前場コメント No.9 アマダ、ブルーイノベ、フレアス、京都FG、トライアル、セキュア

2024/05/15(水) 11:31
★9:56  アマダ-新高値 1800万株・200億円を上限に自社株買い 割合5.4%
 アマダ<6113.T>が新高値。同社は14日、1800万株・200億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2024年6月1日~25年3月31日。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合5.4%となる。

★9:56  アマダ-新高値 今期営業益4%増見込む 増配と自社株買いも好感
 アマダ<6113.T>が新高値。同社は14日、25.3期通期の連結営業利益予想(IFRS)を590億円(前期比4.4%増)に、年間配当予想を62円(前期は60円)にすると発表した。市場コンセンサスは597億円。

 引き続き高い水準にある受注残高や新商品による需要の取込みに加え、製造業全般において省エネや省人化対策への設備投資意欲が継続する見通し。想定為替レートは1米ドル145円、1ユーロ155円とした。

 24.3期通期の連結営業利益は565億円(前の期比13.3%増)だった。製造原価の低減や販売価格の改善、為替が円安に推移したことなどから増益となった。売上収益、営業利益、純利益ともに過去最高を更新した。

 なお、株価は同時に発表した自社株買いも好感されている。

★10:00  ブルーイノベーション-急落 1Q営業赤字1.2億円 物流ソリューションの減収響く
 ブルーイノベーション<5597.T>が急落。同社は14日、24.12期1Q(1-3月)の営業損益は1.2億円の赤字だったと発表した。23.12期1Qにおいて四半期財務諸表を作成していないため、前期比較はできない。
 
 物流ソリューションの売上高が、国土交通省・国際標準化案件の完了の影響により、減少した。政府研究開発プロジェクト(SBIR)のドローンポートシステム開発(物流ソリューション)の売上原価率が高く、全社の売上総利益率を下げたことも響いた。

★10:04  フレアス-大幅高 新中計を策定 27.3期の営業利益20億円めざす
 フレアス<7062.T>が大幅高。同社は14日、25.3期-27.3期の3年間を計画期間とする中期経営計画を策定したと発表した。

 「日本の在宅事情を明るくする」というビジョン達成に向け、市場環境を踏まえながら施設系介護サービス事業(ホスピス事業及び看護小規模多機能型居宅介護事業)と在宅マッサージ事業の成長をめざす。
  
 数値目標として、27.3期の売上高は166.8億円(24.3期は実績値で57.1億円)、営業利益は20.0億円(同1.1億円)をめざす。

★10:04  フレアス-大幅高 今期営業益81%増見込む 前期は7.5倍
 フレアス<7062.T>が大幅高。同社は14日、25.3期通期の連結営業利益予想を2.0億円(前期比81.2%増)に、年間配当予想を10.57円(前期は10.57円)にすると発表した。

 主力の施設系介護サービス事業では、今期に看護小規模多機能型居宅介護施設4拠点、ホスピス施設7拠点の開設を予定。また、営業活動を専任で行う地域連携を創設し、新規利用者獲得を強化することで、前期比で大幅増益を見込む。

 24.3期通期の連結営業利益は1.1億円(前の期比7.5倍)だった。会社計画の1.1億円から2.2億円のレンジから下回って着地した。施設系介護サービス事業でホスピス施設の開設遅延があったことなどが響いた。

★10:04  京都FG-急落 今期最終益5%増見込む コンセンサス下回る
 京都フィナンシャルグループ<5844.T>が急落。同社は14日、25.3期通期の連結純利益予想を330億円(前期比4.5%増)に、年間配当予想を60円(前期は35円)にすると発表した。市場コンセンサスは382億円。

 24.3期通期の連結純利益は316億円だった。同社は2023年10月2日に設立したため、前の期都の実績の比較は記載されていない。

★10:04  トライアルHD-大幅安 3Q累計営業益63%増 前四半期比では減益
 トライアルホールディングス<141A.T>が大幅安。同社は14日、24.6期3Q累計(7-3月)の連結営業利益が154.0億円(前年同期比62.7%増)だったと発表した。

 既存店売上高が前年同期比6.0%増と好調だったことが寄与した。四半期ベースでは3Q(1-3月)の営業利益は38.3億円となり、2Q(10-12月)の同60.2億円を下回った。

★10:07  セキュア-大幅高 通期営業益を上方修正 1Qは66%増
 セキュア<4264.T>が大幅高。同社は14日、24.12期通期の連結営業利益予想を従来の2.5億円から3.0億円(前の期比59.6%増)に上方修正すると発表した。

 2024年1月に完全子会社化したジェイ・ティー・エヌの統合に関する費用などの見積もりを踏まえた。

 1Q(1-3月)の連結営業利益は2.5億円(前期比65.8%増)だった。増収効果および売上総利益率の改善効果が寄与した。


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