前場コメント No.8 coly、スギHD、モイ、Pアンチエイジ、日本電解、太平洋セメ

2024/06/14(金) 11:30
★10:06  coly-大幅高 1Q営業赤字拡大も悪材料出尽くし
 coly<4175.T>が大幅高。同社は13日、25.1期1Q(2-4月)の営業損益は5.0億円の赤字(前年同期は4.0億円の赤字)だったと発表した。
 
 新作モバイルゲーム「ブレイクマイケース」がリリース直前となり開発費・広告宣伝費が増加したほか、大手エンターテインメント企業との協業案件の開発など、費用が先行したとしている。
 
 なお、株価は悪材料出尽くしで買いが入っている。

★10:06  スギHD-大和が目標株価引き上げ 新年度も2ケタ増益を予想
 スギホールディングス<7649.T>が7日ぶり反発。大和証券では、新年度も2ケタ増益を予想。レーティングは「3(中立)」を継続し、目標株価を2267円→2570円に引き上げた。

 同社の新年度ガイダンスは、売上高8100億円(前期比8.8%増)、営業利益400億円(同9.2%増)の計画と、大和ではポジティブに評価。今期の見通しを踏まえ、目標株価を引き上げた。今年度の薬価・診療報酬改定の影響は緩やかな見込みで、足元既存店も好調であるが、決算後にいったん株価も上昇したため織り込み済みの水準としている。

★10:13  モイ-急落 1Q営業益6%減 課金ユーザー数減少や手数料増加など響く
 モイ<5031.T>が急落。同社は13日、25.1期1Q(2-4月)の営業利益は4500万円(前年同期比6.1%減)だったと発表した。通期の会社計画は7200万円。

 ポイントPU(課金ユーザー数)、ポイントARPPU(有料ユーザー1人あたりの平均収益)、ポイント販売売り上げが、競合環境変化の影響により前年同期比で減少した。メンバーシップ売り上げに連動した手数料と人件費の増加も響いた。

★10:20  プレミアアンチエイジング-大幅高 3Q累計営業益92%減もコンセンサス上回る
 プレミアアンチエイジング<4934.T>が大幅高。同社は13日、24.7期3Q累計(8-4月)の連結純利益は300万円(前年同期比92.4%減)だったと発表した。市場コンセンサスは500万円の赤字。
 
 リカバリー事業の利益が伸長したことに加え、広告投資をコントロールしたことから、計画を大きく上回る黒字を計上したとしている。

 なお、株価はコンセンサス予想を上回る結果となったことで、買いが優勢となっている。

★10:22  日本電解-急騰 インド非鉄大手のヒンダルコと協業へ
 日本電解<5759.T>が急騰。同社は14日8時30分、インドで銅カソードおよび銅の棒線材料の製造事業などを行うヒンダルコ・インダストリーズ(以下、ヒンダルコ)と、リチウムイオン電池用銅箔分野での協業に向けた覚書を締結したと発表した。

 協業により、同社はヒンダルコに対しリチウムイオン電池用銅箔の製造に関する技術コンサルティング・支援を提供する。今後、インドを含む全世界の車載用リチウムイオン電池のサプライチェーン構築において、その一翼を担い得るものと考えている。

★10:34  太平洋セメント-SMBC日興が目標株価引き上げ 国内収益改善の決意など評価
 太平洋セメント<5233.T>が反発。SMBC日興証券では、盤石な米国セメントと、国内の収益改善の決意を評価。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価を5000円→5600円に引き上げた。

 同社は25.3期は過去2度実施した価格改定と、石炭安によって国内セメントが大きく改善する見通しだが、SMBC日興では円安によるコスト高止まりや、内需の停滞が引き続き懸念材料と指摘。一方で、米国は旺盛なインフラ投資を背景に堅調な業績が続く見通しで、同社業績をけん引するとみている。26.3期に向けては、5月に打ち出した国内セメントの値上げで収益性を高めることができるかに注目としている。


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