前場コメント No.7 京阪神ビ、住友商、ディスコ、テノックス、MonotaRO、ブリヂストン
★10:40 京阪神ビルディング-反落 3Q累計経常益2%減 物件売却による減収響く
京阪神ビルディング<8818.T>が反落。同社は26日、21.3期3Q累計(4-12月)の連結経常利益が40.5億円(前年同期比1.6%減)だったと発表した。同純利益は40.0億円(前年同期比22.2%増)だった。
既存ビルの高稼働率は維持したものの、期初に売却した物件の減収影響に加え、建築請負業も減収となったことが響いた。純利益は投資有価証券売却益を特別利益に計上したことなどから大幅増益となった。株価は経常減益を嫌気した売りが優勢となっている。
京阪神ビルディング<8818.T>が反落。同社は26日、21.3期3Q累計(4-12月)の連結経常利益が40.5億円(前年同期比1.6%減)だったと発表した。同純利益は40.0億円(前年同期比22.2%増)だった。
既存ビルの高稼働率は維持したものの、期初に売却した物件の減収影響に加え、建築請負業も減収となったことが響いた。純利益は投資有価証券売却益を特別利益に計上したことなどから大幅増益となった。株価は経常減益を嫌気した売りが優勢となっている。
★10:42 住友商事-反発 東南アジア建機販売のエバーアジアを買収=日経
住友商事<8053.T>が反発。27日付の日本経済新聞朝刊は、東南アジアで建機の販売・レンタルを手がけるエバーアジアの全株式を取得し、完全子会社化したと報じた。シンガポールに本社を置くエバーアジアは、タイやインドネシアなど7カ国で事業を展開し、建機の保有台数は1万台弱と東南アジアで最大規模だとしている。
住友商事<8053.T>が反発。27日付の日本経済新聞朝刊は、東南アジアで建機の販売・レンタルを手がけるエバーアジアの全株式を取得し、完全子会社化したと報じた。シンガポールに本社を置くエバーアジアは、タイやインドネシアなど7カ国で事業を展開し、建機の保有台数は1万台弱と東南アジアで最大規模だとしている。
★10:45 ディスコ-野村が目標株価引き上げ 5G向け装置の出荷が好調
ディスコ<6146.T>が軟調。野村証券では、5G向け装置の出荷が好調と指摘。投資評価は「Buy」を継続、目標株価は40854円から43290円に引き上げた。
会社の業績を牽引しているのは5G関連の装置需要であり、業績のドライバとして期待されている戦略製品の本格寄与はこれからであることから、今後、夏場の一過性の調整を挟んで、中期的に業績はさらに成長すると予想。具体的なアプリケーションは、Cu-CuのCIS、HBM Next、InFO_AiP、ミニLED、SiCウェーハ、IGBTと指摘。また、組立用装置のクラスタシステムにも期待している。これらの戦略製品の売上寄与は23.3期で21.3期比400億円以上の増になると予想している。
ディスコ<6146.T>が軟調。野村証券では、5G向け装置の出荷が好調と指摘。投資評価は「Buy」を継続、目標株価は40854円から43290円に引き上げた。
会社の業績を牽引しているのは5G関連の装置需要であり、業績のドライバとして期待されている戦略製品の本格寄与はこれからであることから、今後、夏場の一過性の調整を挟んで、中期的に業績はさらに成長すると予想。具体的なアプリケーションは、Cu-CuのCIS、HBM Next、InFO_AiP、ミニLED、SiCウェーハ、IGBTと指摘。また、組立用装置のクラスタシステムにも期待している。これらの戦略製品の売上寄与は23.3期で21.3期比400億円以上の増になると予想している。
★10:47 テノックス-大幅高 日本コンクリート工業と資本業務提携
テノックス<1905.T>が大幅高。同社は26日、日本コンクリート工業<5269.T>と資本業務定位系すると発表した。
脱炭素および産業廃棄物を活用した循環経済への参画などについて、具体的な検討と協議を速やかに実行していくとしている。
テノックス<1905.T>が大幅高。同社は26日、日本コンクリート工業<5269.T>と資本業務定位系すると発表した。
脱炭素および産業廃棄物を活用した循環経済への参画などについて、具体的な検討と協議を速やかに実行していくとしている。
★10:56 MonotaRO-SMBC日興が目標株価引き上げ 21/12 期はモメンタムが強まる可能性
MonotaRO<3064.T>が大幅反発。SMBC日興証券では、21/12期はモメンタムが強まる可能性を指摘。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は4600円から6200円に引き上げた。
今後のカタリストは業績モメンタムの好調持続および加速と指摘。コロナは中立影響であったと考えている。個人向け売上は強まったものの、収益性が相対的に高いビジネス向けが経済活動の鈍化で低下したという。一方、21/12期は製造業等ビジネス向けの回復が期待でき、個人向けが鈍化しても従来の売上トレンドは維持可能、さらに回復が強まれば、加速も可能であるとコメント。ビジネス向けは個人向けよりも収益性も高い点も注目している。
MonotaRO<3064.T>が大幅反発。SMBC日興証券では、21/12期はモメンタムが強まる可能性を指摘。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は4600円から6200円に引き上げた。
今後のカタリストは業績モメンタムの好調持続および加速と指摘。コロナは中立影響であったと考えている。個人向け売上は強まったものの、収益性が相対的に高いビジネス向けが経済活動の鈍化で低下したという。一方、21/12期は製造業等ビジネス向けの回復が期待でき、個人向けが鈍化しても従来の売上トレンドは維持可能、さらに回復が強まれば、加速も可能であるとコメント。ビジネス向けは個人向けよりも収益性も高い点も注目している。
★10:57 ブリヂストン-CSが目標株価引き上げ 中計発表に向けて期待値が高まる
ブリヂストン<5108.T>が続落。クレディ・スイス証券では、中計発表に向けて期待値が高まると指摘。投資評価「Neutral」を継続、目標株価を3750円→4500円に引き上げた。
2月の20/12期決算発表と合わせていよいよ中期事業計画の発表が控えており、株式市場の期待値も高まるとみている。一方、足元のファンダメンタルズは市販用タイヤ需要、原材料スプレッドなど、不透明要素が大きいと考えている。従来はグローバル自動車需要の回復を背景に自動車部品サプライヤーなどの株価が先行していたものの、株価はにわかに急回復。バリュエーションも妥当水準に戻っており、北米の屋根材事業を担うFirestone BuildingProducts Company LLC(FSBP)の売却や中計に対する期待はある程度株価に織り込まれた可能性があると判断している。
ブリヂストン<5108.T>が続落。クレディ・スイス証券では、中計発表に向けて期待値が高まると指摘。投資評価「Neutral」を継続、目標株価を3750円→4500円に引き上げた。
2月の20/12期決算発表と合わせていよいよ中期事業計画の発表が控えており、株式市場の期待値も高まるとみている。一方、足元のファンダメンタルズは市販用タイヤ需要、原材料スプレッドなど、不透明要素が大きいと考えている。従来はグローバル自動車需要の回復を背景に自動車部品サプライヤーなどの株価が先行していたものの、株価はにわかに急回復。バリュエーションも妥当水準に戻っており、北米の屋根材事業を担うFirestone BuildingProducts Company LLC(FSBP)の売却や中計に対する期待はある程度株価に織り込まれた可能性があると判断している。
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