前場コメント No.6 資生堂、テンポスHD、新電元、ジェイテクト、KLab、トヨタ

2026/07/02(木) 11:32
★9:51  資生堂-大幅続伸 アイビー化粧品の上方修正を材料視 化粧品関連が強い
 資生堂<4911.T>が大幅続伸。アイビー化粧品<4918.T>が1日、27.3期通期の連結営業利益予想を従来の2.0億円から3.3億円(前期比69.2%増)に上方修正すると発表したことが材料。
 
 中東紛争の影響でホルムズ海峡が年を越えて封鎖されたままだった場合の従来予想に対し、既存製品については年度内必要な生産予定数量の原材料確保ができていることなどを踏まえた。アイビー化粧品は急騰している。
 
 これを受け、原材料調達に対する過度な懸念が後退したとの見方から、化粧品関連全般に買いが波及している。同社のほか、コーセーホールディングス<4922.T>、ポーラ・オルビスホールディングス<4927.T>、日本色材工業研究所<4920.T>などが大きく上昇している。

★9:52  テンポスHD-反発 通期営業益を上方修正 マルシェの子会社化を踏まえる
 テンポスホールディングス<2751.T>が反発。同社は1日、27.4期通期の連結営業利益予想を従来の41.8億円から42.6億円(前期比47.4%増)に上方修正すると発表した。

 マルシェの第三者割当増資引受に対する払い込みが完了し、同社の連結子会社となったことを踏まえた。
  

★9:56  新電元-東海東京が目標株価引き上げ 新規連結効果とAI関連投資でパワーデバイス好調
 新電元工業<6844.T>が軟調。東海東京インテリジェンス・ラボでは、京セラパワーデバイスの新規連結効果とAI関連投資の拡大によるパワーデバイスの伸長に期待。レーティング「Outperform」を継続し、目標株価を4200円→4600円と引き上げた。

 東海東京では、27.3期は京セラパワーデバイスの通期連結効果やAI関連投資の拡大によりパワーデバイスが伸びるとみている。月次受注実績も概ね堅調が続いていることから、会社計画を上回る売上高1232億円、営業利益43億円を予想。パワーデバイスがデータセンターの電源向けに勢いを強めていることにも期待している。目標株価は27.3期予想BPS7331円と、過去10年平均0.69倍を10%ディスカウントしたPBR0.62倍を参考に4600円とした。

★10:01  ジェイテクト-東海東京が目標株価引き上げ 構造改革効果の発揮はここからが本番
 ジェイテクト<6473.T>が続伸。東海東京インテリジェンス・ラボでは、北米の構造改革とコスト抑制が想定以上に効果を発揮しており、継続的な収益性改善を株価は織り込み切っていないとみている。レーティング「Outperform」を継続し、目標株価を2260円→2680円と引き上げた。

 東海東京では、27.3期事業利益を前年比22.2%増の925億円、28.3期事業利益を同12.9%増の1044億円と予想。米国の構造改革効果を含む収益体質の改善が従来想定以上に進んでいることを織り込み、北米地域の自動車事業の収益性見通しを上方修正した。28.3期以降は欧州の構造改革効果が本格的に発現することで2桁事業増益が続くとみる。目標株価は27.3期予想基準EV/EBITDA倍率に24.3期以降の高値平均5.5倍を適用して算出した。

★10:04  KLab-3日ぶり大幅反発 AI自動取引システムを使った自己資金の運用を開始
 KLab<3656.T>が3日ぶり大幅反発。同社は1日、AIを活用した金融商品の自動取引システムについて、これまでの開発およびテストの結果を踏まえ、同日より、同システムを使った自己資金の運用を開始したと発表した。
 
 同社は、2026年2月9日に同AIを開発中であることを公表して以降、バックテスト、デモトレードを通じてAIモデルの精度の検証と向上を図るとともに、自己資金運用に向けて、リスク管理体制の整備、本番環境の整備、セキュリティ対策などを行ってきた。それら一連の準備が予定通り完了したことから、初期運用額として1000万円から運用を開始したとしている。
 
 今後は、運用状況、リスク管理状況を確認しながら、運用資金を段階的に追加し、ゲーム事業に続く事業の柱に育てていくという。今期業績への影響は、現時点では未定とした。

★10:13  トヨタ-3日ぶり大幅反発 割安感から自動車株に見直し買い AI関連から資金流入
 トヨタ自動車<7203.T>が3日ぶり大幅反発。AIインフラ関連株が軒並み下落する中で、バリュエーションが低下した自動車株に見直し買いが入っている。
 
 AIラリー下で資金作りのための換金売りが強まり、同社は6月24日に年初来安値を更新。PBRは足元で0.8倍台にとどまる。きょうはメタ・プラットフォームズが余剰となったAIインフラを外部提供する計画との報道が伝わったことで投資縮小懸念から半導体株などが売られる一方、非AI株は総じて堅調。ドル円が162円台半ばで推移しており、割安感がある自動車関連株も買われる展開となっている。
 
 同社のほか、ホンダ<7267.T>、SUBARU<7270.T>、マツダ<7261.T>、スズキ<7269.T>、日産自動車<7201.T>、三菱自動車<7211.T>、いすゞ自動車<7202.T>、デンソー<6902.T>なども高い。


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マーケットデータ
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