後場コメント No.2 ソフトフロントH、ニッスイ、住友商、サワイGHD、バローHD、ヘッドウォータ

2025/09/10(水) 15:30
★12:53  ソフトフロントHD-大幅続落 日本システム技術がAIボイスボット「commubo」を採用
 ソフトフロントホールディングス<2321.T>が大幅続落。同社は10日11時30分、子会社のソフトフロントジャパンが、日本システム技術<4323.T>に、AIボイスボット「commubo(コミュボ)」が採用されたと発表した。
 
 日本システム技術では、他社ボイスボットを導入・運用するも、サービス内容が業務特性と運用面での要望にマッチせず、より柔軟性とスピード感ある運用を重視して、リプレイス先を探していたという。commubo導入後、顧客ごとに複雑化するシナリオを柔軟に管理できるようになり、リプレイス時の要望であるスピード感と負荷を軽減した運用を実現し、業務効率が向上。オペレータも電話応対の負荷が軽減され、他の業務により集中できるようになっているとした。

 しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。

★13:03  ニッスイ-MSMUFGが目標株価引き上げ バリュエーションの切り上げを予想
 ニッスイ<1332.T>が反発。モルガン・スタンレーMUFG証券では、バリュエーションの切り上げを予想。投資判断は「Overweight」を継続し、目標株価を目標株価1020円→1240円に引き上げた。

 MSMUFGでは、26.3期1Qは改めて同社が外部環境の変化への対応力が高いことを示した好決算となったと評価。下期からはファインケミカル事業の医薬品原料の出荷も本格化する見通しで、現状の収益性に対して株価は割安との見方を継続している。26.3期はバリュエーションが修正される材料が豊富とした。

★13:05  住友商事-東海東京が目標株価を引き上げ 26/3期は会社計画を上回る利益を予想
 住友商事<8053.T>が反発。東海東京インテリジェンス・ラボでは、26/3期の当期利益は会社計画を上回る6000億円を予想。レーティングは「Outperform」を継続し、目標株価は4600円→6200円に引き上げた。

 東海東京では、為替前提やバッファーの設定が保守的と考え、当期利益予想は会社計画を上回る6000億円とした。会社計画の当期利益は5700億円。27/3期は中期経営計画に沿った増益持続を見込んでいる。当期利益予想は27/3期6500億円、28/3期7000億円。具体的には、(1)既存事業の再構築、(2)強み・競争優位性を発揮する成長事業での伸長を計画。期待される分野は、鉄鋼、リース、建機、不動産、デジタル、ヘルスケア、アグリ、エネルギーソリューション等であるとコメントしている。

★13:06  サワイGHD-後場プラス転換 日医工と後発医薬品の品目統合などに向けた協業に合意
 サワイグループホールディングス<4887.T>が後場プラス転換。同社傘下の沢井製薬は10日13時、日医工(富山県富山市)と、後発医薬品の製造所集約と品目統合に向けた協業に合意したと発表した。
 
 協議中の対象品目数は15成分30品目、開始時期は2026年以降、準備が整い次第順次としている。

★13:16  バローHD-反発 8月度のバロー既存店売上高3%増
 バローホールディングス<9956.T>が反発。同社は10日13時、8月度のバロー既存店売上高は速報値で前年同月比3.1%増だったと発表した。客数は同0.4%減、客単価は同3.5%上昇となった。

★13:23  ヘッドウォータース-4日続伸 ワークショップ型プログラム 「HWS Agent Camp」を提供開始
 ヘッドウォータース<4011.T>が4日続伸。同社は10日13時、企業によるAIエージェント活用を推進するため、ワークショップ型プログラム「HWS Agent Camp」を提供開始すると発表した。
 
 同プログラムは、AIエージェントの設計・開発・評価を短期間で体験できる場を提供し、企業内でのAI活用スキルの定着とPoC(概念実証)の加速を支援する。サービスを通じて、すでに複数の大手企業においてPoCやトライアル支援を開始しており、今後はさらなる導入企業の課題解決に寄与するとともに、得られた知見をサービス強化に反映していくとした。


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