東京外国為替市場概況・10時 ドル円、下げ渋り
19日の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。10時時点では128.38円とニューヨーク市場の終値(128.23円)と比べて15銭程度のドル高水準だった。ダウ先物がじり安となると、リスクオフの円買い地合いが継続した。ドル円は9時前に1週間ぶりに128円を割り込み127.90円まで下値を広げた。
しかしながら、2.85%台まで低下して始まった米10年債利回りが2.88%台まで戻すと、本邦勢の買いも入りドル円は10時過ぎに128.52円まで買い戻しが入り、下げ渋った。
ユーロ円は買い戻し優勢。10時時点では134.64円とニューヨーク市場の終値(134.17円)と比べて47銭程度のユーロ高水準だった。日米株価指数は戻りが鈍いままだが、ドル円が下げ渋り、ユーロドルも堅調に推移したことで、東京仲値にかけては134.84円まで買い戻しが入った。9時前に133.95円まで下げたことで、すでに90銭弱買い戻されている。
ユーロドルは強含み。10時時点では1.0488ドルとニューヨーク市場の終値(1.0464ドル)と比べて0.0024ドル程度のユーロ高水準だった。昨日下げた反動からショートカバーの動きが目立ち1.0500ドルまで強含んだ。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:127.90円 - 128.52円
ユーロドル:1.0462ドル - 1.0500ドル
ユーロ円:133.95円 - 134.84円
関連ニュース
為替の最新ニュース
関連コンテンツ