〔Market Flash〕工作機械受注は5月を底に回復局面入り~野村

2020/08/13(木) 13:40
【13:40】工作機械受注は5月を底に回復局面入り~野村  野村証券では、12日に日本工作機械工業会が発表した7月の工作機械受注を受けてリポートしている。7月の受注速報値は合計698億円(前年同月比31%減、前月比4%増)で、うち日本が248億円(同40%減、同6%増)、海外が450億円(同25%減、同3%増)となった。6月が合計受注で31%増(国内が同28%増、海外33%増)と大きく増えたため、7月は反動減となる可能性もあったが、底堅かったと野村では指摘。経済の幅広い動きが反映されていると考えられることから、5月が受注の底であったと見て良いだろうとコメントしている。 【12:40】東証REIT指数はボックス上限を上回る展開を想定~東海東京  東海東京調査センターではJ-REITに関して、9月以降は需給面から下値を強くサポートする材料が控えている点に注目している。日銀による買い入れ継続の動きに加えて、FTSEグローバル株式指数に20年9月以降、四半期ごとに25%ずつ4回に分けてJ-REITが組み入れられる予定。東海東京では、今後の東証REIT指数は先行きの好需給を評価してボックスレンジを上抜ける展開を想定している。1700ポイント以下では押し目買いを継続する一方、上抜けた場合はトレンドフォロー戦略に切り替えたいとコメントしている。 【10:40】電機、精密、情報通信は強気維持、銀行、陸運は引き下げ~みずほ  みずほ証券では業種判断に関して、電機、精密、情報通信の「強気」を維持している。(1)業績が相対的に堅調であること、(2)5GやDX、EVなど中長期的な成長ストーリーが多いこと、(3)海外投資家が日本株で興味を持つとみられる数少ない業種であること―などをその要因に挙げている。一方、銀行と陸運は「中立」から「弱気」に引き下げている。銀行は4-6月期決算は堅調とみるものの、米大手銀行が好決算を発表したにもかかわらず株価が上昇しなかったことから、構造問題が大きいと考えている。陸運は「GO TO トラベル事業」の失望に加えて、新型コロナ感染拡大の悪影響が懸念されるとしている。 【9:40】機械の4-6月期は意外とポジティブな内容の決算が多い~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、機械セクターの4-6月期決算についてリポートしている。8月7日までに発表を終えたカバレッジ企業20社のうち、増益決算はアマダ<6113.T>とダイフク<6383.T>の2社のみで、残りは減益決算。しかし、新型コロナによる業績悪化が懸念された事前想定と比べるとポジティブな内容の決算が多かったと三菱UFJMSでは考えている。SMC<6273.T>、アマダ、牧野フライス<6135.T>、クボタ<6326.T>、マキタ<6586.T>、ダイキン<6367.T>の決算はポジティブと評価。一方、建機大手やベアリング各社は厳しい内容であったと捉えている。 【8:45】寄り前気配は関西ペ、JPX、京都銀、パンパシHDが高い気配値  主力株の寄り前気配では、関西ペ<4613>+21.21%、JPX<8697>+17.29%、京都銀<8369>+15.90%、パンパシHD<7532>+11.11%、ミスミG<9962>+10.46%、住友林<1911>+10.04%、協和キリン<4151>+9.87%、コカウエスト<2579>+8.70%、京成<9009>+8.36%、洋缶HD<5901>+8.07%などが高い気配値。  一方、七十七<8341>-8.98%、雪印メグ<2270>-3.30%、昭電工<4004>-2.70%、堀場製<6856>-2.58%、資生堂<4911>-2.09%、エクセディ<7278>-2.06%、野村不HD<3231>-1.82%、福山運<9075>-1.72%、ウシオ電<6925>-1.45%、サンリオ<8136>-1.37%などが安い気配値となっている。
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