前場コメント No.5 SRSHD、近鉄GHD、ダントーHD、ゆうちょ、リベロ、JINSHD

2024/05/16(木) 11:35
★9:09  SRSHD-3日ぶり反発 新株予約権およびCBで90億円調達 新規出店費用に充当
 SRSホールディングス<8163.T>が3日ぶり反発。同社は15日、アドバンテッジアドバイザーズ系のAAGS S11を割当先とする第三者割当により、第2回新株予約権および第1回無担保転換社債型新株予約権付社債(CB)を発行すると発表した。

 新株予約権の割当日は6月4日。発行数は計3万4662個(当初行使価額における潜在株式数は346万6200株)。

 CBの払込期日は6月4日。総数は40個(当初転換価額における潜在株式数は433万2700株)。

 併せて差引手取概算額で89億8435万0930円を調達し、新規出店費用に充当する。希薄化割合は18.81%。株価はアドバンテッジアドバイザーズ系からの資金調達を好感した買いが優勢となっている。

★9:09  近鉄GHD-続落 今期営業益0.7%増見込むも保守的な見通しを嫌気
 近鉄グループホールディングス<9041.T>が続落。同社は15日、25.3期通期の連結営業利益予想は880億円(前期比0.7%増)と発表した。市場コンセンサスは873億円。

 運輸業およびホテル・レジャー業などでインバウンドや観光需要の回復などを見込むほか、国際物流業でも下半期から輸送需要が回復して取扱物量が徐々に増加すると予測する。

 24.3期通期の連結営業利益は874億円(前の期比30.2%増)だった。運輸業、流通業およびホテル・レジャー業が需要回復などにより増益となったことが寄与した。
 
 なお、株価は今期業績予想が前期並みにとどまることが嫌気され、売りが優勢となっている。

★9:10  ダントーHD-反落 新株予約権で25億円調達 投資資金に充当
 ダントーホールディングス<5337.T>が反落。同社は15日、EVO FUNDを割当先とする第三者割当により、第1回新株予約権(行使価額修正条項付)を発行すると発表した。

 新株予約権の割当日は5月31日。発行数は計3万3000個(潜在株式数は330万株)。差引手取概算額で25億0853万8000円を調達し、投資資金に充当する。希薄化割合は10.00%。

★9:10  ダントーHD-反落 1Q最終損益7500万円の黒字 同営業損益は1.1億円の赤字
 ダントーホールディングス<5337.T>が反落。同社は15日、24.12期1Q(1-3月)の連結純損益が7500万円の黒字(前年同期は1.9億円の赤字)だったと発表した。

 固定資産売却益2.6億円を計上したことが寄与した。同営業損益は1.1億円の赤字(同1.5億円の赤字)だった。

★9:17  ゆうちょ銀行-3日ぶり反落 今期最終益2%増見込むも材料出尽くし
 ゆうちょ銀行<7182.T>が3日ぶり反落。同社は15日に、25.3期通期の連結純利益予想は3650億円(前期比2.4%増)と発表した。市場コンセンサスは3530億円。

 資金収支等において、株式などのリスク調整オペレーションに伴う売却益が減少する一方、内外金利差縮小による外貨調達コストの減少、国債利息収入の増加、プライベートエクイティファンドの収益増加などにより、前期比増益を計画する。

 24.3期通期の連結純利益は3561億円(前の期比9.5%増)だった。プライベートエクイティファンド、不動産ファンドからの収益下支えに加え、株式のリスク調整オペレーションに伴う売却益の増加も寄与した。

 併せて24.3期の期末配当を従来予想の50円に対して51円(前の期末は51円)に決定した。

 なお、株価は目先の材料出尽くし感から売りが優勢となっている。

★9:17  ゆうちょ銀行-3日ぶり反落 投資運用業のゆうちょキャピタルパートナーズを設立
 ゆうちょ銀行<7182.T>が3日ぶり反落。同社は15日、投資運用・管理業務の本格化に取り組むため、投資運用業を行うゆうちょキャピタルパートナーズを 5月21日付で100%子会社として設立すると発表した。

 同小会社を通じ、地域金融機関などと「共創プラットフォーム」として連携しながら、全国津々浦々の顧客の成長を中長期的な目線で支援し、地域に寄り添う企業として、社会と地域の発展に貢献するとしている。

 なお、同日発表された決算で材料出尽くしとなったことで、株価は売りが優勢となっている。

★9:17  ゆうちょ銀行-3日ぶり反落 中期経営計画を一部見直し 25年度のROE4%以上めざす
 ゆうちょ銀行<7182.T>が3日ぶり反落。同社は15日、2021年度から2025年度の5年間を対象とする中期経営計画を一部見直すと発表した。

 財務目標について、25年度の当期純利益は4000億円以上(従来は3500億円以上)、ROEは4.0%以上(従来は3.6%以上)にそれぞれ引き上げる

 また、ROEについては、現中計中に4%以上、次期中計の早い時期に株主資本コストを上回る5%以上のROE達成を目標とし、中長期的にさらなる向上をめざすとしている。

  なお、株価は同日発表の決算を確認して材料出尽くし感が出てきたことから、売りが優勢となっている。

★9:18  リベロ-急騰 1Q営業益3.6倍 過去最高を更新
 リベロ<9245.T>が急騰。同社は15日、24.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は3.1億円(前年同期比3.6倍)だったと発表した。

 生産性の向上による収益の増加や、取引内容の見直しによる販促費の削減などが寄与し、過去最高を更新した。

★9:18  ジンズHD-東海東京が目標株価を引き上げ レンズ、フレームの高付加価値化が業績成長の原動力
 ジンズホールディングス<3046.T>が小幅安。東海東京インテリジェンス・ラボでは、レンズ、フレームの高付加価値化が業績成長の原動力と指摘。投資判断は「Outperform」を継続、目標株価は5000円→5400円に引き上げた。

 24/8期の業績予想は売上高は前年比9.7%増の804億円、営業利益は同34.1%増の65億円。既存店売上高は前年比 7.0%増と想定し、主にオプション販売増加、およびフレーム価格引き上げ効果による押し上げを見込んでいる。24/8 期の会社計画は営業利益55億円と上期時点では据え置きとされたが、引き続き既存店売上高の好調さから、会社計画に対して上振れを予想している。25/8期は売上高は7.1%増の861億円、営業利益は同12.3%増の73億円と予想している。


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