前場コメント No.10 豊田合、アディッシュ、イオン、GENDA

2024/06/20(木) 11:31
★11:10  豊田合成-3日続伸 小型人工衛星を開発・運用するスタートアップに出資
 豊田合成<7282.T>が3日続伸。同社は20日、衛星から得られたデータの解析によるソリューション提供および小型SAR衛星の開発・運用を行うSynspective(東京都江東区)に出資したと発表した。
 
 Synspectiveが展開する宇宙関連ビジネスは今後成長が見込めることから、将来的に同社の技術が活かせる分野の探索を見据え、情報収集するために出資したとしている。

★11:11  アディッシュ-急騰 クラウドサーカスやユニリタなど3社と提携
 アディッシュ<7093.T>が急騰。同社は20日11時、SaaS企業の「BPaaS化支援サービス」ならびに「BPaaS」の提供を開始し、第1弾としてスターティアホールディングス<3393.T>傘下のクラウドサーカス、ユニリタ<3800.T>、パートナープロップ(東京都渋谷区)と提携したと発表した。

 BPaaS(Business Process as a Service)はBPO(Business Process Outsourcing)とSaaS(Software as a Service)の造語。今回、ユニリタが提供する「Growwwing(グローウィング)」と、パートナープロップが提供する「PartnerProp」に、同社の活用サービス(BPO)を導入する。これにより、ユニリタは「Growwwing」のBPaaSモデル、パートナープロップは「PartnerProp」のBPaaSモデルを実現し、サービスとして提供するとしている。

★11:15  イオン-続落 イタリア政府による特別事業「GDOプロジェクト」契約締結
 イオン<8267.T>が続落。同社は20日11時、グループのイオンリテールが2024年4月、イタリア大使館貿易促進部と同社グループとして初めて、食品・ワイン部門に特化した「GDOプロジェクト」を締結したと発表した。
 
 GDOプロジェクトは、イタリア企業の海外進出を海外の大規模小売チェーンとの直接契約によって支援するイタリア政府による特別事業で、日本ではイタリア大使館貿易促進部により運営されているという。
 
 同契約を通じてイタリア大使館貿易促進部と強固なパートナーシップを築き、2025年秋までの契約期間、既存のイタリア直輸入商品に加えて、新たな取引先企業や商品の発掘を推進することで、イタリア製品輸入拡大に取り組み、2024年度の直輸入商品の取引高は前年比1.7倍を目標に取り組むとしている。

 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★11:16  GENDA-SBIが目標株価引き上げ 決算を受けてSBI予想を見直し
 GENDA<9166.T>が3日続落。SBI証券では、今回の決算を受けてSBI予想を見直し。投資判断「買い」を継続、目標株価を2095円→2300円と引き上げた。

 同社の25.1期1Q(2-4月)の営業利益は21億円(前年同期比23%増)となり、SBI予想(15.3億円)を大きく上回って着地した。前期オープンした店舗およびM&Aにより取得した店舗の貢献が大きかった。
 今回の決算を受けてSBI予想を見直し。主にNational Entertainment Networkの収益貢献(連結開始が4Qからの前提)や国内既存店、カラオケBanBanのSBI予想を引き上げた。前回予想には織り込んでいなかったシン・コーポレーションとプレビの収益貢献も予想に織り込んだ。
 以上から、SBI予想営業利益は25.1期82億円(前回75億円)としている。


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