後場コメント No.3 第一三共、アイシン、ネクストウェア、神鋼商、アオイ電子、小田急

2021/07/30(金) 15:08
★13:10  第一三共-反落 1Q営業益34%増も材料出尽くし
 第一三共<4568.T>が反落。同社は30日13時、22.3期1Q(4-6月)の連結営業利益(IFRS)は458億円(前年同期比34.1%増)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は65.4%。

 グローバル主力品のリクシアナやエンハーツなどの伸長に加え、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けてインジェクタファーも伸びた。大阪物流センター譲渡に伴う固定資産売却益の計上も寄与した。

 なお、株価は材料出尽くしで売りが優勢となっている。

★13:13  アイシン-後場急落 上期営業益1300億円見込む 通期予想は据え置き
 アイシン<7259.T>が後場急落。同社は30日13時、未定としていた22.3期上期(4-9月)の連結営業損益予想(IFRS)を1300.0億円の黒字(前年同期は385.5億円の赤字)だったと発表した。通期予想については上期決算発表時に改めて知らせるとしている。

 22.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は598.6億円の黒字(前年同期は799.6億円の赤字)だった。売上収益の大幅な回復に加え、従来から取り組んできた構造改革・原価低減効果の定着および経営統合に伴う新たな構造改革の積み増しが寄与した。

 なお、株価は通期予想を据え置いたことから、売りが優勢となっている。


★13:20  ネクストウェア-後場急騰 子会社を関電工に譲渡 売却益8億円計上見込む
 ネクストウェア<4814.T>が後場急騰。同社は30日13時、連結子会社であるネクストキャディックスの全株式を関電工<1942.T>に譲渡すると発表した。

 22.3期2Q(7-9月)において、有価証券売却益約8億円を特別利益に計上する見込みとしている。

★13:20  神鋼商事-後場急騰 通期営業益予想を上方修正 年間配当予想も70円増額
 神鋼商事<8075.T>が後場急騰。同社は30日13時、22.3期通期の連結営業利益予想を従来の51億円から78億円(前期比75.1%増)に、年間配当予想を100円から170円(前期は50円)に引き上げると発表した。

 自動車・半導体業界向けの取り扱いが好調であり、原材料価格も高値推移するなどの好条件に支えられることに加えて、中国・米国を中心とした海外子会社の業績も順調に推移する見込みであることを踏まえた。

 22.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は20.8億円(前年同期比3.7倍)だった。

★13:25  アオイ電子-後場急騰 通期営業益予想を上方修正 1Qは9.4億円
 アオイ電子<6832.T>が後場急騰。同社は30日13時、22.3期通期の連結営業利益予想を従来の16.0億円から25.0億円(前期は13.5億円)に上方修正すると発表した。今期から「収益認識に関する会計基準」などを適用しているため、増減率の前年比較はできない。

 産業機器向け部品の回復や5G通信対応端末の増産に加え、デジタル機器関連向け部品の需要増加などにより堅調なことが寄与する。

 22.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は9.4億円(前年同期は7.9億円)だった。

★13:30  小田急電鉄-3日続落 通期営業益を下方修正 1Qは31億円の黒字
 小田急電鉄<9007.T>が3日続落。同社は30日13時15分、22.3期通期の連結営業利益予想を従来の195.0億円の黒字から120.0億円の黒字(前期は241.9億円の赤字)に引き下げると発表した。

 緊急事態宣言により鉄道や百貨店、ホテルなどの事業において、営業収益が想定を下回ることなどを見込み、前回予想を修正した。

 22.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は31.2億円の黒字(前年同期は144.8億円の赤字)だった。


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