前場コメント No.5 前田工繊、東センチュリー、日ギア、レナサイエンス、PILLAR、フェローテック

2026/03/05(木) 11:32
★9:30  前田工繊-MSMUFGが目標株価を引き上げ 今後の業績拡大が一段と注目される局面を予想
前田工繊<7821.T>が堅調。モルガン・スタンレーMUFG証券では、ソーシャル中心に業績堅調、BBSも含む今後の業績拡大が一段と注目される局面を予想。投資判断は「Overweight」を継続し、目標株価は2800円→3200円に引き上げた。

 モルガン・スタンレーでは、ソーシャルインフラ中心に業績堅調、今後はBBSも含む27/6期以降の業績拡大に対する注目度が一段と高まる局面とみている。営業利益予想は、インダストリーインフラ、ソーシャルの増額を主因に27/6期以降上方修正し、26/6期130億円(前年比8.1%増、従来同様、会社計画110億円)、27/6期147億円(同13.1%増、同143億円)、28/6期158億円(同7.5%増、150億円)とした。

★9:34  東京センチュリー-急騰 豪レンタカーを買収 200億円で 地場最大手=日経
 東京センチュリー<8439.T>が急騰。5日付の日本経済新聞朝刊は、同社がオーストラリア地場最大手のレンタカー会社バーゲンカーレンタルズを完全子会社化すると報じた。
 
 記事によると、約200億円を投じて、4月1日に全株式を取得する予定だという。子会社のニッポンレンタカーサービスなど国内で培った運営ノウハウを生かし、海外でのレンタカー事業に参入するとしている。

★9:41  日本ギア工業-ストップ高買い気配 対米投資第2弾、原発建設など候補と報道
 日本ギア工業<6356.T>がストップ高買い気配。5日付の日本経済新聞朝刊は、日米両政府が5500億ドル(約86兆円)の対米投融資の第2弾候補として、米国内での原子力発電所や銅精錬施設などを検討していることが分かったと報じた。

 記事によれば、赤沢亮正経済産業相は5~8日の日程で米国を訪問し、6日にラトニック商務長官と面会する方向で調整しているようだ。報道を受けて原発関連が物色されるなか、原発向けアクチュエータで高いシェアを持つ同社も買われている。発電用バルブ大手の岡野バルブ製造<6492.T>、核燃料輸送容器などを手掛けるの木村化工機<6378.T>、原子力用バルブのTVE<6466.T>なども高い。

★9:49  レナサイエンス-急騰 ディスポーザブル極細内視鏡における多施設共同臨床試験が完了
 レナサイエンス<4889.T>が急騰。同社は4日、ディスポーザブル極細内視鏡における多施設共同臨床試験が完了したと発表した。
 
 60例が初回検査を実施し、49例が12カ月のフォローアップ検査を完了。全症例で安全に実施でき、有害事象は認められなかったという。同医療機器は、腹膜透析継続中に腹膜およびカテーテル内腔を非侵襲的かつ反復的に肉眼評価できる技術であり、臨床指針上重要なフィブリン沈着などを観察することが可能で、安定期腹膜透析患者の臨床評価を補完する実践的手法であると考えられたとしている。
   

★9:51  PILLAR-SMBC日興が目標株価引き上げ メモリーサイクル本格化で需要拡大する
 PILLAR<6490.T>が3日ぶり大幅反発。SMBC日興証券では、メモリーサイクル本格化で汎用部品需要が拡大すると予想。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価を7300円→11000円に引き上げた。
 
 SMBC日興では、ここ3カ月で株価が大きく上昇しているものの、メモリー価格上昇に伴う WFE(半導体前工程製造装置)の上振れというブルシナリオの可能性がまだあるとし、投資評価は据え置いた。半導体メーカーのクリーンルームの建設には時間がかかるため、多くの追加投資は28.3期に実施されると想定。受注ベースでは同社の27.3期の下期に入ってくる可能性が高いとみている。

★9:58  フェローテック-SMBC日興が目標株価引き上げ 子会社株式の保有戦略に注目
 フェローテック<6890.T>が3日ぶり大幅反発。SMBC日興証券では、WFE(半導体前工程製造装置)回復の追い風の中、子会社株式の保有戦略に注目。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価を5500円→8700円に引き上げた。

 SMBC日興では、26.3期3Q決算とその後の取材でサプライチェーンチェックを反映し、業績予想と目標株価を修正した。なお、機関投資家から同社に対する質問が最も多い項目は、中国の上場子会社の価値の同社に対する影響とした。
 同社はグループ資産の売却(500億円)を継続検討するとしており、SMBC日興では今後の動向に注目。中国の半導体市場は成長過程にあるため、短期的な売却が株主価値の最大化につながるか不透明な部分はあると指摘した。一方で主力事業と関連が薄い杭州中欣晶圓半導体(CCMC)は赤字で、同社は持分法投資損失を計上していることを考慮すると、持ち分の売却は一つの選択肢となりうると考えている。


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