前場コメント No.3 巴工業、さくらさ、タツタ線、Eギャランティ、エコム、テンポスHD

2024/06/13(木) 11:32
★9:03  巴工業-大幅に3日続伸 上期営業益43%増 各事業が堅調
 巴工業<6309.T>が大幅に3日続伸。同社は12日、24.10期上期(11-4月)の営業利益は29.6億円(前年同期比43.4%増)だったと発表した。

 機械製造販売事業、化学工業製品販売事業の販売がいずれも伸長したことが寄与した。

★9:04  さくらさく-売り気配 3Q累計営業益2.5倍も材料出尽くし
 さくらさくプラス<7097.T>が売り気配。同社は12日、24.7期3Q累計(8-4月)の連結営業利益は4.1億円(前年同期比2.5倍)だったと発表した。
 
 堅調な増収に加え、ICT化による業務効率化をはじめとした各種のコスト削減施策が奏功し、前年同期比で大幅な増益となった。

 併せて24.7期の期末配当予想を8円から12円(前の期末は6円)に上方修正すると発表した。年間配当予想は20円(前の期は12円)となる。

 なお、株価は材料出尽くしで売りが優勢となっている。

★9:04  タツタ電線-3日続伸 JX金属によるTOB 6月21日から開始予定
 タツタ電線<5809.T>が変わらずをはさみ3日続伸。ENEOSホールディングス<5020.T>は12日、傘下のJX金属による同社への公開買い付け(TOB)を6月21日に開始する予定と発表した。
 
 中国の競争法に基づき必要な手続および対応に関して、クリアランスの取得が完了した。TOB価格は1株につき720円。TOB成立後は上場廃止となる見込み。なお、株価はTOB価格を上回って推移している。

★9:04  イーギャランティ-買い気配 新中計を策定 28.3期のROE20%以上めざす
 イー・ギャランティ<8771.T>が買い気配。同社は12日、25.3期から28.3期までの4年間を計画期間とする中期経営計画を策定したと発表した。

 データベース整備を求める安定成長から、リスク引受力向上と資源投入により加速度的成長へシフトするとしている。
 
 数値目標として、28.3期の経常利益は100.0億円(24.3期実績は49.0億円)、ROEは20%以上(同15.3%)をめざすという。

 配当政策については、配当性向50%以上を目標として配当を実施し、企業価値の向上に応じて配当総額を持続的に高めていくとしている。

★9:05  エコム-下落 3Q累計営業益43%減 製品の長納期化が続く
 エコム<6225.NG>が下落。同社は12日、24.7期3Q累計(8-4月)の営業利益は1億0600万円(前年同期比42.6%減)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は43.1%。

 産業システム事業において、従前から続く部品供給不足への対応が少しずつ回復傾向にはあるものの、製品の長納期化が解消されない状況が続いた。この結果、減益となった。

★9:06  テンポスHD-買い気配 今期営業益30%増見込む 株主優待制度を拡充
 テンポスホールディングス<2751.T>が買い気配。同社は12日、25.4期通期の連結営業利益予想を36.6億円(前期比29.6%増)に、年間配当予想を9円(前期は9円)にすると発表した。

 前期は赤字となっていた通信販売のテンポスドットコムの営業黒字化を見込むほか、各事業で前期比で増収増益を見込む。

 24.4期通期の連結営業利益は28.2億円(前の期比27.2%増)だった。

 主力の物販事業において、中小飲食店を主要顧客とする店頭販売のテンポスバスターズと、通信販売のテンポスドットコムが、顧客の中でも特に新店オープンする顧客を捉えることで業績を伸ばしたとしている。

 併せて24.4期の期末配当を従来予想の10円に対して9円(前の期末は9円)に決定した。年間配当も同額となる。株主優待を重視し、株主優待制度を拡充することを踏まえた。

 従来は4月末日の同社株主名簿に記載された同社株式100株以上の株主を対象に、株主優待食事券8000円分を贈呈していた。新たに10月末日の同社株主名簿に記載された同社株式100株以上の株主を対象に抽選方式を用い食事券を贈呈し、当選しなかった株主にも一定額の食事券を配布するとしている。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 39,829.56 +903.93
TOPIX 2,740.94 +19.82
グロース250 675.75 +14.10
NYダウ 42,313.00 +137.89
ナスダック総合 18,119.59 -70.70
ドル/円 143.21 -1.60
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ