前場コメント No.5 三井物、三井化学、地主、リンクバル、セグエ、マーチャント

2024/06/18(火) 11:30
★9:08  三井物産-底堅い 印大手金属リサイクル事業者へ出資参画
 三井物産<8031.T>が底堅い。同社は17日、インドのMTC Business Private(以下MTC)へ出資参画すると発表した。
 
 MTCはインド全土に30か所以上のスクラップ選別・加工拠点を展開する大手金属リサイクル事業者。同出資参画を通じ、伸び行くインドにおけるリサイクル資源のサプライチェーン構築と脱炭素社会の実現に貢献していくとしている。

★9:09  三井化学-7日ぶり反発 半導体製造材料を量産 回路原版の保護膜 最先端装置に対応=日経
 三井化学<4183.T>が7日ぶり反発。18日付の日本経済新聞朝刊は、同社が半導体製造用の最先端露光装置で使う製品の量産を始めると報じた。
 
 記事によると、量産するのは、半導体回路の原版を保護する薄い膜材料「ペリクル」の次世代品。露光装置で半導体ウエハーにレーザーを当てて回路を描く際、原版に傷やホコリがつくのを防ぐ役割があるという。

 山口県の岩国大竹工場内に生産ラインを置くという。高いシェアを持つ製品の次世代品を投入し、先端半導体の需要増に対応するとしている。

★9:10  地主-大和が新規「1」でカバレッジ 今後の土地取得加速に注目
 地主<3252.T>が買い気配。大和証券では、今後の土地取得加速に注目とし、新規にレーティング「1(買い)」、目標株価を3560円でカバレッジを開始した。

 大和では、JINUSHIビジネスおよび地主REITの認知度向上に伴い、土地取得および底地売却と地主REITの拡大が加速すると見込んでいる。今後は既存物件の土地部分取得の大幅増加も見込まれ、長期的にも土地取得の加速余地は大きいと判断。今後はリスクプレミアムの縮小および、底地売却とREIT運用報酬の増加による高い利益成長性が意識されると指摘している。

★9:13  リンクバル-買い気配 オープンハウスと協業 婚活イベントなど共同企画
 リンクバル<6046.T>が買い気配。同社は17日、オープンハウスグループ<3288.T>と「住まいと大切な人との出会い」をテーマに協業すると発表した。

 東京・大阪での恋活・婚活イベント「LOVE FES」拡大開催、オープンハウスグループのショールームを会場とした恋活・婚活パーティの開催、同社のマッチングアプリ「CoupLink(カップリンク)」での「家の条件」マッチング機能の搭載といった共同企画を実施するとしている。

★9:13  セグエG-4日ぶり反発 エンジニアリングサービス業展開のテクノクリエイションを子会社化
 セグエグループ<3968.T>が4日ぶり反発。同社は17日、テクノクリエイション(東京都台東区)の全株式を取得して子会社化すると発表した。
 
 テクノクリエイションは、情報通信インフラサービスに特化したエンジニアリングサービス業を展開する会社。大手通信キャリア、官公庁、教育機関などに対し、高品質なネットワークやサーバの設計構築および運用・保守・監視サービスを提供し、顧客からも高い支持を得ているという。
 
 同社では、テクノクリエイションの事業や技術者中心の社員構成、企業風土が、グループのシステムインテグレーション事業のより一層の強化に寄与するとみている。同社が今後さらに注力していきたいサイバーセキュリティ分野における価値も上げていけるとの観点から、子会社化に至ったとしている。

★9:14  マーチャント-3日ぶり反落 ColorsJapanと業務提携しM&A強化
 マーチャント・バンカーズ<3121.T>が3日ぶり反落。同社は17日、ColorsJapan(大阪府大阪市)と業務提携のうえ、企業価値向上のための手段として、M&Aを強化すると発表した。
 
 同業務提携により、ColorsJapanグループで手掛ける、あるいは、ColorsJapanグループから紹介を受けるM&A案件に、同社単独あるいは両社共同で取り組むことにより、さらなる企業価値向上を図るとしている。

 なお、株価への好影響は限定的となっている。


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