ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、弱含み
2日のニューヨーク外国為替市場でドル円は弱含み。24時時点では106.74円と22時時点(106.88円)と比べて14銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが上昇幅を縮小したことで円買い・ドル売りが優勢となり、一時106.71円とアジア時間に付けた日通し安値に面合わせした。
なお、「新型コロナウイルスの新規感染者の減少ペースが鈍っていることを受けて、東京都は緊急事態宣言を延長するよう政府に要請する方向で調整」との報道が伝わったが、目立った反応は見られなかった。
ユーロドルはじり高。24時時点では1.2042ドルと22時時点(1.2033ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利が上昇幅を縮めたことでユーロ買い・ドル売りがじわりと強まり、一時1.2046ドル付近まで値を上げた。
なお、パネッタ欧州中央銀行(ECB)専務理事は名目利回り曲線の傾斜拡大に懸念を表明したものの、相場の反応は限られた。
ユーロ円は伸び悩み。24時時点では128.53円と22時時点(128.60円)と比べて7銭程度のユーロ安水準。23時30分前に一時128.74円付近まで上げたものの、アジア時間に付けた日通し高値128.77円を前に失速。ドル円の下落につれた売りも出て一時128.48円付近まで下押しした。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:106.71円 - 106.96円
ユーロドル:1.1992ドル - 1.2051ドル
ユーロ円:128.19円 - 128.77円
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