後場コメント No.1 マイクロニクス、KLab、松屋R&D、ニデック、コーセル、鹿島

2024/06/19(水) 15:28
★12:30  日本マイクロニクス-丸三が新規に「買い」 プローブカードの需要拡大で業績伸長へ
 日本マイクロニクス<6871.T>が4日ぶり反発。丸三証券では、半導体検査に使用されるプローブカードの需要拡大に伴う業績伸長を予想。投資判断は新規に「買い」とし、目標株価を9500円に設定した。

 丸三では、プローブカードの需要増加による同社の中長期的な業績拡大を予想。予想に基づくPER水準から現状の株価も割安とみている。今期以降プローブカードをドライバーに過去最高益更新が続くと予想しており、過去のレンジ上限であるPER30倍は許容範囲としている。

★12:31  KLab-後場下げ幅縮小 「ジョジョの奇妙な冒険」オンラインゲームの開発プロジェクト再始動
 KLab<3656.T>が後場下げ幅縮小。同社は19日12時、「ジョジョの奇妙な冒険」アニメーションシリーズの新作モバイルオンラインゲームについて、共同開発プロジェクトを再始動すると発表した。

 2020年にゲーム配信権の取得を発表したが、当初の開発パートナーとの都合によりプロジェクトを中断していた。今回、中国の互愛互動(北京)科技(WANDA CINEMAS GAMES)とパートナーシップを締結し、日本を除く全世界に向け2026年内リリースをめざすとしている。

★12:34  松屋R&D-後場買い気配 エアバッグ用自動縫製ラインおよびレーザー裁断機を大口受注
 松屋アールアンドディ<7317.T>が後場買い気配。同社は19日11時30分、エアバッグ用自動縫製ラインおよびレーザー裁断機の大口受注をしたと発表した。
 
 セイフティシステム事業における縫製自動機について、エアバッグ用自動縫製ラインおよびレーザー裁断機2台を国内大手エアバッグメーカー2社より海外工場向けとして受注した。受注予定金額は2社合計で約3億1000万円だとしている。

★12:36  ニデック-大幅高 永守氏「岸田社長は本物」 AI関連1兆円めざす=日経
 ニデック<6594.T>が大幅高。19日付の日本経済新聞朝刊は、同社が18日に株主総会を開き、永守重信・代表取締役グローバルグループ代表は、4月1日に就任した岸田光哉社長兼最高経営責任者(CEO)を中心とする経営体制について「後継者選びは2人か3人失敗したが、今回は本物」と語ったと報じた。

 記事によれば、総会後の記者会見では、米スーパー・マイクロ・コンピューターと共同開発した生成AI向けサーバー用の冷却装置の事業戦略などを語ったという。生成AI(人工知能)向けサーバーの冷却装置を将来は1兆円規模の事業に育てたい考えも示したとしている。

★12:37  コーセル-後場マイナス転換 今期営業益23%減見込む 前期は計画上振れ
 コーセル<6905.T>が後場マイナス転換。同社は19日11時30分、25.5期通期の連結営業利益予想を53.2億円(前期比23.1%減)にすると発表した。

 品質保証体制強化、サプライチェーン強化による受注変動に強いものづくり体制構築、新製品開発力強化に取り組むとともに、売り上げ拡大に向けて、顧客密着営業活動と新製品拡販活動に注力するとしている。

 24.5期通期の連結営業利益は69.1億円(前の期比40.3%増)だった。会社計画の64.9億円から上振れて着地した。売上高の増加と変動費比率の低下による収益力の上昇などが寄与した。

 併せて24.5期の期末配当予想を26円から27円(前の期末は17円)に上方修正すると発表した。年間配当予想は54円(前の期は32円)となる。

★12:39  鹿島-反発 建物の脱炭素化をライフサイクル全体で支援するシステム構築
 鹿島<1812.T>が反発。同社は19日、建物の脱炭素化をライフサイクル全体で総合的に支援するシステム「K-ZeX」を構築したと発表した。
 
 同システムを用いることで、建物の企画、基本計画から設計、施工、運用までの各段階におけるデータベースやナレッジ、アプリケーション、サービスが統合され、建物のライフサイクル全体のCO2排出量削減を目指す脱炭素設計をより体系的に推進することができるとしている。


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