前場コメント No.4 三井化学、メルカリ、エニグモ、サカイ引越、アセンテック、マクドナルド

2025/08/21(木) 11:32
★9:04  三井化学-反発 アフリカ財閥と協業 化学品で合弁や技術供与=日経
 三井化学<4183.T>が反発。21日付の日本経済新聞朝刊は、同社がアフリカの財閥企業と化学品で協業すると報じた。
 
 記事によると、20日開幕した第9回アフリカ開発会議(TICAD9)でナイジェリアのダンゴテ・グループと覚書を結んだという。現地生産に向け、同社による技術供与や合弁会社の設立を検討するとしている。

★9:04  メルカリ-底堅い AI基盤整備 人事や経理のデータ統合 年内めど=日経
 メルカリ<4385.T>が底堅い。21日付の日本経済新聞朝刊は、同社が年内をめどに、経営管理や人事、経理といった社内の業務系システムに分散しているデータを統合すると報じた。
 
 記事によると、全社横断的な作業チームを設けて生成AIを経営基盤として活用する検討を進め、データを統合する方針を決めたという。データを統合することにより、社内で生成AIを利用しやすくなる。対話型サービスで他部署の類似した取り組みについて検索して参照したり、議論の途中で利益相反が生じそうな事柄について調べて意思決定に反映したりといった用途を見込んでいるという。経営情報を社内に広く開示し、多くの社員が使えるようにする取り組みも広げるとしている。 
  

★9:05  エニグモ-続伸 持ち分法適用会社のゲツラクを完全子会社化
 エニグモ<3665.T>が変わらず挟み続伸。同社は20日、同社が33.4%を出資するゲツラクの残る株式66.6%を取得し、ゲツラクを完全子会社化すると発表した。
 
 ゲツラクは、20代若手の転職支援を得意としており、同社と協同でQ転職の開発運営を行っている。今後さらなる連携強化を通じてサービス拡大するにあたり、両社一体となって人材関連事業を運営することで、より成長を加速することができると考えることから、完全子会社化に至ったとしている。

★9:05  サカイ引越センター-大和が目標株価を引き上げ 資本効率改善に向けた動きに注目
 サカイ引越センター<9039.T>が続伸。大和証券では、資本効率改善に向けた動きに注目。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は2650円→3100円に引き上げた。

 大和では、26/3期営業利益を前期比4%増の134億円(会社計画130億円)、27/3期営業利益を同4%増の139億円と従来予想を据え置いた。引越業界では戦力確保が重要となるものの、競合環境は緩和傾向と捉えている。特に、遠距離引越に対応できる業者が減少しつつあり、業界トップの優位性が発揮される環境になりつつあると捉えている。昨年来、徐々に株主還元を強化する動きにあると指摘。現在、来年度からの新中計の策定中であり、資本効率改善を図る資本政策・キャッシュアロケーションが示されると期待している。

★9:05  アセンテック-7日ぶり反発 今期無配予想から20円に修正 TOB不成立を受け
 アセンテック<3565.T>が7日ぶり反発。同社は20日、従来無配としていた26.1期の期末配当予想を20円(前期末は15円)にすると発表した。

 年間配当予想も同額となる。オリックス<8591.T>子会社のOPI・18による同社に対する公開買い付け(TOB)が不成立となったことから、配当予想を修正した。26.1期の期初ガイダンスでは年間配当予想を20円としていた。

★9:06  マクドナルド-4日ぶり反落 ハッピーセット「ワンピースカードゲーム」の販売見送り
 日本マクドナルドホールディングス<2702.T>が4日ぶり反落。同社は20日、ハッピーセット関連施策見直しの一環として、8月29日開始を予定していたハッピーセットのキャンペーン「ワンピースカードゲーム」の実施を見送ると発表した。

 期間中にハッピーセットを購入した場合は、過去のキャンペーンで配布されていたおもちゃなどを提供するとしている。

 20日17時52分配信の日本経済新聞電子版報道によれば、人気ゲーム「ポケットモンスター(ポケモン)」をテーマにしたハッピーセットで転売目的の大量購入や食品廃棄などの問題が生じたことを受けて販売を見送るとしている。


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