前場コメント No.6 アイズ、GSユアサ、コンコルディア、富士通、プログリット、TDK

2025/09/04(木) 11:30
★9:59  アイズ-反発 メディアレーダーで事例資料を自動生成できる新フォーマットをリリース
 アイズ<5242.T>が反発。同社は3日、同社が運営する国内1位の広告業界のプラットフォーム「メディアレーダー」において、事例資料を自動生成できる新フォーマットをリリースしたと発表した。
 
 同フォーマットでは、保有資料のアップロードによる登録のほか、必須情報の入力で生成される「事例資料PDFの自動生成機能」の活用による資料登録も可能だという。自社サービスの導入事例に特化した資料を効率的に掲載することができる、新たな資料登録形式としている。

★10:01  GSユアサ-東海東京が目標株価を引き上げ 産業用、車載向けLiBが好調
 ジーエス・ユアサ コーポレーション<6674.T>が小幅続伸。東海東京インテリジェンス・ラボでは、産業用、車載向けLiBが好調と指摘。レーティングは「Outperform」を継続し、目標株価は3530円→3810円に引き上げた。

 東海東京では、26/3期1Q(4-6月)決算では産業電池電源事業における成長と、車載用LiB(リチウムイオン電池)における収益性改善が確認でき、今後の業績成長確度が一段と高まった、と考えている。前者では官公庁向けの非常用案件(インフラにおけるバックアップ電源としての蓄電池等)が好調とみているが、民間企業のBCP(事業継続計画)対応需要や、再生エネルギー発電向け等の蓄電需要への期待も薄れておらず、事業環境は総じて良好な状況が継続するとみている。

★10:04  コンコルディア-大和が目標株価を引き上げ 上方修正・増配の他、追加の自己株式取得も期待
 コンコルディア・フィナンシャルグループ<7186.T>が反発。大和証券では、上方修正・増配の他、追加の自己株式取得も期待。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は1050円→1250円に引き上げた。

 大和では、11月の中間決算発表時に通期利益計画の上方修正、年間一株配当金を35.00円とする計画比+1.00円の増配を期待する他、今年度中に追加の自己株式取得も見込む。 2025年度通期の連結純利益は前年度比18%増益の980億円と銀行目標955億円の超過達成を予想。連結純利益は2026年度に1100億円、2027年度に1200億円と増益継続を予想。また、年間一株配当金は2026年度に40.00円、2027年度に44.00円と連続増配を期待している。

★10:07  富士通-反発 米国に光通信技術の実証施設 データセンター需要取り込み=日経
 富士通<6702.T>が反発。日本経済新聞電子版は4日5時、同社が高速・大容量の光通信に使う装置の実証施設を10月にも米シリコンバレーに開設すると報じた。
 
 記事によると、生成AIの普及で建設が相次ぐデータセンター関連の需要の取り込みに向け、技術者とやりとりする拠点として活用するという。2027年までに10社程度からの受注を見込む。通信関連子会社の1FINITY(ワンフィニティ)が設立する。投資額は非公表としているが、総務省から4億円の補助を受けるとしている。

★10:10  プログリット-反発 AI英会話アプリを海外展開 まず韓国で販売=日経
 プログリット<9560.T>が反発。日本経済新聞電子版は4日5時、同社が9月上旬に、韓国でAIを使ったスピーキング学習アプリ「スピフル」の提供を始めると報じた。
 
 記事によると、海外でのサービス展開は初めて。まず採用や昇進で英語力が重視される韓国に進出し、今後の海外展開の可能性を探るという。岡田祥吾社長は「韓国人は日本人と同じく文法や読解力などの基礎力があっても、話す能力に課題を感じている人が多い」と指摘し、「スピーキング練習特化のアプリは韓国でも珍しいため勝機がある」と話したとしている。

★10:17  TDK-大和が目標株価を引き上げ 強い電池の成長・課題事業改善で3つの二桁が視野
 TDK<6762.T>が堅調。大和証券では、強い電池の成長・課題事業改善で3つの二桁が視野とコメント。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は2100円→2150円に引き上げた。

 大和では、26/3期は売上高2兆2640億円(YoY+3%、従来2兆2775億円)、営業利益2520億円(同+12%、2520億円)を予想。受動部品は年度通じて苦戦しそうだが、それ以外は堅調持続と指摘。27/3期は売上高2兆3890億円(YoY+6%、従来2兆3680億円)、営業利益2820億円(同+12%、2800億円)を予想。主力小型二次電池の圧倒的競争力、中型電池の成長性が牽引。HDD関連中心の磁気応用製品はNAND置き換えによるダウントレンドからニアライン増による成長軌道に変わったと指摘。磁気センサーも競争力、成長性ともに高いと解説している。

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