしている。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 40,654.70 -19.85
TOPIX 2,920.18 +11.54
グロース250 753.88 +2.86
NYダウ 44,632.99 -204.57
ナスダック総合 21,098.29 -80.29
ドル/円 147.98 -0.50
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ