前場コメント No.11 ネットワン、大和証G、アトラエ、アバール、電子材料、南海化学

2024/05/15(水) 11:31
★10:33  ネットワン-SMBC日興が目標株価引き上げ 上期の受注を注視したい
 ネットワンシステムズ<7518.T>が続落。SMBC日興証券は、上期の受注を注視したいとして、投資評価「2(中立)」を継続、目標株価を2250円から2650円に引き上げた。

 SMBC日興では、25.3期の業績予想について、売上高では同社が計画する自治体から複数の大型受注を織り込んで前期比3.8%増の2130億円(従来2060億円、会社計画2200億円)に増額。上期業績は慎重に設定されている会社計画を上回ると予想するが、24.3期の受注は1Qから四半期毎に計画を下振れていったことから、現時点では下期業績を慎重に見たいとしている。

★10:36  大和証券G-上げ幅拡大 かんぽ生命と提携方針 資産運用分野で=日経
 大和証券グループ本社<8601.T>が上げ幅拡大。日本経済新聞電子版は15日10時31分に、同社がかんぽ生命保険<7181.T>と提携する方針を固めたことが15日わかったと報じた。

 記事によれば、資産運用分野で協業を進める方向だという。同日午後に同社の荻野明彦社長とかんぽ生命の谷垣邦夫社長が東京都内で記者会見するとしている。

★10:38  アトラエ-ストップ高買い気配 上期営業益72%増 初配を実施
 アトラエ<6194.T>がストップ高買い気配。同社は14日、24.9期上期(10-3月)の営業利益は5.5億円(前年同期日72.3%増)だったと発表した。

 Sports Tech事業において、プロバスケットボールクラブ「アルティーリ千葉」が2021-22シーズンよりB3リーグに新規参入し、初年度にB2リーグへの昇格を果たすなど、精力的に活動した結果、セグメント利益は前年同期比で黒字転換した。

 併せて、現時点での内部留保の水準を踏まえ、新規事業の早期展開、事業拡大、事業効率化のための投資と、健全な財務基盤を維持するための資金を確保しつつ株主還元を行うことが十分可能であると判断し、1株当たり15円の期末配当(初配)を実施すると発表した。


★10:38  アトラエ-ストップ高買い気配 90万株の自己株を消却 割合は3.46%
 アトラエ<6194.T>がストップ高買い気配。同社は14日、90万株の自己株を消却すると発表した。消却予定日は5月31日。消却前の発行済株式総数に対する割合は3.46%となる。

★10:40  アバールデータ-ストップ安売り気配 今期最終益69%減見込む 223円減配へ
 アバールデータ<6918.T>がストップ安売り気配。同社は14日、25.3期通期の連結純利益予想を16.5億円(前期比68.6%減)に、年間配当予想を94円(前期は317円)にすると発表した。

 前期に計上した政策保有株式の売却益の影響により、今期は最終減益を見込む。セグメント別では、半導体製造装置関連などの受託製品は増収の見通し。計測通信機器などの自社製品は減収を見込む。

 24.3期通期の連結純利益は52.6億円(前の期比23.1%増)だった。政策保有株式の見直しによる投資有価証券売却益の計上が寄与した。半導体製造装置関連は、高額部材の価格転嫁分が減少したことや、一部での在庫調整などにより想定を下回った。

★10:49  日本電子材料-ストップ高買い気配 今期営業益2.8倍見込む 前期は73%減
 日本電子材料<6855.T>がストップ高買い気配。同社は14日、25.3期通期の連結営業利益予想を24.0億円(前期比2.8倍)に、年間配当予想を40円(前期は40円)にすると発表した。

 非メモリー向けは、引き続き国内先行需要向けを中心に経済状況の回復とともに緩やかな回復を予想。メモリー向けは、需要の回復が先行している海外半導体メーカー向けの拡販を進めるとともに、市場全体についても年度後半は段階的な需要の回復を予想するとしている。

 24.3期通期の連結営業利益は8.7億円(前の期比72.8%減)だった。会社計画の3.0億円から上振れて着地した。売上高の増加による工場稼働率の改善および高付加価値製品の受注や、コスト削減なども寄与した。

★10:49  日本電子材料-ストップ高買い気配 新中計を策定 26年度のROE10%以上めざす
 日本電子材料<6855.T>がストップ高買い気配。同社は14日、2024年度から2026年度までの3年間を計画期間とする中期経営計画を策定したと発表した。

 積極的な設備投資・開発投資により製品力と生産キャパシティの強化を図るとともに、DX投資、人的投資、サステナビリティへの取り組みを推進し、さらなる発展をめざすという。

 数値目標として、2026年度の連結経常利益率は10%以上、ROEは10%以上をめざす。

★10:52  南海化学-ストップ安売り気配 今期経常益33%減見込む 前期は2倍
 南海化学<4040.T>がストップ安売り気配。同社は15日、25.3期通期の連結経常利益予想を12.0億円(前期比32.6%減)に、年間配当予想を55円(前期は50円)にすると発表した。

 併せて、25.3期~27.3期を対象とする中期経営計画を策定したことも発表した。収益基盤の強化、環境リサイクル事業領域拡大、サステナブル経営の推進に取り組む。最終年度の経常利益目標は19.2億円とした。

 24.3期通期の連結営業利益は17.8億円(前の期比2倍)だった。電解製品(苛性ソーダ誘導品、塩素誘導品)や塩の価格是正が浸透したこと、補助金収入を営業外収益として計上したことなどが寄与した。会社計画は16.0億円だった。


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